池田エライザは歌がえらいうまい。TVドラマ版「デザイナー渋井直人の休日」第3話感想 [注目作品]
TVerでドラマ版の「フルーツ宅配便」を見る。
面白い。嶋田久作演じる勘違い純愛おじいちゃん客に、風俗嬢役の山下リオが高コミュニケーション能力&サービス精神を発揮しつつ、相手の態度に合わせて段階的に引いていくという演技&演出が見事だった。
「デザイナー渋井直人の休日」3話も見る。
ドラマの冒頭は、色々買い物をした後に職質されるという、原作の第7話から。こんなにしつこいことってあるのかなあ、荷物全部チェックされるだなんてやり過ぎじゃ無いかなあ、俺なら毅然と断ったりするかなあ、とか思いながら見てた。ナイフが出てきた瞬間に警官が相棒に「な?」と相槌を求める脚色。これにはしばらく爆笑してた。
原作は相棒なし。
こっちは買い物しすぎなせいで、拾ったクレジットカードを使って買い物したと疑われる流れだったのかと今気づいた。今気づいたけど、そんなことで職質されることってある?
原作で一番印象的だった5話のセリフがちょっと変わっていて違和感あった。
「デザイナーとアーティストは対等な関係なんだよ!」
原作では
「デザイナーはアーティストより上じゃない!」
文字面だけ見るとあまり意味は変わってない。
原作だと「若手バンドのノーギャラの仕事」なので、それでもクライアントを尊重する渋井直人の言葉には対等どころか下手に出てる感があって感銘を受ける。しかしドラマだと大看板を出せてギャラが発生するぐらい売れっ子アーティストに変更されているので、そもそも上にいる感がないし、下ではなく対等なんだと原作よりは上から目線になっている。なんかパンチの無いシーンになってしまった。なんで若手バンドのノーギャラの仕事にしなかったのだろうか。。。そんなに大看板が必要だったのだろうか。職質の場面をつなげる装置ではあるんだけど。
3話の最後は原作16話のインストアライブの話を持ってきている。
体育会系の魔性の女っぽい歌手を好演している女優さん、歌がうますぎるけどひょっとして吹き替えじゃ無いんじゃ無いかと調べてみたら、池田エライザさんという演じている本人が歌っているらしい。すごい。
ところでこのドラマ、オチが毎度よく無い。
この原作の気に入っているでティールの一つが、若い女と親密になっていくかもしれない過程で、加齢ゆえのダメージを受けないように、スマートを意識しつつも必死にデッドラインを見極めるという俺が普段やってるようなことが行間から伝わってくる部分なのだが、ドラマ版では渋井直人がデッドラインに無頓着で平気に乗り越えた挙句に爆死してしまう。損切りができていないのだ。これでは単なる距離感をわかっていないキモいおっさんである。TVドラマは元ネタに自信がないとコメディ要素を強調しすぎるきらいがあるが、そこの落とし穴にハマってる感じがするが、TVという表現手段の限界のような気もする。
なんか光石研があまりハマってない。
ちょっとオドオドし過ぎ。
あれじゃ女は寄ってこない。
話は変わるが、dマガジンでオシャレ雑誌をパラパラと読むノルマを消化していたら渋谷直角(原作者)のコラムを発見。中村佳穂というアーティストを大プッシュしていた。ユーチューブでチェックしてみたら、たいそう良かったので4曲「GUM」「きっとね!」「SHE`S GONE」「アイアム主人公」「鴨川」を購入。ゴーン、シゴーン♪となんか気が付いたら呟いちゃっています。
面白い。嶋田久作演じる勘違い純愛おじいちゃん客に、風俗嬢役の山下リオが高コミュニケーション能力&サービス精神を発揮しつつ、相手の態度に合わせて段階的に引いていくという演技&演出が見事だった。
「デザイナー渋井直人の休日」3話も見る。
ドラマの冒頭は、色々買い物をした後に職質されるという、原作の第7話から。こんなにしつこいことってあるのかなあ、荷物全部チェックされるだなんてやり過ぎじゃ無いかなあ、俺なら毅然と断ったりするかなあ、とか思いながら見てた。ナイフが出てきた瞬間に警官が相棒に「な?」と相槌を求める脚色。これにはしばらく爆笑してた。
原作は相棒なし。
こっちは買い物しすぎなせいで、拾ったクレジットカードを使って買い物したと疑われる流れだったのかと今気づいた。今気づいたけど、そんなことで職質されることってある?
原作で一番印象的だった5話のセリフがちょっと変わっていて違和感あった。
「デザイナーとアーティストは対等な関係なんだよ!」
原作では
「デザイナーはアーティストより上じゃない!」
文字面だけ見るとあまり意味は変わってない。
原作だと「若手バンドのノーギャラの仕事」なので、それでもクライアントを尊重する渋井直人の言葉には対等どころか下手に出てる感があって感銘を受ける。しかしドラマだと大看板を出せてギャラが発生するぐらい売れっ子アーティストに変更されているので、そもそも上にいる感がないし、下ではなく対等なんだと原作よりは上から目線になっている。なんかパンチの無いシーンになってしまった。なんで若手バンドのノーギャラの仕事にしなかったのだろうか。。。そんなに大看板が必要だったのだろうか。職質の場面をつなげる装置ではあるんだけど。
3話の最後は原作16話のインストアライブの話を持ってきている。
体育会系の魔性の女っぽい歌手を好演している女優さん、歌がうますぎるけどひょっとして吹き替えじゃ無いんじゃ無いかと調べてみたら、池田エライザさんという演じている本人が歌っているらしい。すごい。
木ドラ25「デザイナー 渋井直人の休日」第3話のおまけ動画を公開!
— 木ドラ25「デザイナー 渋井直人の休日」 (@tx_shibuinaoto) 2019年1月31日
今回は京川夢子ライブ スペシャルver.
ノーカットです〓
これまでの全話を見逃した方は #TSUTAYAプレミアム で!#テレビ東京 #BSテレ東 #木ドラ25#渋井直人 #光石研 #岡山天音 #池田エライザ #辻本耕志 pic.twitter.com/dWIKyqGl2W
ところでこのドラマ、オチが毎度よく無い。
この原作の気に入っているでティールの一つが、若い女と親密になっていくかもしれない過程で、加齢ゆえのダメージを受けないように、スマートを意識しつつも必死にデッドラインを見極めるという俺が普段やってるようなことが行間から伝わってくる部分なのだが、ドラマ版では渋井直人がデッドラインに無頓着で平気に乗り越えた挙句に爆死してしまう。損切りができていないのだ。これでは単なる距離感をわかっていないキモいおっさんである。TVドラマは元ネタに自信がないとコメディ要素を強調しすぎるきらいがあるが、そこの落とし穴にハマってる感じがするが、TVという表現手段の限界のような気もする。
なんか光石研があまりハマってない。
ちょっとオドオドし過ぎ。
あれじゃ女は寄ってこない。
話は変わるが、dマガジンでオシャレ雑誌をパラパラと読むノルマを消化していたら渋谷直角(原作者)のコラムを発見。中村佳穂というアーティストを大プッシュしていた。ユーチューブでチェックしてみたら、たいそう良かったので4曲「GUM」「きっとね!」「SHE`S GONE」「アイアム主人公」「鴨川」を購入。ゴーン、シゴーン♪となんか気が付いたら呟いちゃっています。
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- メディア: オフィス用品
タグ:渋谷直角
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