富沢順の4コマ漫画「順ちゃんのオーエン歌」 [名作紹介]
「順ちゃんのオーエン歌 」を購入して読んだ。
富沢順に日記漫画があるとは知らなかった。
正確に言えば日記漫画ではなく、作者が主人公の4コマ漫画だけど。
だからなのだが、内容は面白くない。
リアリティが無い。
この作者しか見ることができないデティールがほとんど書かれてないのだ。
スーパージャンプが好きなように書かせてくれないことをボヤいたり、理容師に近所に漫画家が住んでると聞かされてドキドキしていたら浦沢直樹のことだったり、当時メガヒットを飛ばしていたさくらももこに嫉妬したり、そんな所は面白いのだが、そこだけだ。巻末のおまけ漫画レベルという評もあったがその通り。自分的には雑誌の正月企画で慣れない4コマ描いたみたいな印象だ。
富沢順作品を初めて読んだのは週刊少年ジャンプの「学園情報部HIP(1984年)」である。洗練された画とストーリーで大ファンだったのだが、少年誌と肌が合わなかったのか短期連載で終わってしまった(森高千里&高田純次主演で単発ドラマ化されてる)。やがて富沢氏は青年誌スーパージャンプに移籍し、「企業戦士Yamazaki (1992年)」でヒットを飛ばす。「順ちゃんのオーエン歌」は、ちょうどそのヒットの直前に描かれたもののようだ。1巻と描かれているが、続きは発売されてない。
富沢氏といえばアシスタント時代の、上手すぎるけど割と車田漫画に馴染んだモブも好き。
富沢順に日記漫画があるとは知らなかった。
正確に言えば日記漫画ではなく、作者が主人公の4コマ漫画だけど。
だからなのだが、内容は面白くない。
リアリティが無い。
この作者しか見ることができないデティールがほとんど書かれてないのだ。
スーパージャンプが好きなように書かせてくれないことをボヤいたり、理容師に近所に漫画家が住んでると聞かされてドキドキしていたら浦沢直樹のことだったり、当時メガヒットを飛ばしていたさくらももこに嫉妬したり、そんな所は面白いのだが、そこだけだ。巻末のおまけ漫画レベルという評もあったがその通り。自分的には雑誌の正月企画で慣れない4コマ描いたみたいな印象だ。
富沢順作品を初めて読んだのは週刊少年ジャンプの「学園情報部HIP(1984年)」である。洗練された画とストーリーで大ファンだったのだが、少年誌と肌が合わなかったのか短期連載で終わってしまった(森高千里&高田純次主演で単発ドラマ化されてる)。やがて富沢氏は青年誌スーパージャンプに移籍し、「企業戦士Yamazaki (1992年)」でヒットを飛ばす。「順ちゃんのオーエン歌」は、ちょうどそのヒットの直前に描かれたもののようだ。1巻と描かれているが、続きは発売されてない。
富沢氏といえばアシスタント時代の、上手すぎるけど割と車田漫画に馴染んだモブも好き。
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