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安彦良和の良さがいまいちピンとこない俺のマイブームになった「王道の狗」が面白い [歴史漫画]

安彦良和「王道の狗」がマイブームだ。
王道2.png
あまりに面白かったものだから、三部作とされる「虹色トロツキー」「天の血脈」も大人買いしてしまった。こちらはそこまで面白くなかったのだけど。

安彦良和はよく分からない漫画家だ。
島本和彦の「アオイホノオ」で「極端な立ち方」と評されるまで、そういう風に捉えてはいけないアンタッチャブルな漫画家なのかと思っていた。王道1.jpg 「ガンダム・ジ・オリジン」で、月刊ペースでフリーハンドみたいな作画でモビルスーツ絵を量産しまくってた時は、ようやくスゴイと思えたのだけど、漫画としては相変わらずな感じだった。シャア編が始まるまでは。

「王道の狗」は暗黒の明治時代を舞台に、日清戦争がなぜ始まったのかを描いている漫画だ。
王道3.png
主人公は政治犯の脱獄囚。アイヌのバンダナを巻いて、武田惣角に弟子入りしスーパーパワーを身につけるという流れは、これまで読んだ安彦良和の漫画にはないハッチャケぶりで、良い意味で漫画っぽい。ある意味、ゴールデンカムイっぽい。

ゴールデンカムイといえば、明治時代のスター総出演のジャイアントロボという感じだが、王道の狗も明治の偉人が多数出演。その描写がすごく良いのだ。次回からその辺を紹介できたらなと思う。



王道の狗1 (中公文庫 コミック版 や 3-30)

王道の狗1 (中公文庫 コミック版 や 3-30)

  • 作者: 安彦 良和
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2014/09/20
  • メディア: 文庫



王道の狗 文庫版 コミック 1-4巻セット (中公文庫 コミック版)

王道の狗 文庫版 コミック 1-4巻セット (中公文庫 コミック版)

  • 作者: 安彦 良和
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2014/12/20
  • メディア: 文庫



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