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ホラー苦手がAmazonで2500円でDLした通り魔スナイパー映画、北村龍平監督「ダウンレンジ」 [日記]

なんかたまたま映画雑誌かなんか立ち読みしていたら、北村龍平監督の新作が現在上映中で、しかもAmazonでも見られると知った。北村龍平とは、自主制作で成り上がってゴジラやハリウッド映画まで撮るに至った監督である。ちなみにその自主制作映画のヒロイン役は、「君の名は」の新海誠監督の奥さんになる人だった。

早速Amazonで検索してみると、レンタルが1500円。購入が2500円とのことだった。上映中の映画のせいか、レンタルでも高い。まあ唯一好きな映画監督だし、購入してみることにした。

雑誌から、今回は自主制作的なコンパクトな作品と知った。
ハリウッドで映画を撮るには物すんごい膨大な時間と金と運が必要。20年前に映画化発表された銃夢などがようやく今年公開されるみたいな世界だ。ハリウッドデビュー作のミッドナイトミートトレインなどは荒木飛呂彦も絶賛していたぐらいなのだが、映画界の政治的なしがらみもあってうまくいかなかったようだ。だったら自分らで小さい作品でもいいから撮ってしまおうぜということみたいだ。さすがである。結論から言ってしまえば、スタッフ一丸となって皆で成上ろうぜ的な爽やかなパワーを感じる良い映画だった。

タイトルは「ダウンレンジ」
映画の構成はいわゆるパリピが殺人鬼に次々殺されて行く王道娯楽ホラー。
殺人鬼をスナイパーに。舞台はアメリカの荒野。ケータイの電波も届いたり届かなかったり。ドライブ中のところでタイヤを狙撃され、一人また一人と撃ち殺されて行く。誰が生き残るのか、殺されるのか。どうやって反撃、脱出するのか。殺人鬼はどんなヤツなのか。というのが見どころ。監督がどういう意図で撮っているのか、先読みしながら楽しむ感じの映画だ。北村監督ファンからすれば、非常に「らしい」作品である。たぶんジェイソンとかフレディとか好きな人がワイワイ騒ぎながら見る映画なんだろう。深夜2時ぐらい地上波放送されて出会いそうな映画だ。

 

北村龍平 MAN ON FIRE

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  • 作者: 北村 龍平
  • 出版社/メーカー: キネマ旬報社
  • 発売日: 2003/10/01
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