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消費税増税を予見した政治漫画の傑作「加治隆介の議」 [時事ネタ]

当時、政治家漫画は他にもあったが、「政治家=汚い」という世間一般的なイメージで描かれるものが多かった。1991年〜1997年に講談社のMr.マガジン(現在は廃刊)で連載されていた「加治隆介の議(かじりゅうすけのぎ)」は高潔な理想を持った政治家が現代政治の矛盾に立ち向かうという構成が新しかった。

作者は島耕作シリーズでサラリーマンに絶大な支持を得る弘兼憲史。この漫画は「課長島耕作」が終了したあとに始まった力作である。ちなみに「社長島耕作」では加治隆介の息子が政治家として登場する。

画像は15巻から。
加治隆介.jpg
初版が97年(雑誌掲載時期は消費税5%増税で騒がれた時期)なので、10年以内に15%は外れてしまった。今回の増税で不満な人は多いだろうが、リアルタイムで漫画を読んでた身からすると、やっと増税かよという気持ちである。


加治隆介の議 全20巻完結(ミスターマガジンKC ) [マーケットプレイス コミックセット]

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  • 作者: 弘兼 憲史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: コミック



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