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38年ぶりに続編が描かれる「キャプテン」はジョジョの元ネタ? [名作紹介]

あの野球漫画の名作中の名作、「キャプテン」の続編が始まるらしい。
キャプテンの連載期間はウィキによると1972年から79年の7年間、月刊ジャンプで連載されていたそうだ。さらにウィキには、イチローがオリックス入団時に単行本全巻を寮に持ち込んだとある。親から子へ代々読ませ続けたい素朴で親しみやすい描写がウリ。特異なのは主人公が代替わりしていくところ。荒木飛呂彦も、実はその辺に影響を受けてジョジョを描いているのかもしれない。

初代キャプテンは谷口タカオ。
キャプテン1.png
性格は生真面目で控え目。ジョナサンタイプか。中学野球の名門、青葉学院から墨谷二中に転校。補欠だったのだが周囲から期待のギャップに苦しみ、それを埋めるために陰で努力を重ねてキャプテンになる。大工のお父さんが作ったマシン。読んでいた当時、子供心に憧れていた。

2代目キャプテンは丸井。
キャプテン2.png
のちに三代目キャプテンとなるスーパールーキーのイガラシにレギュラーを奪われるが、腐らずに精進を重ね、2代目キャプテンに。谷口を神と崇め、その足跡をトレースしようとするが短気な性格故に色々と空回りする。ジョセフ‥には似てないか。今気がついたが名前が無い!

3代目キャプテンはイガラシ。
キャプテン3.png
こちらも丸井が分からなかったと言ってる通り、名前が無い。ちなみに弟の名前は慎二。天才型の合理主義で周囲への配慮に欠ける部分があるが、何時でも非常に頼もしい存在でもある。まさに承太郎タイプ。

4代目キャプテンは近藤茂一。
キャプテン.png
ちょっとアスペルガー気味の問題児だが、パワーが一級品。仗助タイプだ。先代までは揃って上昇志向型のキャプテンだったが、近藤はまた違ったキャプテンぶりを見せる。画像は父親。(このころはまだ「コミュニケーション」という言葉が一般的ではなかったらしい。

 
さて、作者のちばあきおはすでに故人である。
続編を描くのはコージィ白倉。野球漫画家として最も成功しているものといえば、原作を務める「グラゼニ」だろう。連載はグランドジャンプ9号から。グランドジャンプといえば、現在アマゾンキンドルアプリで無料体験版が配信されているので、そちらでも読めるのかもしれない。

「何も足さない、何も引かない」が作品コンセプトだそうだ。タイトルは「キャプテン」だが、告知カットのユニフォームには墨高とあることから、正確にはすでにある続編、「プレイボール」の続きを描くのだろうか。


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