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池田エライザは歌がえらいうまい。TVドラマ版「デザイナー渋井直人の休日」第3話感想 [注目作品]

TVerでドラマ版の「フルーツ宅配便」を見る。
面白い。嶋田久作演じる勘違い純愛おじいちゃん客に、風俗嬢役の山下リオが高コミュニケーション能力&サービス精神を発揮しつつ、相手の態度に合わせて段階的に引いていくという演技&演出が見事だった。

「デザイナー渋井直人の休日」3話も見る。
ドラマの冒頭は、色々買い物をした後に職質されるという、原作の第7話から。こんなにしつこいことってあるのかなあ、荷物全部チェックされるだなんてやり過ぎじゃ無いかなあ、俺なら毅然と断ったりするかなあ、とか思いながら見てた。ナイフが出てきた瞬間に警官が相棒に「な?」と相槌を求める脚色。これにはしばらく爆笑してた。

原作は相棒なし。
エライザ.png
こっちは買い物しすぎなせいで、拾ったクレジットカードを使って買い物したと疑われる流れだったのかと今気づいた。今気づいたけど、そんなことで職質されることってある?


原作で一番印象的だった5話のセリフがちょっと変わっていて違和感あった。

「デザイナーとアーティストは対等な関係なんだよ!」

原作では
「デザイナーはアーティストより上じゃない!」
渋井直人1.png

文字面だけ見るとあまり意味は変わってない。
原作だと「若手バンドのノーギャラの仕事」なので、それでもクライアントを尊重する渋井直人の言葉には対等どころか下手に出てる感があって感銘を受ける。しかしドラマだと大看板を出せてギャラが発生するぐらい売れっ子アーティストに変更されているので、そもそも上にいる感がないし、下ではなく対等なんだと原作よりは上から目線になっている。なんかパンチの無いシーンになってしまった。なんで若手バンドのノーギャラの仕事にしなかったのだろうか。。。そんなに大看板が必要だったのだろうか。職質の場面をつなげる装置ではあるんだけど。

3話の最後は原作16話のインストアライブの話を持ってきている。
体育会系の魔性の女っぽい歌手を好演している女優さん、歌がうますぎるけどひょっとして吹き替えじゃ無いんじゃ無いかと調べてみたら、池田エライザさんという演じている本人が歌っているらしい。すごい。

 
ところでこのドラマ、オチが毎度よく無い。
この原作の気に入っているでティールの一つが、若い女と親密になっていくかもしれない過程で、加齢ゆえのダメージを受けないように、スマートを意識しつつも必死にデッドラインを見極めるという俺が普段やってるようなことが行間から伝わってくる部分なのだが、ドラマ版では渋井直人がデッドラインに無頓着で平気に乗り越えた挙句に爆死してしまう。損切りができていないのだ。これでは単なる距離感をわかっていないキモいおっさんである。TVドラマは元ネタに自信がないとコメディ要素を強調しすぎるきらいがあるが、そこの落とし穴にハマってる感じがするが、TVという表現手段の限界のような気もする。

なんか光石研があまりハマってない。
ちょっとオドオドし過ぎ。
あれじゃ女は寄ってこない。


話は変わるが、dマガジンでオシャレ雑誌をパラパラと読むノルマを消化していたら渋谷直角(原作者)のコラムを発見。中村佳穂というアーティストを大プッシュしていた。ユーチューブでチェックしてみたら、たいそう良かったので4曲「GUM」「きっとね!」「SHE`S GONE」「アイアム主人公」「鴨川」を購入。ゴーン、シゴーン♪となんか気が付いたら呟いちゃっています。



デザイナー 渋井直人の休日

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  • 作者: 渋谷 直角
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2017/09/08
  • メディア: 単行本



池田エライザ 2019年 カレンダー 壁掛け B2 CL-190

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  • 出版社/メーカー: ハゴロモ
  • メディア: オフィス用品


タグ:渋谷直角
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次に見るアニメは「どろろ」にしようと思う。原作未完のどろろはなぜリメイクされ続けるのか。 [注目作品]

