あのカプコンが作っていた脱衣麻雀「マージャンスーパーマル禁版」を知る [ゲーム]
「転清アートワークスインタビューサイド」を読んでいたらば、カプコンが別会社名義でドギツイ脱衣麻雀を作っていたということを知る。なんと90年の話だ。あのファイナルファイトの初出の名前が「ストリートファイター89」である。光栄が黎明期に「ナイトライフ」を出していたのとはワケが違う。
タイトルは「マージャンスーパーマル禁版」。ユウガというメーカーから発売されている。ちなみにこの会社は現在も存続している。
ところで脱衣麻雀と言ってもそろそろ通じない世代も生まれて来ているのではなかろうか。今やゲーセンはプリクラかUFOキャッチャーかカードゲームばかりで、TVゲーム的なものが僅かに隅に追いやられている。昔は必ず「麻雀に勝つとエロい絵が見られるゲーム」がその一角を占拠していたものである。
(小川雅史「速攻生徒会」における脱衣麻雀パロディ)
しかもそのエロい絵は有名アイドルや女優、アニメや漫画のヒロインそっくりな物も多く、アイコラやエロ同人誌とやってることは大差ない。こんなものが世間に広く流通していたというすごい話だ。規制が入ったのが91年ぐらいで、マージャンスーパーマル禁版も発禁になったらしい。YouTubeで動画を見てみたが、あまり見たことないぐらいのレベルのドギツイエロさだ。
鈴木みその「あんたっちゃぶる」1巻で脱衣麻雀メーカーとして名の通った日本物産の様子が読める。この漫画はおそらく90年ごろに描かれているから貴重なタイミングでの取材だ。しかも当時すでに業界の自主規制団体があり、カプコンがそれに背くゲームを作っていたということになる。
単純に作りたかったのか、慣れだったのか、堅実に売れるからだったのかよく分からない。当時は情報に飢えて色んな雑誌を読み漁ったが、まだまだ知らないことばかりである。こういうゲーム製作者インタビューはとんでもない話がポロっと出てくるので、出版社もどんどん本を出していただきたいなあと思う。
タイトルは「マージャンスーパーマル禁版」。ユウガというメーカーから発売されている。ちなみにこの会社は現在も存続している。
ところで脱衣麻雀と言ってもそろそろ通じない世代も生まれて来ているのではなかろうか。今やゲーセンはプリクラかUFOキャッチャーかカードゲームばかりで、TVゲーム的なものが僅かに隅に追いやられている。昔は必ず「麻雀に勝つとエロい絵が見られるゲーム」がその一角を占拠していたものである。
(小川雅史「速攻生徒会」における脱衣麻雀パロディ)
しかもそのエロい絵は有名アイドルや女優、アニメや漫画のヒロインそっくりな物も多く、アイコラやエロ同人誌とやってることは大差ない。こんなものが世間に広く流通していたというすごい話だ。規制が入ったのが91年ぐらいで、マージャンスーパーマル禁版も発禁になったらしい。YouTubeで動画を見てみたが、あまり見たことないぐらいのレベルのドギツイエロさだ。
鈴木みその「あんたっちゃぶる」1巻で脱衣麻雀メーカーとして名の通った日本物産の様子が読める。この漫画はおそらく90年ごろに描かれているから貴重なタイミングでの取材だ。しかも当時すでに業界の自主規制団体があり、カプコンがそれに背くゲームを作っていたということになる。
単純に作りたかったのか、慣れだったのか、堅実に売れるからだったのかよく分からない。当時は情報に飢えて色んな雑誌を読み漁ったが、まだまだ知らないことばかりである。こういうゲーム製作者インタビューはとんでもない話がポロっと出てくるので、出版社もどんどん本を出していただきたいなあと思う。
転清・アート・ドット・ワークス【インタビュー編】(資料系同人誌/B5判/258ページ)
- 作者: ぜくう
- 出版社/メーカー: 密林社
- 発売日: 2011/11/06
- メディア: ムック
2018-01-13 23:54
nice!(2)
コメント(0)
コメント 0