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遥かなる旅路、「ドラゴンボール」その初期構想とは6 [シリーズ]

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強さのインフレを起こすたびにリアリティの崩壊を起こしつつも人気を爆発させてきたドラゴンボール。大人の経済的な事情により、延命を繰り返し続ける作品になってしまった。その初期構想とはどんなものだったのだろう。

神が作りしドラゴンボール。それを自らの欲望のためにしか使わない人間たちを滅ぼすために送り込まれた孫悟空。。。という初期構想(妄想)はなぜなくなったのだろうか。それはおそらく、成長した孫悟空を鳥山明が「もうちょっと見たかったんじゃ」ということなのではないだろうか。

鳥山明のキャラクターはギャグ漫画にしては珍しく年をとる。ドクタースランプでは則巻センベエが結婚し、子供まで出来た。ガッちゃんは二人になった。アラレちゃんは免許をとった。ドラゴンボールも同様で、天下一武道会のたびに悟空の身長が伸び、優勝した3度目の大会ではダイナミックに青年的な頭身となった。これは当時相当な衝撃があった。鳥山明の漫画のキャラクターといえば二頭身というお約束を覆した、一歩間違えれば作品生命を失いかねない展開だった。ピッコロ大魔王との戦いの時から、あたためていたアイディアなのだろう。編集側の反対もあったかもしれない。
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3回目の天下一武道会では結婚までしてしまう。そこまで来たら、生まれてくる子供の顔も見たいだろう。鳥山明も描きたかったに違いない。そうすると、もうちょっとだけ続く必要が出てくる。当然生まれてくる子供には尻尾が。となると、ルーツを探る話になるだろう。その時を見越して、ピッコロ大魔王編では出自に関する話をやらなかったのではないか。これが自分の推測(妄想)である。
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