真田丸で取り上げられた韓信を漫画で読もう! [歴史漫画]
真田丸で韓信の背水の陣が取り上げられた。
背水の陣とは、「自ら不利な状況に追い込むことで力を引き出す」と語られるのが一般的。しかし実際にこの作戦で名を知らしめた韓信の狙いはそれだけでなく、不利な地形に布陣したことで相手を油断させおびき寄せ、奇襲を成功させることにあった。。。〜という様なことがドラマでは語られている。
ところで韓信とはどんな人物なのだろう。
三国志の劉備の先祖(?)、劉邦の中国統一に尽力した戦争の天才。どこでそんな能力を身につけたのかが謎。世渡り下手で、見た目で損をするエピソードが多いことから軍事オタクな人物だったのだろうと思われる。若い頃、街で不良に絡まれ、相手の股の下をくぐって命乞いしたことで有名に。その辺を漫画で一番エモーショナルに描写したのが本宮ひろ志の「赤龍王」。
韓信の能力はわかる人にはわかった様で、天下二分の争いを繰り広げた項羽、劉邦の両陣営の軍師は早くから韓信を重く用いる様に進言していたという。結局、人任せが得意な劉邦が、韓信の才能を開花することが出来た。以来、韓信はこの時代のスーパースターとなる。この辺の描写は漫画では横山光輝の「項羽と劉邦」がオススメだ。
やはり韓信は軍事オタク的な人物だったのだろうか。世渡りが下手すぎた。韓信の存在は天下二分の争いを三分にしてしまうほどだったが、本人に天下を獲る欲がなかった。「すばしっこいウサギが死ぬと、猟犬は用済みになって食べられてしまいますよ」」などと忠告するものもいたが韓信は耳を貸さなかった。天下統一した劉邦の劣化ぶりは秀吉以上。三国志であれば、劉備が五虎大将軍を皆殺しにするレベルの粛清をやってのけ、韓信も誅殺されてしまったのである。この辺は横山光輝の「史記」に詳しい。
真田丸で昌幸が「韓信は馬鹿だ」と場を茶化すシーンがあったがドキリとさせられた。「狡兎死して走狗煮らる」は真田丸の昌幸とは一番縁遠い言葉であろう。
背水の陣とは、「自ら不利な状況に追い込むことで力を引き出す」と語られるのが一般的。しかし実際にこの作戦で名を知らしめた韓信の狙いはそれだけでなく、不利な地形に布陣したことで相手を油断させおびき寄せ、奇襲を成功させることにあった。。。〜という様なことがドラマでは語られている。
ところで韓信とはどんな人物なのだろう。
三国志の劉備の先祖(?)、劉邦の中国統一に尽力した戦争の天才。どこでそんな能力を身につけたのかが謎。世渡り下手で、見た目で損をするエピソードが多いことから軍事オタクな人物だったのだろうと思われる。若い頃、街で不良に絡まれ、相手の股の下をくぐって命乞いしたことで有名に。その辺を漫画で一番エモーショナルに描写したのが本宮ひろ志の「赤龍王」。
韓信の能力はわかる人にはわかった様で、天下二分の争いを繰り広げた項羽、劉邦の両陣営の軍師は早くから韓信を重く用いる様に進言していたという。結局、人任せが得意な劉邦が、韓信の才能を開花することが出来た。以来、韓信はこの時代のスーパースターとなる。この辺の描写は漫画では横山光輝の「項羽と劉邦」がオススメだ。
やはり韓信は軍事オタク的な人物だったのだろうか。世渡りが下手すぎた。韓信の存在は天下二分の争いを三分にしてしまうほどだったが、本人に天下を獲る欲がなかった。「すばしっこいウサギが死ぬと、猟犬は用済みになって食べられてしまいますよ」」などと忠告するものもいたが韓信は耳を貸さなかった。天下統一した劉邦の劣化ぶりは秀吉以上。三国志であれば、劉備が五虎大将軍を皆殺しにするレベルの粛清をやってのけ、韓信も誅殺されてしまったのである。この辺は横山光輝の「史記」に詳しい。
真田丸で昌幸が「韓信は馬鹿だ」と場を茶化すシーンがあったがドキリとさせられた。「狡兎死して走狗煮らる」は真田丸の昌幸とは一番縁遠い言葉であろう。
史記 コミック 全15巻完結 (ビッグゴールドコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者: 横山 光輝
- 出版社/メーカー: 小学館
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