本当にあった江戸時代のエロ日記「元禄御畳奉行の日記」 [名作紹介]
その昔、三谷幸喜脚本、浜田雅功主演で幕末を舞台にしたTVドラマがあった。「サラリーマンが傘を忘れるみたいに、武士が刀を忘れることもあったはずだ」という話を、三谷が浜田にしたそうだ。現実にそれよりひどい武士がいた。ライブ会場で夢中になるあまり、腰に差した刀を盗まれているのだ。
そんな間抜けなエピソードが漫画で読めるのは巨匠・横山光輝の「元禄御畳奉行の日記」だ。元禄時代に実在した侍、朝日文左衛門の日記、「鸚鵡籠中記(おうむろうちゅうき)」のコミカライズである。朝日文左衛門はかなり遊び人だったようで、文学もスポーツもやるし、ライブも行くし、女遊びもしまくり。酒も死ぬほど飲んで、実際死んでいる。そんな武士が26年も書き続けた日記が残っているそうなのだ。
赤穂浪士の討ち入りにあまり関心を寄せてなかったり、生類憐みの令に地域による温度差があったり、当時の江戸時代の空気が伝わって来る。それにしても多いのはエロ関係の日記である。文左衛門はゴシップが大好きだったようで、8割はそんな話である。その辺、読み手を選ぶかもしれない。
そんな間抜けなエピソードが漫画で読めるのは巨匠・横山光輝の「元禄御畳奉行の日記」だ。元禄時代に実在した侍、朝日文左衛門の日記、「鸚鵡籠中記(おうむろうちゅうき)」のコミカライズである。朝日文左衛門はかなり遊び人だったようで、文学もスポーツもやるし、ライブも行くし、女遊びもしまくり。酒も死ぬほど飲んで、実際死んでいる。そんな武士が26年も書き続けた日記が残っているそうなのだ。
赤穂浪士の討ち入りにあまり関心を寄せてなかったり、生類憐みの令に地域による温度差があったり、当時の江戸時代の空気が伝わって来る。それにしても多いのはエロ関係の日記である。文左衛門はゴシップが大好きだったようで、8割はそんな話である。その辺、読み手を選ぶかもしれない。
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