俺が人生の中で唯一恋してしまった漫画の中の少女、楠桂「妖魔」 [実写映画化希望!]
ひとつ ひとよの恋ならば
ふたつ ふたりで地獄へと
みっつ みなを殺しても
よっつ 黄泉への道しるべ
久しぶりに楠桂の「妖魔」を読み返してみたけど、
〜いいっ!(アニメ版「監督不行届」の庵野秀明の声で)
1986年に出版された忍者が妖怪と戦うアクション漫画で、掲載誌は「りぼん」だった。
楠桂は「八神くんの家庭の事情」の後半から「鬼切丸」で画風が完成していくのだけれども、そうなると俺は興味を失ってしまった。このころのみずみずしい安定しきっていない作画が大好きだ。
短編集「たとえばこんな幽霊奇談」はどれも良いし、「古祭(いにしえまつり)」も好きだ。
大きな声じゃ言えないが、唯一俺が恋してしまったヒロインの出てくる漫画である。
思春期のころの話ですよ!?
いやあ、今見てもかわいい。
ちなみにこの漫画の女の子はどれもかわいい。
実写映画化してくれたら絶対見るのに。アニメ化はしてるけど。
さて、俺が恋してしまった女の子はどれでしょう?
あや。(一人目)
主人公の心の中に居座り続けるララァ・スン的な少女。
ゆう。
超能力のせいで周りから迫害される少女。
モデルは薬師丸ひろ子。なるほどなと思う。
あや。(二人目)
主人公の相棒になる活発な少女。
石原真理子がモデル。若いころのイメージがあまりありませんけど。。。
冒頭の数え歌は、
いつつ 戦の血の雨の
むっつ 骸とかわりゃせぬ
ななつ 涙もかれはてて
やっつ 闇夜がとけてゆく
ここのつ 今夜は祝言を
とおで吐息を朱に染めて…
と、続くのだけども、非常によくできてると思う。
元ネタがあるんだろうか?
異能だと思うなあ。
ラストバトルを数え歌と合わせて魅せている。
この辺のセンスは他の良作の中にあっても更に突出してると思うが、あまりその後の作風で見られないような気がする。
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