去年の冬はアニメをいっぱい見てしまった。
グリッドマンにゾンビランドサガ。転生したらスライムにゴブスレ。ジョジョもあるか。このまままたアニメ熱が復活してしまうのかなあと思う勢いだ。職場の若い女の子がアニメの話振ってくることも多いので、それも悪く無いかなあと思う。

とりあえず「どろろ」が気になっている。
たまたまYouTubeにて、外人がカタログスペック的に「どろろ」が気になると語ってた動画を見た。まとめサイトでも絶賛するスレッドを見た。

「どろろ」と言えば、小学生ぐらいの頃に読んだ、アニメのカタログ的な本で白黒アニメ版を知ってインパクトを受けた。手塚治虫原作で、妖怪を倒して自分の体を取り戻していく話とかあらすじが書いてあって面白そうだなと思った。ただ当時は、そんな過去の白黒アニメを見る手段が無かった。

高校生ぐらいになって、大塚英志&田島昭宇の「魍魎戦記MADARA」が世間的にヒットした。自分的には1巻だけ読んで「どろろ」じゃん?と原作漫画を読んで無いにも関わらずそう思い、なんか合わなかったのもあって1巻で切ってしまった。
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高校卒業して親元を離れ、一人暮らしを始めるようになる頃になると、出版社は過去の名作を文庫本サイズにして売ることを思いつく。これは現在まで続いている。その中でついに「どろろ」を読んだのが、はっきり言って大して印象に残っていない。途中で終わってるんだっけ?

やっぱり「どろろ」に関しては、設定が大きなインパクトを与えているのは間違いない。それを手塚ブランドが後押ししているのだろう。原作が未完だから、脚色も許される。だから企画が上がりやすいのだろう。

2004年、プレステ2でも大作ゲームとして発売されている。元レッドカンパニー、沙村広明、雨宮慶太が制作に関わっている。

どろろ

どろろ

  • 出版社/メーカー: セガ/ワウ エンターテイメント
  • メディア: Video Game


2007年には妻夫木聡&柴咲コウで映画化。どちらもあまり飛び抜けてどうとかいう評判は伝わってこないけども。ちなみに映画版はウィキによると34億円の大ヒットで、三部作化も発表、脚本も完成しているそうだ。2019年になっても実現されていないのは何があったのだろうか。

どろろ(通常版) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD


 
手塚治虫の偉業を、俺にもできるとひたすら真似しようとする作家を創作することで、その追跡できない手塚治虫のすごさを表現するという画期的な漫画、コージィ城倉の「チェイサー」4巻にも「どろろ」が出てくる。
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この漫画は手塚治虫マンセーではなく、当時の批評家目線でシビアに手塚作品を語っているところがいいのだ。
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手塚を追跡する主人公は、いまいち「どろろ」が理解できずにいるが、架空の少年ジャンプ編集者は白土三平と水木しげるに対抗して作ったと分析し、「コケる」「手塚さんは終わりが始まっている」とまで言わせている。「子供まんが家としては」と、若干歯切れが悪いけども。
どろろ3.png
そんな「チェイサー」の新刊(最終巻?)の予約が始まった。
楽しみだ。

 

どろろ 1

どろろ 1

  • 出版社/メーカー: 手塚プロダクション
  • メディア: Kindle版



[まとめ買い] チェイサー

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Kindle版



チェイサー(6): ビッグ コミックス

チェイサー(6): ビッグ コミックス

  • 作者: コージィ城倉
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/03/29
  • メディア: コミック


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ジョジョの奇妙な冒険第五部アニメ化!一番最初に五部をパロディにした漫画は? [注目作品]

ジョジョの五部アニメが始まっている。
各媒体で五部を解説する記事が花盛りだが、自分も書いてみる。

五部は破綻が少ない最後のジョジョというイメージだ。
六部以降は本当にもうよく分からない感じになっていく。
特に荒木飛呂彦の設定放棄癖が加速していく。

コンセプトはハードバトル。
四部が日常系テーマだったので、敵が弱くなった印象が避けられなかったことへの批判に対する反発とみられる。四部で誕生した回復系スタンドという、戦闘の緊張感緩和要素は継承しつつも、これでもかという激しい戦闘が繰り広げられていた。

