PCエンジン版「ボンバーマン」を作った藤原茂樹インタビューが読める「CONTINUE Vol.51」は必読だ! [ゲーム]
復活した雑誌、「コンテニュー」を初めて購入。
アニメのデビルマンやらハル研やら色々ある中で、テラクレスタや「アイカツ!」を作った人、藤原茂樹の話が面白かった。
テラクレスタは有名シューティングゲームだが、やったことはない。ガッチャマンに影響を受けた、実機が合体するシューティングゲームだそうだ。ちなみに「マグマックス」も作ったそう。こちらもやったことはないが、自機が合体してロボットになるシューティングゲームだ。元々は漫画家志望で、虫プロと藤子プロにいたという。好きモノなアイディアはそういうところからきているのだろう。ちなみに「コスモポリスギャリバン」という作品もある。もちろん「宇宙刑事ギャバン」が元ネタで間違いない。
三ヶ月に一本ゲームを作り、社長から「好きなものを作れ」と言われるほど信頼されていたが、在籍していた日本物産の主力ゲームが麻雀になったことから転職を決意。カプコン、タイトー、コナミなどを受けたがハドソンに入社。ここであのPCエンジン版「ボンバーマン」を作ったという。
ボンバーマンはハドソンが発売したパソコンゲーム「爆弾男」のファミコン移植用タイトル。発売後も長い間親しまれていたゲームだったが、続編「ボンバーキング」が滑ったために人々の記憶から消えようとしていた。
藤原氏がPCエンジン版を企画した時、疑問視する声もあったという。藤原氏はオリジナルデザインのボンバーマンを復活。ドラえもんやアンパンマンに共通する、丸を基調とした誰でも描けるデザインという長所を元アニメーターの勘で見抜いていたのだろう。
PCエンジンがファミコンの単なる上位ゲーム機にならなかったのは「マルチタップ」による多人数対戦という遊び方の革命があった。ここにボンバーマンを持ってきたのは誰も思いつきそうで思いつかなかったコロンブスの卵であったと思う。見た目はほぼ同じであるにも関わらず、他機種に移植されたことでゲーム史の存在意味そのものがここまで変わったゲームも他にないと思う。
16年間で1000万本を売り、ここからビーダマンなどの派生商品も大ブームになり、アニメ化もされた。インタビューでは、いかにボンバーマンのシリーズを大事に考えてきたのかが語られていて必読だ。だが、藤原氏の印象だとハドソンの版権管理はあまり良いものではなかったようで、悔やむ部分があるという。
アニメのデビルマンやらハル研やら色々ある中で、テラクレスタや「アイカツ!」を作った人、藤原茂樹の話が面白かった。
テラクレスタは有名シューティングゲームだが、やったことはない。ガッチャマンに影響を受けた、実機が合体するシューティングゲームだそうだ。ちなみに「マグマックス」も作ったそう。こちらもやったことはないが、自機が合体してロボットになるシューティングゲームだ。元々は漫画家志望で、虫プロと藤子プロにいたという。好きモノなアイディアはそういうところからきているのだろう。ちなみに「コスモポリスギャリバン」という作品もある。もちろん「宇宙刑事ギャバン」が元ネタで間違いない。
三ヶ月に一本ゲームを作り、社長から「好きなものを作れ」と言われるほど信頼されていたが、在籍していた日本物産の主力ゲームが麻雀になったことから転職を決意。カプコン、タイトー、コナミなどを受けたがハドソンに入社。ここであのPCエンジン版「ボンバーマン」を作ったという。
ボンバーマンはハドソンが発売したパソコンゲーム「爆弾男」のファミコン移植用タイトル。発売後も長い間親しまれていたゲームだったが、続編「ボンバーキング」が滑ったために人々の記憶から消えようとしていた。
藤原氏がPCエンジン版を企画した時、疑問視する声もあったという。藤原氏はオリジナルデザインのボンバーマンを復活。ドラえもんやアンパンマンに共通する、丸を基調とした誰でも描けるデザインという長所を元アニメーターの勘で見抜いていたのだろう。
PCエンジンがファミコンの単なる上位ゲーム機にならなかったのは「マルチタップ」による多人数対戦という遊び方の革命があった。ここにボンバーマンを持ってきたのは誰も思いつきそうで思いつかなかったコロンブスの卵であったと思う。見た目はほぼ同じであるにも関わらず、他機種に移植されたことでゲーム史の存在意味そのものがここまで変わったゲームも他にないと思う。
16年間で1000万本を売り、ここからビーダマンなどの派生商品も大ブームになり、アニメ化もされた。インタビューでは、いかにボンバーマンのシリーズを大事に考えてきたのかが語られていて必読だ。だが、藤原氏の印象だとハドソンの版権管理はあまり良いものではなかったようで、悔やむ部分があるという。
2018-03-25 08:48
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