SSブログ

「ガンダムブームはゼータから!」という新聞記者に読ませたい大和田秀樹「ガンダムを創った男たち。」 [時事ネタ]


Zガンダムのパチンコ曲を使って、日曜朝に放送されているように仕上げた動画いいね。最初、ユニコーンの後番組なのかと思ってしまった。

ところで毎日新聞が「ガンダムブームはゼータから」と解説して炎上してるらしい。

毎日新聞がどうしてそういう認識になるのかよくわからない。
リアルタイムでファーストから見てない。あるいは関連書籍を読まず、映像作品のみを見た本人の印象で語ってるのではなかろうか。ひょっとしてマジンガーかドラゴンボールと勘違いしてるのでは無いだろうか。

自分はマニアと誇れるほど詳しく無い。
物心ついた頃にすでに放送は終了していた。何かよく理解しないままオモチャで遊んでいたのを覚えている。それほどまでに世はガンダムに熱狂していた。そこそこ自我が形成された頃にゼータだった。コミックボンボンで告知を見て、あのガンダムに続編が。。。と衝撃を受けた。またあんな熱狂が来るのかと思ったが、あまり「来た」印象は無い。

そのまた続編のダブルゼータで大きく路線変更がなされ、あまり上手くいかなかったんだなと子供心に思った。そもそも富野作品はロボットはかっこいいのだが話が難解で子供向けでなく、難解な話を好むマニアにしてもゼータ以前の富野作品を数年間見続けており、社会現象を起こす要素は失われていたと思われる。

中学生ぐらいになると、夕方にアニメの再放送が始まり、以前よりはゼータを理解できるようになっていた。映像作品として触れている時間は、おそらくファーストよりもゼータが長いと思う。ゼータは尖っていて大人っぽい感じ、ファーストは丸っこくて野暮ったい。そんな印象があるが、ファーストの偉大さは皮膚感覚として染み付いている。ところがファースト直撃世代のゼータの評価が思っているより遥かに低いことがあり、衝撃を受ける。

直撃世代所有の当時のアニメ雑誌を読んだことがあるのだが、読者投稿欄でゼータが酷評を食らっていた。当時の評価はそんなものだという。思えば5年ぐらい新作が出なかったのだ。ファーストの世界観に凝り固まってしまって、原作者のビジョンと合致しなくても無理はない。原作者が作って無い「0083」や「第08MS小隊」は最初から受け入られたが、「F91」は「V」評価されるまで時間がかかった。

ガンダムブームの熱狂を描いた漫画に大和田秀樹の『「ガンダム」を創った男たち。』がある。
ゼータから1.png
ネットのどこかで探してきた程度の話を、どこかで読んだ漫画の盛り上がるパターンに当てはめて再構成したようなギャグ漫画だ。買ってしまったが、正直あまり所有したく無い本ではある(言わなくていい)。

 

「ガンダム」を創った男たち。上巻 (角川コミックス・エース)

「ガンダム」を創った男たち。上巻 (角川コミックス・エース)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2014/08/11
  • メディア: Kindle版



「ガンダム」を創った男たち。 上巻 (カドカワコミックス・エース)

「ガンダム」を創った男たち。 上巻 (カドカワコミックス・エース)

  • 作者: 大和田 秀樹
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2014/01/24
  • メディア: コミック


タグ:ガンダム
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。