五部が後章に影響を与えた新たな設定は、「スタンドの能力は信頼できなければ仲間でも教えられない」というルール。3部でジョセフがディオなどのスタンド能力を探る描写が色々とあったが、五部は仲間ですら教えられないというアバッキオのセリフがファンを痺れさせた。ジョジョ内では革命とも思える金言であろう。

小川雅史が「速攻生徒会」で早くもパロディにしている。以前、世界初と思えるジョジョ漫画を紹介したことがあったが、五部に限定すれば「速攻生徒会」が最速。まさに速攻ではなかっただろうか。
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あと、三部のホルホースのように敵スタンドがタッグを組み、お互いの能力の長所を伸ばし、短所を支えつつ攻撃してくるパターンが増え、戦闘パターンの新たなバリエーションとして定着したのも五部の特徴ではなかろうか。ラスボスすらも、二重人格でタッグを組んでいる。特にペッシとプロシュートのコンビによる戦闘は最高だ。

今回のアニメ化で、アバッキオによる新人いびりの「尿茶」を、主人公が歯をクラゲにして吸い取らせて切り抜けるというシーンに疑問が再噴出している。もしもカレーだったらというスレはタイトルだけでもう笑える。

 

ジョジョの奇妙な冒険 第5部(30〜39巻)セット (ジョジョの奇妙な冒険) (集英社文庫(コミック版))

ジョジョの奇妙な冒険 第5部(30〜39巻)セット (ジョジョの奇妙な冒険) (集英社文庫(コミック版))

  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/06/10
  • メディア: コミック






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ゴブリンスレイヤーに危惧すること。外伝を読んで〜 [注目作品]

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ゴブリンスレイヤーが面白かったので、外伝2タイトル3冊も買って読んでみた。ちなみにアマゾンでもキンドルで無料で読めるのだが、他サイトと同じように外伝2冊もさわりだけ読めるようになっている。正伝も1巻だけ売り切れて買えなかったのでこの際に購入。同じようなタイトルの1巻が3冊も並んで、レジのお姉さんも背表紙見て「大丈夫ですか?」って感じだった。

「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」
いわゆるエピソード1。作画、栄田健人。
「ゴブリンスレイヤー:ブランニューデイ」
原作小説の4巻に当たるらしい。作画、池野雅博。

どちらも基本的に作画能力は高い。しかしイヤーワンはちょっと女性の描き方が艶っぽすぎる。読んでて感じたのだが、この漫画はレイプシーンをエロく描いてはいかんのだと思った。どこまで言っても主観の話でしかないが、正伝のレイプ描写はよく出来ていると思う。読んでいて「うわー、やめてくれー」と思ってしまうので、バトルに緊張感がある。例えば戦争で負ければ女はレイプされるみたいな、世界ではありふれた、日本人が失ってしまっている危機感を呼び起こさせる効能があると思う。ブランニューデイのゴブリンに凌辱されるキャラクターはやたら巨乳で、エロ漫画的な文法で描かれているように感じた。イヤーワンもアホみたいに巨乳なので、つかみのレイプシーンにまるで危機感がないのだ。
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オリジナルの主人公の幼馴染もすごい巨乳として描かれている(しかも谷間全開の服装である)。
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ちょっとどうかなと思いながら読んでいたのだが、あまりゴブリン退治と絡んでこないので、まあ許せる。箸休め的なキャラかなと。この体で伯父さんの家に厄介になっているという設定がエロい。例えば伯父さんにすごい美人で出来た嫁がいるぐらいの設定でないと、手を出されない不自然さは解消できないと思うのだが、独身っぽい。ちなみに谷間全開、ボディライン強調しまくりのヒロインに、「街の連中に何かされたのか?」と伯父が気遣う描写が外伝にはある。普段から服装を注意しつつも、ヒロインが「好きな服を着てるだけ悪いことしてないよ」と反抗してるだけかもしれない。

