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壁が分厚く、画鋲をはじき返す!?次世代型レオパレスに住んでいる人が最近のレオパレス問題を語る [日記]

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またレオパレスのニュースが世間を騒がしている。
修繕と、引っ越し費用のために会社は大きなダメージ。
倒産するかもと報道してるメディアもある。

自粛なのか宣伝費が捻出できなくなったのか、もうスポンサー様として崇め奉る必要がなくなったのか、TVでは今更2ちゃんのコピペを盛大に放送しているようだ。自分は去年、数年ぶりに一人暮らしを再開してレオパレス住まいを始めた。実際のところレオパレスはどうなのか、住んでいる者の大勢の中の一人として実体験を語ってみたいと思う。

【レオパレスは事件にどう対応していたか】
住み始め、ようやく少し落ち着いた頃にあのニュースだ。
レオパレスから会社に連絡が来たよと、総務から更に引っ越しするかどうするか聞かれた。
その後、レオパレスから今回の不祥事について直接お知らせが届いた。

【レオパレスコピペの実際はどうか?】
住む前はビビっていたが、住んでみれば思ったよりも快適だった。たまたま当たりの物件だったのかもしれない。会社からの引っ越しのお伺いはスルーした。

「壁に画鋲を刺したら隣室から悲鳴が」「スピードラーニングを始めた人がいるフロアに住む全員が英語が達者に」、とか壁が薄いという話をよく聞く。自分の場合、隣に外国人が住んでいて人の出入りもそれなりに多かったが、特に気になるというほどでもない。以前、一人暮らししていた物件と変わらないと思う。まあ、それほど神経質な性格でもないのもあるかもしれない。一度、隣室の会話に聞き耳を立ててみたことがあるのだが、声を荒げるぐらいのレベルにならなければ何を喋っているのかは判別できなかった。

【レオパレスはどう対策をとってきたのか】
転勤となり引っ越しとなると、どこに住みたいかと会社から物件の資料が色々送られてくるのだが、物件を見比べていると2006〜9年ぐらいにレオパレスの間取りのスタンダードの見直しがあったことが分かる。実際、今回不正の調査対象になったレオパレスは2009年までの物件だという。

自分が認識するところの「古いレオパレス」はロフトで、ユニットバスなのを仕切りでごまかしたような「トイレ風呂別」になっているのが特徴だ。この「ごまかしトイレ風呂別」は当時のレオパレスの会社の悪しき方針を象徴していると思うので、ここを第一の目安に物件を選別した。こっちに住んでいたら悲惨だったかもしれない。「新しいレオパレス」はトイレ風呂が完全に別になり、ロフトが半分ぐらいの高さになった。

【エアコン3時間伝説の対策】
事件発覚後、会社から送られてきた資料の中に、「3時間」と総務が赤ペンで書き込んだ物件があった。なんのこっちゃと思ったが、今思えばエアコンの自動3時間タイマーことだったのだろう。住民が消し忘れた場合、水光熱費レオパレス持ちの物件の場合に損しないよう、そういう設定がなされていたらしい。去年の夏、寝ている間に脱水症状になった住民がいると報道されて問題になったせいか、希望があれば再設定するというDMが後日来ていた。自分が住んでたところも3時間タイマーだったのだが、俺はあまり気にならなかったのでDMをスルー。

【汚名返上?レオパレスのニュースタンダード】
住んで半年。社内のトラブルに巻き込まれ、ちょっと離れたところに異動になった。結局引っ越しである。またそこでレオパレスを選ばないといけなくなったのだった。また総務から送られてくる物件を精査する日々だったのだが、ある日、全く間取りの違う新築のレオパレスの資料が送られてきた。

調べてみると、その物件は次世代型のレオパレスで、数々の汚名を返上するために生み出されたニュースタンダードのようだ。数ヶ月住んでみた感想だが、女性でも住めるようにきちんとしたデザイナーがちゃんとデザインしたという印象。

前の物件は機能性を追求しすぎていて、なんか怪しさがあった。日本中を渡り歩く現場作業員のタコ部屋感が抜けていなかった。2006〜09年の変革期にベッドがロフトから半分の高さになったと書いたが、そもそもなんで半分の高さにするのかという話である。ちなみにその下は収納スペースということになっており、ベッドに上がるために階段がついている。ちなみにその階段も天板が可動する収納になっている。レオパレスは異常に収納が多く、はっきり言って持て余すぐらいだった。

ベッドの下が収納というのは別に普通の家具でもあるが、わざわざベッドを胸の高さにして階段がないと登れないようにしたのはなぜか。今思いついたのだが、おそらく二段ベッドとして使えるようにしたのではないか。ドラえもんが押入れで寝るみたいなことができるなとふと考えたことはあった。おそらく推奨はしていないだろうが、顧客である例えば建築会社が安く使えるようにという配慮だったのではなかろうか。そういえば、クローゼットも横並びに2つついていたのである!

ちなみにこのニュースタンダードではベッドがなくなり、まるで普通の賃貸でレオパレスっぽさがまるでない。クローゼットも一つになってしまい、収納力が圧倒的に減ってしまった。ちょっと困るといえば困る。

さて、ニュースタンダードはどうなっているのか
■まず、スマホで家電が動くというあれを用意している。
用意している、というのはコレを書いている現在は「見込み」だということ。
そのための機器は設置されており、将来アップデートによって色々なことがスマホで出来るらしい。
扉はカードキーになっていて、遠隔操作も現在「少し」出来るようだ。

ちなみにカードキーの使い方だが、1:電源を入れて、2:カードをかざし、3:ダイヤルをひねって解錠し、4:ノブを引く、といった具合で、スマートなんだかスマートじゃないんだか。少し面倒。

■床はクッションフロア。
床がグニグニするので施工不良かなと思って「床がグニグニ」で検索したら、クッションフロアというものが出てきた。レオパレスに電話して聞いてみると、アジア人っぽい人が電話に出て一瞬「っ!」と思ったのだが、立て板に水でスラスラとクッションフロアの説明をしてくれたので優秀な留学生的な人だったのかもしれない。衝撃を階下に伝えにくくするための設備。ちなみに過去のレオパレスは、2Fは必ず絨毯になっていたんだそうだ。

■洗面台が風呂場から独立。
地味に嬉しい。
風呂も格段に使いやすくなっている。
お湯の温度も、わざわざ水の量を調節しなくてもよくなった。

■IHも進化
前回はIHというか、電熱器みたいなヤツだったが、実家にあるのと変わらないものに。キッチンも広くなった。冷蔵庫も変わった。下、5分の2が冷凍庫スペース。冷凍食品時代を反映している。

■トイレは温水洗浄便座がデフォ
ちなみに過去の物件にもそのうち設置するというお知らせがあった。

■新聞受けがない
郵便受けがまとめて別個にあり、そこに宅配ボックスもある。ちなみに以前のレオパレスは宅配ボックスが新聞受けの下に設置されていた。

■インターホンが進化。
モノクロだったモニターがカラーに。録画も可能。チャイムを押した人の画像が自動で撮影される。お金を払わなければ使えないが、SECOMもついている。

 
写真週刊誌でレオパレス社長のすごい豪邸を見た。
儲かるもんなんだなと思う。
その儲けはやってはいけないコストカットとも結びついているんだろうけど。

しかしこの先はどうなるのか。
潰れてしまうのか?
もっと早くニュースタンダードができてればなあと思う。
10年、いや5年早くやっていれば、、、

 

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