電子書籍時代到来?一抹の寂しさを感じさせる大月悠祐子の「ど根性ガエルの娘」2巻 [新刊]
いつまで経っても2巻が出ない。
いつの間にか掲載誌を移籍。ウェブコミックに。
たまに作者のTwitterの検索。ある日そこに2巻の情報が!
しかしどこを探しても2巻は電子書籍版の情報しかない!
新たにおまけを収録してリニューアルされた1巻の100円セールは前日に終了!
なんてこったあああああああああ!!!!!!!
そんな「ど根性ガエルの娘」の電子書籍2巻をついに購入しました。
さすがに電子版1巻は未購入。
リアル書籍版を諦めた理由は、「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」の永田カビの新刊も電子書籍版オンリーだったから。
なんだなんだ。両方とも売れなかったのか。もしそうだとしたら?出版のハードルが下がったのは良いことかもしれない。でも電子書籍版の印税で作家は食べていけるのだろうか。特に永田カビは不安だ。カビの新刊を読み終えて、さらにそう思った。しかし電子書籍版は、就寝前の読書をささやかな楽しみとする60過ぎの母に読ますには端末ごと貸さないといけない。そもそも寝ながら読みにくい。
共存共栄する意見もあるが、俺は紙の本は何十年後かには希少生物の域にまで達すると思っている。電子化の流れは望んでいたことではあるが、現在では不便な部分もやはりある。紙の本が欲しいなあ。
‥と思っていた翌日。
永田カビが漫画でTwitterのことをネタにしている。
読みに行ったら、そこにリアル書籍の写真が。嘘だろと思ってAmazonを見たら、売ってるじゃないですか。ええええ?昨日はなかったと思ったのは錯覚だったのか?仕方がないからリアル書籍版も購入。永田カビの養分の足しになってくれれば、まあいいや。
ちなみにど根性ガエルの娘はやはり電子書籍版オンリーのようだ。
2巻を読んで見ると、いろいろ闇が深い。
永田カビも病んでいるが、大月悠祐子も家ごと半端なかった。
1巻の印象は、誤解だったのだ。
不幸があっても前向きに生きる母。
父を反面教師に真っ当に生きる娘。
‥のお話だと思っていたが、母は宗教(次巻収録エピソード)に、娘は汚ギャルのニートに。
重すぎる話だ。
読んでいて3巻はないのではと思ったが、まだウェブ版は連載されていて安心した。
弟が医者になって、しっかりとした父親になっているのは驚いた。
ちなみに、父の吉沢やすみの家族エッセイ漫画がKindle読み放題になっていたので読んで見たのだが、それでは弟ではなく兄となっていた。おそらく弟が正しいのだが、どうしてこんなことになったのだろうか。「娘」にある壁に穴を開けるエピソードも、普通の夫婦喧嘩のように描かれていて興味深い。平凡な家族エッセイ漫画だが、現実は修羅場だったというわけだ。
単行本派なのだが、今回記事を書くにあたって、ウェブ連載中の単行本未収録話を読んでみた。本宮ひろ志がかっこよくてグッときた。
いつの間にか掲載誌を移籍。ウェブコミックに。
たまに作者のTwitterの検索。ある日そこに2巻の情報が!
しかしどこを探しても2巻は電子書籍版の情報しかない!
新たにおまけを収録してリニューアルされた1巻の100円セールは前日に終了!
なんてこったあああああああああ!!!!!!!
そんな「ど根性ガエルの娘」の電子書籍2巻をついに購入しました。
さすがに電子版1巻は未購入。
リアル書籍版を諦めた理由は、「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」の永田カビの新刊も電子書籍版オンリーだったから。
なんだなんだ。両方とも売れなかったのか。もしそうだとしたら?出版のハードルが下がったのは良いことかもしれない。でも電子書籍版の印税で作家は食べていけるのだろうか。特に永田カビは不安だ。カビの新刊を読み終えて、さらにそう思った。しかし電子書籍版は、就寝前の読書をささやかな楽しみとする60過ぎの母に読ますには端末ごと貸さないといけない。そもそも寝ながら読みにくい。
共存共栄する意見もあるが、俺は紙の本は何十年後かには希少生物の域にまで達すると思っている。電子化の流れは望んでいたことではあるが、現在では不便な部分もやはりある。紙の本が欲しいなあ。
‥と思っていた翌日。
永田カビが漫画でTwitterのことをネタにしている。
読みに行ったら、そこにリアル書籍の写真が。嘘だろと思ってAmazonを見たら、売ってるじゃないですか。ええええ?昨日はなかったと思ったのは錯覚だったのか?仕方がないからリアル書籍版も購入。永田カビの養分の足しになってくれれば、まあいいや。
ちなみにど根性ガエルの娘はやはり電子書籍版オンリーのようだ。
2巻を読んで見ると、いろいろ闇が深い。
永田カビも病んでいるが、大月悠祐子も家ごと半端なかった。
1巻の印象は、誤解だったのだ。
不幸があっても前向きに生きる母。
父を反面教師に真っ当に生きる娘。
‥のお話だと思っていたが、母は宗教(次巻収録エピソード)に、娘は汚ギャルのニートに。
重すぎる話だ。
読んでいて3巻はないのではと思ったが、まだウェブ版は連載されていて安心した。
弟が医者になって、しっかりとした父親になっているのは驚いた。
ちなみに、父の吉沢やすみの家族エッセイ漫画がKindle読み放題になっていたので読んで見たのだが、それでは弟ではなく兄となっていた。おそらく弟が正しいのだが、どうしてこんなことになったのだろうか。「娘」にある壁に穴を開けるエピソードも、普通の夫婦喧嘩のように描かれていて興味深い。平凡な家族エッセイ漫画だが、現実は修羅場だったというわけだ。
単行本派なのだが、今回記事を書くにあたって、ウェブ連載中の単行本未収録話を読んでみた。本宮ひろ志がかっこよくてグッときた。
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