元日本王者、弟子に暴行「はじめの逮捕」に!休載中に読むべき四半世紀前の超展開ボクシング漫画「B・B」 [一歩]
はじめの一歩。
どういう展開になるかと思いきや、まさかの一歩が手を出すパターンでした。ひょっとしたら強いのかと思われた、ただ一人残ったロン毛のチンピラも即戦意喪失。救護班役として用意されていたキャラだった。
梅沢の判断で事後処理をロン毛に託し青木のラーメン屋の逃亡。久しぶりに登場する青木組。そして一歩の自首します発言で再来週に続く!(クソ野郎!)
どうでもよくないけど、いじめられっ子と板垣が見間違いますね。書き分けできてませんね。急展開で久しぶりに読んだ人は戸惑うのではないでしょうか。
さて、この展開は四半世紀前のボクシング漫画、石渡治の「B・B」にもあった。
策士木地本の嫌がらせに辟易していた高校生の主人公高木だったが、一歩でいえば宮田くんに当たるライバルボクサー、森山との決戦を邪魔されブチギレ。控え室に殴り込み、目ん玉が飛び出るほど痛いパンチを放り込み、ぶっ殺してしまう。
(8巻)
このあとどうなるのか、それは君たちの目で確認して欲しいのだが、ちょっとだけ教えると数巻後にはロシアの強制収容所で血も涙もない鬼軍人として活躍。これがどう森山との最終決戦にたどり着くのか。一歩が日本王者で100巻も回り道しまくってるのに比べ、B・Bはこの超展開で31巻で読めるコンパクトさなのである。来週の一歩がお休みのうちに未読の人は読んでおくべき傑作だ。
(19巻)
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https://omakedvd.blog.so-net.ne.jp/2015-10-04
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