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ラスベガス銃乱射事件で逃げた歌手に非難殺到?思い出す弘兼憲史の「加治隆介の議」 [時事ネタ]

ラスベガスで起こった銃乱射事件。
事件発生直後にステージに立っていた歌手に対し、真っ先に逃げたと非難する層がいるらしい。

思い出したのは弘兼憲史の「加治隆介の議」18巻。
現行法で北朝鮮との有事になった際のシミュレーション的な話がある。シージャックされた船に独り隠れた自衛官が、ダイハードよろしく人質の奪還に成功する。
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ところが事件後、自衛官が海賊を背後から射殺したのは違憲ではないのかと騒ぎになるという展開。
銃乱射2.png


銃乱射3.png
「参考人は元五輪選手の射撃の名手です。8メートルの至近距離だと何も的の中心を撃つことはなかったんじゃないですか。手とか足とかを撃つことだって十分できたはずなのに背中を撃った。これは遣り過ぎ以外の何ものでもないでしょう。」

この発言に対し、自衛官が激怒。
銃乱射4.png
「戦闘行動の最中に急所をはずして撃つなんてことを世界中のどこの国が実行していますか!!平和ボケしてる日本以外にそんなことを言う国はどこにもありませんよ。戦闘行動に突入すれば食うか食われるかの猛烈な緊張感とストレスに襲われます。今まさに引き金を引こうとしている敵に対して過剰防衛にあたるかどうか瞬時に判断ししかも不安定な船の上で手足を狙うなんてのは至近距離でもまず不可能に近い!!」

 
極限状態にあった人に対して、理想的な行動をしろと安全圏から文句を言ってくる人たち。こないだのはるかぜちゃんの炎上も思い出すなあ。

 
■関連過去記事■
「人騒がせなドラだムニャムニャ」なはるかぜちゃんに読んでほしい横山光輝の「武田信玄」
http://omakedvd.blog.so-net.ne.jp/2017-08-28
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