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意外と漫画に取り上げられていた「大戦隊ゴーグルV」!鈴木武幸「夢を追い続ける男」1 [シリーズ]

「夢を追い続ける男」を購入して読んだ。
東映のスーパー戦隊プロデューサーだった、鈴木武幸氏の回想録だ。
特撮の裏話がもちろん面白いのだが、むやみに敵を作らないプロデューサー的な物言いが勉強になる。世渡りを考えている人には必読の書かもしれない。

鈴木武幸氏は戦隊ではサンバルカン(81年)からオーレンジャー(95年)の長きに関わっていたそうだ。他にもアクマイザー3、がんばれロボコン、アニメでは闘将ダイモス、未来ロボダルタニアスなどを手がけている。アメリカで大ヒットしたパワーレンジャーも、この人が窓口になった様だ。

誰もがそうだと思うけども、東映ヒーローにはそれぞれ思い入れがある。
今回から数回に分けて、それぞれ語って行こうと思う。

まずは大戦隊ゴーグルVから。
いきなり前言撤回する様だけども、実は俺はこの作品には余り思い入れがない。

サンバルカンとダイナマンという、個性の強い戦隊に挟まれ、イマイチカラーが薄いというのがこれまでの印象だった。まず名前が悪い。ゴーグルってなんやねん。スキー用品か。そもそも戦隊はみんなゴーグルつけてるので、名前からキャラが想像つかないのがイカンと思う。そういう意味ではファイブマンも嫌だ。ゴーグルVは新体操を武器にする戦隊というのが特徴なのだが、そっから何か別の名前をつけてあげられなかったもんですかね。

そんなゴーグルVだが、漫画には結構引用されているのである。
自分ははなたれ小僧だったが、当時すでに立派な社会人していた視聴者にはインパクトのあった作品なのかもしれない。

中津賢也の「ふぁいてぃんぐスイーパー」では闇討ちする暴漢がゴーグルVのお面を被って登場する。
ゴーグルV.png

桂正和の「ウイングマン」ではゴーグルVが新体操をやっているという理由で説得され、主人公が新体操部に入部する。
ゴーグルV2.png

島本和彦の「アオイホノオ」ではゴーグルVの初回を仲間と一緒に見るシーンがある。
ゴーグルV3.png

ちなみに、このゴーグルVのピンクと、島本和彦の対談企画が過去にあったらしい。


これは漫画でも触れるのだろうか。

ちなみに所有しているテレビマガジンヒーロー大全集によると、最初は早坂あきよという女優がゴーグルピンク役だったそうだが、放送直前に急遽降板したのだそうだ。
ゴーグルV5.png
 
他にも「こち亀」やら「究極超人あ〜る」やら、ゴーグルVが登場する漫画は色々あるようだが、とりあえず自分で見つけたものだけ紹介してみた。

 

夢を追い続ける男

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  • 作者: 鈴木 武幸
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



夢を追い続ける男

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  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/12/02
  • メディア: Kindle版


スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1982 大戦隊ゴーグルV (講談社シリーズMOOK)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/02/25
  • メディア: ムック


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