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ラーメン戦国時代!創業8年で40億!10年後に破産!大泉孝之介「一杯の魂」のその後を調べた [あの人は今]

批評とかするほどじゃないけどラーメンが好きだ。
こないだは休日に一日二軒、初めてのお店を巡ってみたりした。

ラーメンは子供の頃から好きだったが、あの頃とはまるで違う食べ物になってしまっている。各店が凄まじい努力を重ね、現在も進化し続けている。そんな風だから、どんなに美味しいと思った店でも、やがて飽きられる。近所でも東京から進出してきた名店が潰れ、居抜きで別の店が入ってきたりしていた。

「一杯の魂」という一話完結のラーメンドキュメンタリー漫画がある。「天下一品」に興味を持って3巻だけ購入していた。3巻で登場する中に「むつみ屋」というラーメンチェーンがある。数年前のことだけど、たまたま発見して漫画の興味から立ち寄ってみたことがある。そこそこ美味しかった。店内には「一杯の魂」3巻が置いてあったことを覚えている。しかししばらくして店は無くなってしまった。まあ数ある店舗の中の1店舗が撤退するということはあるだろう。
むつみ1.png
さっき気になってむつみ屋を検索してみると、ちょうど自分が店を訪れたあたりは大変な時期だったらしい。2004年に41億だった売り上げが2012年に8億円にまで下がり、翌年自己破産したという。現在は別会社が権利を引き継いで営業しているそうだ。
むつみ2.png
漫画は2004年あたりの絶頂期の頃に書かれたもの。
持ち前の味覚の鋭さで一大チェーンを築き上げた社長。かつては事業の失敗で自殺未遂までしていた。その時のトラウマを引きずり、事業が好調な中でも独り常に不安に苛まれていたところに再び危機が訪れるが、社員一丸となり危機を乗り越え現在があるという内容。
むつみ3.png

ラーメン作りを教わりにきていた中国の会社が実は超大企業で、色々助けられるというエピソードもあるのだが、企業名で検索してみたところ、むつみ屋が自己破産した年に食品偽装問題を起こしている。
むつみ4.png

どんな成功をしていても、一寸先はわからない。
生きていくというのは大変だ。
でも、どんな風になっても、なんとかなるのかもしれない。

 

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