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マリオは日本語が喋れなかった!と判明した22年前の衝撃を振り返る [ゲーム]

ジェフ・ライアンの「ニンテンドー・イン・アメリカ」を読み終えた。「セガvs任天堂」よりも面白い。まあ、成功者のサクセスストーリーなので、没落していくセガの話よりは読後感が良くなるのは当然か。日本とアメリカでは攻防の物語も違うので、その辺を押さえておきたかったというのが購入理由だった。

なんとなくマリオの声優のエピソードが印象に残った。
スーパーファミコン時代はまだマリオが喋るイメージがなかった。1995年、ニンテンドー64になって、ミッキーマウスのような高音で「オーキードーキー」とか喋るようになってかなり違和感を感じだものだ。あのオッサン、本格的な外人だったのかと。

マリオの声を当てるようになったのはチャールズ・マーティネー。youtubeで映像を見たことがあるが、ファンキーなおじいちゃんだ。オーディションに滑り込みで受けて合格したエピソードを「ニンテンドー・イン・アメリカ」を読んで初めて知ったが、ネットで調べてみるとアチコチにゴロゴロしているありふれた情報のようだ。

ニンテンドー64のデモンストレーションで、ポリゴンで表現されたマリオがアドリブで喋るというイベントがあったと雑誌で昔見たような気がするが、あの時から裏方としてイベントに参加していたらしい。昔「おとなのしくみ」の取材で、鈴木みそに片言の日本語を披露したマリオの後ろにもマーティネーが潜んでいたのかもしれない。
マリオ声1.png

このマーティネー氏、もともとは俳優だったそうだ。
ウィキペディアで出演作を調べると「ダーティーハリー5」の他に、ジョジョの奇妙な冒険のOVA版があった!パイロットBとあるので、おそらくンドゥールに撃墜されるパイロットのどちらかなのだろう。映像も探したが見つからなかった。本当なのだろうか。
マリオ声2.png
...で、どっちの男だ?

 
ちなみにニンテンドー64からマリオの喋りが変わった件については異説がある。当時、吉田戦車が「ゴッドボンボン」に描いている。宮本茂が決定権を持っていたというのは両方の説に共通しているが、どちらが正しいのだろう。
マリオ声3.png

 

ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力

ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力

  • 作者: ジェフ・ライアン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2011/12/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






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