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1965年の斎藤一。るろうに剣心北海道編を読む前に見るべきTVドラマ「新選組血風録」2 [名作紹介]

前回に引き続き、1965年のTVドラマ、新選組血風録の斎藤一演じる左右田一平(そうだいっぺい)が大変良かったので紹介する。
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斎藤一の二度目の主役回は第十一話、「槍は宝蔵院流」。

七番隊組長の谷三十郎は槍の達人で、近藤勇も彼の息子を養子にするほど信頼を寄せている。しかし他の幹部達といえば、近藤に配慮しながらも谷の実力に疑問を抱いている。
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沖田「始まった、始まったよ!谷先生の名人芸が。みんな後学のために見といた方がいいんじゃないの?誰も見学しないと谷先生の機嫌が悪くなるからwwwwww」

永倉「俺はもう上達が止まっちまったんでね。見学しても無駄なんだ。」
松原「私の様な未熟者にはあんな難しい名人芸見たって参考にならん。」
斎藤「私は槍のことなんかわからんよ。槍なら原田くんが専門家だろう。」
原田「谷三十郎ぐらいの名人芸になるとさっぱりわからん(と首をひねっている)」

井上「だけど近藤先生は谷さんの槍は日本一だとおっしゃってるぞう!」

沖田「本当に近藤先生って、、、、いい人なんだなあ。。。」


副長の土方歳三の気まぐれで、谷三十郎と斎藤一の練習試合が実現。斎藤は近藤に遠慮し、負けたくはないけど勝つのもどうかなと思案しながら審判の沖田総司の助け舟を待つ。空気を読んだ沖田が試合は引き分けで終わる。

数日後、隊士を大阪に派遣することになり、消去法で斎藤の三番隊と谷の七番隊が選ばれる。大阪は谷の地元。谷は地元衆の挨拶に行くからと自分の隊士を斎藤に任せ、愛人のところに転がり込む。谷の部下達はさっさと酒を飲んで寝てしまうが、斎藤は自分の部下には慣れない土地だからと油断を許さない。

斎藤が情報を集めていると、テロリスト達が谷が歓待を受けているはずの料亭の襲撃を企てていることがわかった。斎藤は谷の危機を救うべくテロリストに奇襲をかけて全滅させるが、宿を留守にしている間に泥酔していた谷の部下達も襲われて全滅してしまう。報告を受けた鬼の副長土方歳三は「新選組始まって以来の大失態」と激怒。

事情を聞かれた谷は責任逃れの熱弁をふるい、泥酔した隊士の守りを置かずに出動した斎藤は臆病者だし無責任だと罵る。斎藤は一切の言い訳をせず、自らの失態を受け入れるのだった。。。
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しかし調査の結果、谷が女の家に泊まったことがわかり、土方歳三は斎藤の名誉回復を計らう。雨の日、谷が一人歩いているところに土方と沖田と斎藤が現れ、斎藤と谷の遺恨を真剣勝負で晴らすことを提案する。勝負はあっさりと斎藤が勝利した。近藤の名誉を守るため、谷はテロリストの襲撃を受けて死んだこととされた。
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この谷三十郎がモデルとなったるろうに剣心のキャラクターが、二巻で登場する谷十三郎だ。黒笠に狙われる俗物という設定になっている。
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ちなみに9月16日まで、るろうに剣心やガンブレイズウエストなどの和月作品がkindleで無料で読める模様。






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