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ノスタルジア1907の作者は何を作ってきたか [ゲーム]


アドベンチャーゲームサイド Vol.0 (GAMESIDE BOOKS) (ゲームサイドブックス)

アドベンチャーゲームサイド Vol.0 (GAMESIDE BOOKS) (ゲームサイドブックス)

  • 作者: ゲームサイド編集部
  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2013/03/30
  • メディア: ペーパーバック



引き続き、アドベンチャーゲームサイドの話を。
ちなみにこのデッドゾーン表紙のムック、発売されてから一年以上経っていた。よく本屋も置いておいたな。

特集されていた中でも一番思い入れがあるかもしれない「ノスタルジア1907」。メガCDのローンチとして発売され、惑星ウッドストックと供に盛大に投げ売りされたゲームである。会話する時に感情を選ぶ事でゲームが進展するというシステムが売りだった。ゲーム機本体にバックアップ機能があるにも関わらずセーブが出来なく、章を選択する事で途中から遊ぶ事は出来るのだが、クリアするには中盤でフラグを立てておく必要があり、結局そこから音声を飛ばしながら長い道のりを進む必要があったという、そういう意味ではクソゲーであった。

しかしセピア調のグラフィック、なんか大人っぽいストーリー、しんみりする主題歌、色っぽいヒロインなど、当時高校生だった自分に強烈な印象を残したゲームだった。

どこかで聞いた様な気もするが、開発者はカプコンのアクションゲーム、「ストライダー飛竜」を作った人だったというのも衝撃。カプコン退社後に東京に移り、オモチャ会社が作ったシュールドウェーブに入社。好きに作れと言う感じで作ったゲームがノスタルジアだったそう。そんなだったからか、会社の経営が怪しくなり、ミッチェルに転職。ノスタルジア2が開発、発売されたのはその後だそう(つうか、2ってパソコンでは発売されてたんですね。ずっとメガCDで待っていたので知らなかった)。

ミッチェルでは対戦格闘ゲーム「チャタンヤラクーシャンク」と、飛竜の続編的存在「キャノンダンサー」を開発。後者は知っていたけど前者は全く知らなかった。動画を見てみたが、地味で売れないはずだとは思うがなかなか衝撃的なゲームデザインである。ちなみにスト2ブームにのっかったものだそう。



その後はエニックスからプレステで「鈴木爆発」、DSで「落シ刑事」、スマホで「アナタ図書館」、プレステ3&XBOX360でMoonDiver」や3DSで「行列ナゲループ」などのダウンロードソフトを手がけている様である。
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