SSブログ

書店はどう生き残るべきかが読める2冊「DAIHONYA」と「ばんえい駆ける」 [名作紹介]

amazonのせいで町から本屋が消えようとしている。
大本屋1.png

と言っても、かつて町の小さな書店を潰してきた巨大チェーンが、自分たちが潰される側に回ったところで不平不満をあげているだけなのだが。因果応報。アメリカでも区画ごとぶっ潰す戦略のビデオレンタルチェーン「ブロックバスター」が、ネットレンタル普及の影響で区画ごとバスターされた。
大本屋2.png

書店もいろいろ努力しているのだろうが、はたから見るとあまり伝わって来る感じはしない。むしろ立ち読み客を嫌ったり、万引きにピリピリしてる感じが伝わってきて居心地が悪い。ネット注文だと遅いこともあるので、ネットで在庫検索出来ればもっと書店を利用しようという気にもなるのだが。。。
大本屋3.png

「DAIHONYA(大本屋)」はとり・みき作画、田北鑑生原作。
近未来(単行本初版は1993年)の本屋を描いたSF漫画。巨大書店に侵入したテロリストと、書店管理官の攻防を描いている。いわゆる電子書籍は登場せず、アナログな本の新たな生き残り手段を表現している。
大本屋4.png

「ばんえい駆ける」は92年の漫画。
書店がどうこうという内容ではないが、好きなので紹介しておく。
ばんえい1.png

書店漫画っぽくなるのは2巻から。雑誌でここから読み始めて気に入ったが、すぐに終わってしまった。この作者もしばらく気にしていたが、どうもこれ1作が独特な作品のようだ。
ばんえい2.png

ダイホンヤ

ダイホンヤ

  • 作者: とり みき
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本



ばんえい駆ける(2) (ビッグコミックス)

ばんえい駆ける(2) (ビッグコミックス)

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1993/02/27
  • メディア: Kindle版



タグ:本屋
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。