角川書店が目をつけたウェブ漫画の傑作!映画化待った無し?マクレーンの「怒りのロードショー」 [名作紹介]
ふと本屋に寄って、新刊本をチェックしていたら、なんか聞いたことのあるタイトルが目についた。表紙絵をじっくり観察する。初見ではよくわからなかったが、確信した。これは超オモシロウェブ漫画、「怒りのロードショー」じゃないか!単行本が出たのか!どこの出版社だ?(角川でした)
「怒りのロードショー」は数年前の知ったアマチュア作家(多分)のウェブ漫画である。最近流行りの、趣味語り漫画とでも言おうか。内容は、仲良し男子学生グループが映画の感想について語り合うというもの。映画の良し悪しというより、様々な物の見方があるということについて描いていて、そのバランス感覚が心地よすぎる。構成も上手い。ダイハードをバカにしたキャラクターが、ブルースウィリスみたいな痛い目にあう話がかなり好き(サブタイトルにも注目されたし)。寡作ではあるがプロ並みのクオリティだと思う。基本、ウェブで全部無料で読める。単行本は書き下ろし付きだが、それが無くても購入したであろう一冊である。
かなりどうでもいいのだが、「シェリフ」と「ごんぞう」というキャラクターが時々読んでいてごっちゃになる。よく見れば書き分けはされているのだが、時々頭身が変わる同じキャラクターみたいだ。奇面組とか、ジョジョ4部の広瀬康一みたいな。
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