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規制された「Dr.スランプ」 [名作紹介]

鳥山明の受難といえば、「Dr.スランプ」にウルトラマンやゴジラなどを漫画に登場させたのをのちに修正させられ(のちに円谷とコラボしてグッズの販売などをしている)、完全版などは見るに堪えられない出来になっており、全く何のための完全版なのかという感じである。「あのころのわし」など、書き下ろしが読めるので、やはり買うならノーマルタイプだ。
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(ゴーマニズム宣言より)

円谷関連の修正に比べ、あまり話題になってない様な気がするので、今回紹介しておこうと思ったが、黒人問題でもこの漫画は修正を受け入れている。ゴーマニズム宣言などに詳しいが、一時期黒人表現で業界が萎縮してしまったことがあった。未だにそうなのかよくわからないが、黒人を記号的に描くことが差別になってしまったのだ。
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スランプ2.png

アメリカンスクールと野球をする話があるが、6つ子の天才野球少年が後刷りではなんとロボットになってしまっている。これはこれで面白いのだが、最終巻でスッパマンがドキュメンタリー番組を捏造する話では無理やりヒゲと猫耳を付け足され、アオネコ島の原始人にさせられていて、かなり苦しい。アオネコというのは「黒」じゃないよというということを示唆しているのだろうか。しかしスッパマンは肌を黒く塗れと指示しているが。。。
スランプ3.png

こんなのも。
スランプ4.png

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