他に外伝読んでいて気になったのは、恋愛描写である。
正伝の方でも気にはなっていたが、外伝でも漏れなくやられると流石にツッコミを入れざるを得なくなる。たぶん作者は恋愛描写が描きたくてしょうがないのだろう。しかしあまり向いてないと思う。受付のお姉さん一人を見てもそうだ。現実でこういう女の子を口説くことを考えれば、まず彼氏がいることを考慮する。それでも相手側がこちらに惹かれてくることもあるだろう。それがリアリティある恋愛描写というものだが、この漫画では主人公に惹かれる女性キャラには他の男の影が一切感じられない。まあよくある少年漫画レベルである。購買層を考えればこれでいいのかもしれないが、自分的にはここを掘り下げようとするのはしらける。

作り手側もそう考えてると思うのだが、この漫画はあまり手広くやらないほうがいいと思う。最初は魔王退治の方に話が拡大してくのかと思ったが、その後悪魔でもゴブリン退治に徹していて安堵した。狭い世界ででティールを積み重ねていく感じがこの漫画の良さだと思うからだ(主観)。

 

ゴブリンスレイヤー 1巻【期間限定 無料お試し版】 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

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  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2016/09/13
  • メディア: Kindle版



ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2018/03/13
  • メディア: Kindle版



ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

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  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2018/09/25
  • メディア: Kindle版


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600万部ヒットの「転生したらスライムだった件」、いうほどスライムじゃなかった件 [注目作品]

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U-NEXT関連の電子書籍サービスで、「転生したらスライムだった件」のコミカライズ1巻を無料で読んだ。面白かった。600万部売れているそうであるが、原作小説の方のことなのかな。

絵が良い。
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このワンカットだけで作者の力量が伝わってきた。


ただちょっと、この歳になると、何も考えなしに迂闊に面白がって良いのだろうかとも考えてしまう。なにせ相手はなろう小説だ。

よくよく考えてみると、言うほどスライムではない。
最弱イメージのあるスライム生活しているのは最初だけ。微生物に転生した感のあるデティールが楽しめるのだが、いきなり最強級のドラゴンの力を苦もなく手に入れてしまい、冒険を初めてしまえば皆がひれ伏し、崇め奉るのである。オーバーロードという人気なろう小説の影響があると作者がコメントしているらしい。そっちもちょっと読んだことある(合わなかった)ので、なんか分かる気がする。

ガワを変えるだけでタイトルにインパクトを与えるが、中に偽りあり。上手いといえば上手いのかもしれない。ジェリーボーイの杉森建もこういう展開だったら600万部売れたのだろうか。まあ、その後ポケモンが死ぬほど売れるのだけど。

あと、ちやほやされまくるのは、やはりなろう小説の醍醐味なのだろうか。

ちやほやされたいというより、ちやほやしてくれさえすれば、俺はこんなにもちやほやされるにふさわしい振る舞いができるのに、という承認欲求のような気がする。自分にそういう部分があるので、そんなような気がするのだ(ふさわしい振る舞いができるというのは錯覚だと思うが)。

主人公は例によって童貞のアラフォー。
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通り魔かなんかに刺されて、薄れゆく意識の中で見た夢オチなのかもしれない感じで物語が始まる。社会現象を起こした映画「マトリックス」なんかも遅刻して上司に怒られるさえない毎日を過ごすサラリーマンだったりして、冴えない人間の都合の良い妄想だと指摘する声もあった。そういうものに感情移入しまくってますと公言するのは社会人的にはやっぱり憚られる。まあ、他の「なろう」に比べて、マトリックス同様にそこまで露骨でもないので、もっと世に受け入れられる可能性はある。そこはやはり「スライム」というタイトルのインパクトによるものが大きいと思う。

うう、続き読もうかどうしようか。

 

[まとめ買い] 転生したらスライムだった件

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刃牙新章初戦のやられ役、ビスケット・オリバに決定! [注目作品]

