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そろそろ宇宙一面白い漫画も限界なんじゃなかろうか。荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」 [この人気漫画が面白くない]

自分で電子化という自炊作業。
一番辛いのは見開きが多い漫画。
裁断する時に、絵を切らないように気を使う。

↓気を使わないとこうなる
スクリーンショット 2013-02-03 9.42.10.png


一番見開きが多い漫画は何と言ってもジョジョ。
特にスティールボールランになってからキツイ。
あまりの見開きの多さに、糊の部分ギリギリを狙ってまとめてローラーカッターで裁断する技を編み出した。

↓やや絵が繋がってないが、そもそも印刷状態の都合で綺麗につながることは少ない。
スティール1.png
それ以上に内容が辛かった。
ジョジョはマイフェイバリットなのだが、特に5部以降、ボス戦が近づくと内容を理解するのが難しくなってくる。モニターチェックの後、タブレットでも仕上がりをチェックしていて頭がこんがらがってくる。ページ番号も描いてないので、ページ数が入れ替わってたり、抜けてたりしても気づかないかもしれない。

現行のジョジョリオン読んでいても、そろそろ限界なんじゃと思えてくる。ストーンオーシャンも女主人公、刑務所舞台というコンセプトが足を引っ張って、後半に行くにしたがってグダグダになっていった印象。素数を数えると安心するプッチ神父で保ったようなシリーズだ。

スティールボールランも、レース縛り&スタンド控え目をテーマに前半は頑張っていたが、中盤以降は不完全燃焼スタンドバトル旅になってしまっていた。二重顎のチビデブ大統領の頭身がグングン上がっていき、最終的にラスボス体型&容姿に進化するという、斬新な展開となってしまった。初期構想ってどんなんだったんかなあ。4部の小林玉美や、6部のアナスイぐらいはまあ、まあまあまあ目を瞑るとしても、サンドマン=サウンドマンと合わせ一本でどんな熱狂的な信者も弁護できまいと思う。
スティール2.png
(左が初期。右が後期)

整合性にこだわると面白くなくなるという作家も多いが、つじつまは合ったに越したことは無いと思う。つじつまが合わないことで面白がられる漫画なんてのは、所詮その程度だよねって小馬鹿にされてるだけなんでは無いか。



STEEL BALL RUN 文庫版 コミック 全16巻完結セット(化粧ケース入り) (集英社文庫―コミック版)

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  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/01/29
  • メディア: 文庫


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