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結末は感電死ならぬ大爆死!実写版「ジョジョの奇妙な冒険」を見てきた。1 [シリーズ]

公開から10日ほど経ったのか?
ジョジョの実写映画を見てきた。

感想をざっくり言うと、中ボス戦まで面白い。ラスボス戦は退屈。しかしラストは鳥肌立った、と言う感じ。

4部のアクアネックレス戦からバットカンパニー戦までを映画化しているのだが、山岸由花子のエピソードが入っていたり、腹にナイフを残されてしまうコンビニ強盗がかつて仗助の祖父に更生させられた青年だったのが泣かせられたりと、アクアネックレス戦までのエピソードはアレンジが楽しめる。

ザ・ハンドからバットカンパニーの流れは割と原作に忠実。原作に忠実な方が良いと思うが、見ていて正直眠かった。なぜだろう。ちなみに原作のバットカンパニー戦は好きなエピソードの一つだが、最後にスタンドのミサイルを直して逆転するというオチがリアルタイムで読んでいる頃からどうかと思っていた。映画版はさらにそこから一手間加えてあって、ますます首を捻りたくなる結末になっている。

 
さて、ジョジョの映画版。興行的には大爆死だそうである。内容について評判は良いので、巻き返しもあるかなと思っていた。しかし地方の映画館の平日の朝一とはいえ、立地は駅前で夏休みである。お客さんは5人だった。前日に上映時間を調べた時おどろいたのだが、すでに日に2回しか上映されていない。もうダメかもしれない。。。

続編が作られるかどうかと言うのは、お金をどれぐらい稼げたかと言うのがすべてである。おそらくジョジョの続編が作られる可能性は低いだろう。ソフトが売れたらあるいは、ということはあるのだろうか。そういえばアニメ版も続編が作られないどころかソフト化もされず、幻の作品となってしまっている。ジョジョは映画に向かないのだろうか。

 
どうすれば今回の結果を回避できたのだろう。
爆死ということは、前評判が悪かったということであろう。「ネットの評判」と定義できるものがあったとして、どれぐらい興行に影響を及ぼすものなのだろうか。漫画やアニメの実写化にとって前評判に影響を及ぼすのはそのビジュアルが全てである。原作に忠実かどうかでしか、その映画の成功の可否を観客は予測できない。しかしビジュアルを忠実にすればするほど、映画の質は落ちるのである。素の外見が似ているかどうかは、俳優の演技力と何ら関係がないからだ。

が、「漫画原作を忠実に再現した上に、映画としても面白い作品」はハリウッド映画では何本も制作されている。ぜひ頑張って欲しいところではあるが、アメリカとは制作費も違う。太ったり痩せたり歯を抜いたり、俳優の役作りにも限度があるだろう。実写ジョジョは難易度最高レベルにもかかわらず、かなり頑張っていたと思うが、なかなか写真では伝わりにくいものがあると思う。

帰りに館内の売店でアンジェロ岩の文鎮を買った。1800円もしたが、よく考えてみると900円ぐらいの品だろうか。まあ、続編が見たいので少しでも制作費回収の足しになればなと思う。

次回はネタバレで感想を書いていきたいと思う。

 

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