仕事奪われるお前が悪い？移民問題について語る前に読みたい浦沢直樹の「マスターキートン」

ウーマンラッシュアワーの村本という芸人さんが移民問題について

「（雇用を）奪われるほうが悪いんじゃない？」
「仕事できないお前が悪いんちゃうか？」

と発言したことがピックアップされて炎上しているらしい。

これ聞いて、真っ先に思い出したのが「マスターキートン」３巻。
迫害されるトルコ人移民をキートンが守る話。

　

村本さんの意見はちょっとピントハズレだと思う。
おそらくキートンを読んだことがない。
移民は受け入れるべきだと思う。
ただし段階を踏まないとエライことになるのは明らか。
真っ先に仕事のダンピングが始まる。

下手すれば仕事そのものがなくなるのだ。真っ先に弱い者を直撃する。不幸な外国人を救済するために、同じ人数の自国人を不幸にしましたでは全く意味がない。さらにそういう人間に対するケアが「仕事ができないお前が悪い」だというのだ。意味がわらからない。

「家族を飢えさせない」という気概のないものが政治を語ってはいけない。

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