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刃牙新章、相撲編の最初のやられ役がビスケット・オリバに決定した。地下闘技場参戦を直訴する二代目野見宿禰(のみすくね)の相手として、徳川会長が直々に指名した。

今回のマッチアップについて、事情通A氏は語る。
「宮本武蔵の後に相撲はないだろうと、ほとんどの読者が疑問視しています。しかも彼は武蔵のようにクローンや霊媒術を使って再現した当時の人ですらありません。今週、愚地独歩がなんとか相撲を盛り立てようと必死にトークしていますが、頭の悪い加藤一人論破できていない惨状です。作者の板垣氏は、最初は乏していたボクシングを急に再評価しだしてアライジュニア編をはじめた時期がありました。愚地独歩や渋川剛気に無理やり勝たせるなどしてスター性を持たせようと試みましたが結局うまくいかず、その後は見るも無残で悲惨な展開になりました。今回も同じ轍を踏むのではないでしょうか。二代目野見宿禰はオリバには勝って当たり前ですが、キャラ勝ちまでできるかどうかが問われます。今の所、個人情報がほとんど明かされておらず、キャラが薄い。花山、烈海王クラスは無理にしてもオリバやガイアレベルの脇役として残れるかが課題と言えるでしょう。それも今の所厳しいというのが大方の見方です。(事情通・談)」

 

週刊少年チャンピオン2018年46号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2018/10/11
  • メディア: Kindle版



フィギュアーツZERO ビスケット・オリバ

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  • 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
  • メディア: おもちゃ&ホビー



範馬刃牙 蒔絵シール ビスケット・オリバ

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  • 出版社/メーカー: スパイダーウェブ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



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日大アメフト部と同じ?23年前の相手選手の右腕破壊を狙った作戦を後悔!「河合克敏本」 [注目作品]

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7月18日に小学館より出版された「漫画家本Vol.5 河合克敏本」収録の作者インタビューにて、23年前に完結した「帯をギュっとね!」の最終決戦である千駄ヶ谷学園に対する浜松高校の作戦について、先のパワハラ問題を起こした日大アメフト部と同じだと後悔してることを明らかにした。

河合克敏は書道漫画「とめはねっ!」や、競艇漫画「モンキーターン」で知られる漫画家。「帯をギュッとね」は連載デビュー作で、現在も根強いファンを持つ作品。全30巻。カジュアルに楽しんで柔道に励むことを基本コンセプトに置いた作風は、今なおオンリーワンだと思う。

そんな作者が「日大と同じ」だとして後悔するのは、春の高校選手権大会決勝における主人公チームである浜松高校のたてた作戦。相手選手の右腕を二人がかりで痛めつけ、勝機を狙うというもの。これが今年5月に起こった、相手選手を負傷させるように監督が指示した事件と同じだというのだ。描いた直後から修正したいと思いつつ、叶わなかったそうだ。

>あの決勝戦は一点だけ失敗している部分があるんです。それは橘を倒すために斎藤の前に戦った三溝が関節技で橘の右手を集中して狙う、というシーンで、最低限ルールの範疇なんだけど、結果的に橘の右手を負傷させている。橘はあの時点で最強の敵で、それをなんとか倒すために考えた作戦だったんだけど、これって先ごろ大学のアメフトの試合で問題になった一件と近いことじゃないですか?このシーンは最終巻を出した直後から後悔しているところで、でもすでに出してしまった後だからどうしようもなくて、スポーツの中で起きるケガと事故ということをあらためて考えるキッカケになったわけです。そして、それは次作の「モンキーターン」で重要なテーマとなってくるんです。

とりあえず5月に起こった事件を7月発売の本で語っているというのもすごい話だ。読んでいて、これを日大アメフト部と同じとするのは、ちょっと厳しすぎるんではと思った。

まず柔道は格闘技だ。
襟を掴みに行きつつ殴るとかは論外だが、投げや関節技で相手を消耗させるのは当たり前の行為だと思う。加えて2番目に橘と対戦した斎藤とはフィジカルの差が激しい。相手の橘は188cm120kgの高校ナンバーワン選手。斎藤は173cm68kgである。最初に橘の負傷を狙った三溝が195cm110kgだったとはいえ、まともにいったのでは勝ち目がない。団体戦なので至極真っ当な作戦だと思うが、帯をギュッとね!のカラーに合わないという意見も完全には否定できない。

