SSブログ

狩撫麻礼追悼!「ハード&ルーズ」に学ぶ男の生き様!! [シリーズ]

こないだ「ハード&ルーズ」という名作漫画の記事をアップしたその日にニュースで原作者・狩撫麻礼の訃報を知った。ということで、いつかやろうと思っていたことを緊急に。数回に分けてハード&ルーズの名作回を紹介したい。

ウィキによると連載期間は1983年から1987年の4年間。初期単行本7巻。作画はかわぐちかいじ。なんとアニメ化も果たしている。いわゆるハードボイルド探偵物だ。ハードボイルドとは何か?語るほど詳しくないが、自分の理解では、世渡り下手を理解しつつも突っ張って生きる男の生き様ジャンルだ。

今回は第一話「5000gの恋」を紹介する。

主人公の貧乏探偵・土岐正造は芸能事務所社長からの依頼を受ける。
ある男、不動産屋の会社員と親しくなって指定の場所に連れて行き、ある女性と会わせて欲しいという謎の内容だ。

そこは不器用探偵である。
コミュ障なことを再認識し心が折れかける。その矢先、ターゲットがチンピラに因縁をつけられた。ターゲットが相手にわざと殴らせてから一発で殴り返してKOする姿に心を打たれた土岐は加勢する。
ハードルーズa1.png
それをキッカケにターゲットと本当に意気投合してしまう。
ハードルーズa2.png
しばらくして、土岐はターゲットを指定の場所であるBARに連れて行くが、偶然そこで有名女優を見かけて狂喜乱舞する。サインを貰おうとしてチラリと連れの顔を見て異常に気づく。なんとターゲットと有名女優はかつて恋人同士だったのである。
ハードルーズa3.png
依頼を達成した探偵だったが、数日後依頼者から二人が失踪したと連絡を受ける。依頼の目的は女優の減量だった。大型の仕事を取り付けるための条件、5kgの減量が達成できず難儀した結果、昔無理やり引き離した恋人と再会させ、燃える様なセックスで痩せさせるという筋書きだ。減量は達成できたものの、駆け落ちされてしまったのだ。

芸能事務所社長は心当たりはないかと土岐に懇願する。
三日後、「二人で幸せになる」と書かれたターゲットからの絵葉書が土岐の元に届く。依頼者からの巨額の報酬に一瞬逡巡するも、ハガキをタバコの火で燃やしながら「俺はハードでルーズな探偵だ。ココロアタリハアリマセン…」とカッコつけるのだ。かっこいい!
ハードルーズa4.png
 
次回からはハード&ルーズの名作回ベスト3を発表して行きたい。

 
◆関連過去記事◆
「劇場用アニメ化すれば「君の名は。」以上のメガヒット間違いなし!と俺は思うんだよなあ、木崎ひろすけの「少女ネム」
http://omakedvd.blog.so-net.ne.jp/2017-01-14

 

[まとめ買い] ハード&ルーズ

[まとめ買い] ハード&ルーズ

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Kindle版


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。