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「お前ここから9年間ぐらい地獄が続くからな」という必読の恋愛金言、福満しげゆきの「僕の小規模な生活」 [モテる漫画]

福満しげゆきの、どちらも2巻ぐらいまでしか持ってなかった「僕の小規模な生活」「うちの妻ってどうでしょう?」を、なんとなく全巻買い揃えた。「最後の決戦」的な話になった「小規模」な失恋話を、一度ちゃんと読み返したいというのがあった。

福満しげゆきといえば、ストーカーまがいのやり方で美人の奥さんを射止めたという理解し難いエピソードのことを以前書いた。
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普通の人だったら絶対描けないような、というか書く必要のない正直過ぎるイタイ心理描写が売りの作家だ。モテるはずもなく、暗い青春を送ってきたのだが、その暗い青春の入り口には甘酸っぱいエピソードがあったのだった。
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なんとなく女の子からアプローチがあり仲良くなってしまったものの、そのとき男の本命は別におり、なかなか恋愛感情が芽生えないまま男女としての仲も深まらず疎遠になってしまう。そうしてみると段々とその子の存在が大きくなってしまうが時すでに遅し。。。という話なのだが、これは自分にもあった。

ドラマなんかでよくある「いつまでもあなたを想い続けます!」なんて女性は、とりあえず自分の人生の中では今の所遭遇していない。今後もないと思う。想像上の生き物だ。

福満氏の回想漫画では二人っきりになって変な空気になるというシチュエーションが何度か出てくるけども、手を出せずにいる。次があると思っているからだ。そんな過去の自分に対して、
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「あーあ… お前ここから9年間ぐらい地獄が続くからな…」
というツッコミが強烈だ。
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「人生にそう何度もチャンスは転がっていないのだよ…」
「そこをノータイムでちゅうちょなくつかみ取れるかが重要ってことなんだなー…」と続く。

このシチュエーション、「実録たかされ」にもあったな。

彼女の家で二人だけでいた事があったんだ。
彼女の髪の毛が風で流れて
あっ
女だって感じちゃって…

どうしていいか分からなくなり、江川はその場を離れる。
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明確に説明されていないが多分インタビューしたのだろう。
その時の女性は江川との交際をこう回想している。
本当にいい友達だったんですよ。
色っぽい事なんか何もなかったわね。

江川に対しての掛布、本宮のツッコミ。
掛布「ばかじゃねえのお前。俺だったらのしかかっちゃうぞ。男だろ。あったまおかしいよお前…
江川「何言ってんだ掛布。高校生だぞ。女をそんな風に見れるわけないだろ。」
本宮「俺なんかひっかかれてもやっちゃうぞ。
掛布「ねえー、そうだよねえー本宮さん」
本宮「もちろんさあ!お互い千葉県民は健全だなあ」
江川「お前らがおかしいんだ。女はそんなもんじゃない。

 




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