 
近年、柔道の行き過ぎたスポーツ化を危惧する声もある。
ルールもだいぶ変わり、自分が好きだった「双手刈り」という技も反則になった。見栄えを重視すると、だんだん格闘技の本質から離れてしまうのはどの競技も同じだ。

 

漫画家本vol.5 河合克敏本 (少年サンデーコミックススペシャル)

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  • 作者: 河合 克敏
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2018/07/18
  • メディア: コミック





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【マスクをトン】墨谷の次戦はあの聖陵!!【40年ぶり二度目】 [注目作品]

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グランドジャンプ21号を立ち読み。
U-NEXTでポイント購入したいけど、まだ配信されてないよー。

「プレイボール2」、なんと墨谷高校の次戦は、マスクを「トン」でお馴染みの聖陵だった!あのクライマックスで審判がキャッチャーマスクを蹴っ飛ばすシーンは名シーンという分類になるのかよくわからんが、作品屈指の印象的なシーンに間違いない。

で、あのキャッチャーは引退したのか、私服で後輩を指導しにきていた。
前にも増して反則スレスレの技を増やしているのだが、それを二年生レギュラーがセコイ野球と非難していて、しかもそいつらが三年生と不仲という、墨谷有利としか言いようのない展開。まあ勝利はそれ以前から確定しているのだが、ちょっと近藤チックな巨漢の二年生レギュラーの存在が不気味で興味は尽きない。

聖陵といえば、他にはメンタルの弱いリリーフ。
多分前作では二年生なのだろうから、今回はエースなのだろうか。
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あと、試合後に田所さんにカツ丼を奢ってもらうのは、やはり作品屈指の名シーンだと思うのだが、あれも聖陵戦のあとのこと。あのカツ丼が美味そうで美味そうでたまらない。あの時は1200円のうな丼に手が届かなかった。ところで今、ちゃんとした店でうな丼を食べようとしたら3500円くらいはする。さすがは絶滅しかかってるだけのことはある?しかし近年牛丼屋などが1000円切る価格で販売もしている。プレイボール2の世界観には反映されないだろうけども。。。
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さあ今度はカツ丼か、うな丼か。
グランドジャンプから目が離せない。

 

グランドジャンプ 2018 No.21 (未分類)

グランドジャンプ 2018 No.21 (未分類)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/10/03
  • メディア: Kindle版





[まとめ買い] プレイボール2

[まとめ買い] プレイボール2

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Kindle版



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散々してきたプレイボーイの女遊びが、私みたいな冴えない女で止まる!ゆめきよの「小悪魔な幼なじみにいただかれました」 [注目作品]

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なんとなくアマゾンで買った絵の上手いエロ漫画の2冊目は、ゆめきよの「小悪魔な幼なじみにいただかれました。」

前回のは微エロの範疇だったが、今回のは紛れもなくエロ漫画だ。がっつりセックスシーンも描かれている。女性をターゲットにしているので、実用性とまではいかなかったが、かなりエロい。

年頃になっても見るからに冴えない女の子と、新進気鋭の売れっ子アーティスト。二人は幼い頃、共に鍵っ子だったことから姉弟のような関係になり、成長して一度疎遠になるものの、いつしか関係が復活。お互い気持ちをごまかしていたが、あることをキッカケに男女の関係になるという話。

「散々してきたプレイボーイの女遊びが、私みたいな冴えない女で止まる」という、まあ罪のない腐女子の夢と言ったら身も蓋もない。男向けにもこんな話はごまんとある。チープといえばチープな王道娯楽漫画だが、作者の作画レベル&センスが高くて陳腐に感じさせない。脇役も魅力的だ。

セックスシーンは十分に需要に応えるものなのだろうが、これぐらいのセンスの持ち主ならば、もうワンランク上の表現ができそうな気がして読んでいて惜しい。冴えない女性がヤリチンにやられまくってしまうのだが、冴えないはずの女性が脱いだらプロポーション抜群でそこで萎える。他のセンスは抜群なのに、セックスシーンはただの記号に見えてくるのだ。コスプレだとか、酔って積極的になるとか、シチュエーションもありきたりだ。もう少し、作者しか見たことのない情報を描いて欲しい。

 



小悪魔な幼なじみに、いただかれました。※ベッドの上で▼ (ぶんか社コミックス Sgirl Selection)

小悪魔な幼なじみに、いただかれました。※ベッドの上で▼ (ぶんか社コミックス Sgirl Selection)

  • 作者: ゆめきよ
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2018/04/17
  • メディア: コミック



小悪魔な幼なじみに、いただかれました。※ベッドの上で (無敵恋愛S*girl)

小悪魔な幼なじみに、いただかれました。※ベッドの上で (無敵恋愛S*girl)

  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2018/04/17
  • メディア: Kindle版





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おっぱいの失敗は「おしっぱい」だった!水瀬マユ短編集「ふくらみふくらむ」 [注目作品]

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なんとなく2冊、絵柄が綺麗でシチュエーションの面白そうなエロそうな漫画を買ってみた。その一冊が「ふくらみふくらむ」。水瀬マユの短編集だ。他の作品は読んだことないが、絵が実に上手い。エロと書いたが、寸止めエロコメディというのが近いのかな。

巨乳がコンプレックスで、男性経験もないヒロインが、巨乳嫌いの男性社員を振り向かせるために奮闘するという内容。まず、こんなに可愛くて巨乳だったら彼氏できないわけねーわよとか思ってしまう。絵が可愛いすぎる。作者の作画レベルが高すぎるのだ。

おっぱいによる失敗、略して「おしっぱい」というのは良いフレーズだと思う。そのまま漫画のタイトルで良かったのではなかろうか。ドジ巨乳という購読者のニーズをシンプルに品よく表現できると思うのだがどうか。「ふくらみふくらむ」では中途半端だ。会議が煮詰まって何と無くボンヤリしたものに決まった感じだ。

どんなおしっぱいが読めるのだろうとワクワクして読んでみたのだが、話は意中の男性が巨根をコンプレックスにしていたという展開に転がっていく。別に面白くなくは無いのだが、読み終わると食い足りなさが残った。「おしっぱい」による葛藤は作品の核の部分だと思うのだが、男の巨根が読者に提示された時点で、ヒロインの心の葛藤や「おしっぱい」は一切表現されなくなってしまう。

まあおそらく三大出版社は作者に目をつけていると思うので、ヤンマガかヤンジャンかスピリッツのいずれかで「おしっぱい」としてリメイクされるだろう。そちらを待つことにしたい。

私としましては、巨乳目当ての男たちと付き合っていろんなことされて、それでコンプレックスに感じている女性が、それ目当てでない男のものをなんとか入れようと奮闘している話の方がリアリティある色気が出て、実用性も出ると思うのだがどうだろうか。



ちなみに他の短編も良かった。
パンストのパンチラをセクシーにかける漫画家はレベルが高いと思う。

 

ふくらみふくらむ 水瀬マユ作品集 (アクションコミックス)

ふくらみふくらむ 水瀬マユ作品集 (アクションコミックス)

  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2018/03/09
  • メディア: Kindle版



ふくらみふくらむ 水瀬マユ作品集 (アクションコミックス)

ふくらみふくらむ 水瀬マユ作品集 (アクションコミックス)

  • 作者: 水瀬 マユ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2018/03/09
  • メディア: コミック


夫のちんぽが入らない (講談社文庫)

夫のちんぽが入らない (講談社文庫)

  • 作者: こだま
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/09/14
  • メディア: 文庫



夫のちんぽが入らない(1) (ヤンマガKCスペシャル)

夫のちんぽが入らない(1) (ヤンマガKCスペシャル)

  • 作者: ゴトウ ユキコ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/09/06
  • メディア: コミック



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