TOKIO山口達也メンバー書類送検!やはり読むのは今?「ぼくは愛を証明しようと思う。」 [モテる漫画]
アイドル並みに可愛い女の子とデートして数日。
職場で別の女の子の態度がなんか悪くなった。
些細なことに対してキレ出したので「なんか俺がしたのなら謝るよ。」と言ったら、彼女の返事に血の気が引いた。
「××ちゃんに何したか分かってますか。」
あ、これヤバイやつだ。
「本社に言いますよ。いいんですか?××ちゃんに謝ってください。」
「ストーカー。気持ち悪い。ほんと大っ嫌い。」
デートで失敗したことは以前書いたが詳細はボカしていた。
何が一番明確に失敗したかというと、ハグしたのは不味かったかなと思った。
と言っても、このハグは俺のルーティーン、台本だ。それなりに実績があったから使っているわけだ。ここから女の子の方からキスするように仕向けたこともあれば、一晩過ごしたこともある。反対に、拒否られることもある。拒否られるのは大体流れを無視した場合。今回不味かったかなと思ったと言ったのは、あまり適してない流れで使ってしまったからだ。もちろん、このルーティーンがトラブルになったことはなかった。しかしそれが今、崩れようとしていた。
過去、この行為に関して当人から詰められた(態度をはっきりさせてというニュアンスで)ことはあったが、「楽しすぎてテンションが上がり過ぎた」と遠回しに褒めることで回避できたので、今回も同じ手を使った。
(画像は北崎拓「さくらんぼシンドローム」6巻)
彼女の返事は、昨日はすぐ寝てしまったから返事が遅れたということと、お礼の言葉。正直あまり良い内容とは言えない。その後すぐ、LINEのレスポンスも落ち、フェードアウト狙いかなと思った。だが、定型文的なお礼のLINEには彼女のトレードマーク的なスタンプが添えられており、それは自分がプレゼントしたもの(いままでブロックの確認以外で使ったこと無かったよ!)。距離を置きたい相手にそんなもの送るかなという疑念が一つ。そして彼女は新社会人成り立てである。とんでもなく神経を使うであろうハードな職場だ。レスポンスが悪くなってもしょうがないという解釈はポジティブ過ぎてストーカー気味かもしれない。
そんなことを考えモヤモヤしているところに女の子の友達から、「このストーカー野郎」の一撃である。もちろんストーカーだと言われないように何重にもチェックを重ね、ルーティーンは成り立っている。連絡先交換するように仕向けて来たのは相手から。食事の提案も相手。計画を詰めるときにも、常に相手に逃げ道を残している。行き先を決めたのも相手だし、「いつ行く?(笑)」とか「その日仕事だ。でも×時に終わる。」なんて美しすぎるメッセージもいただいている。しかし、かつての上司、年の差、ハグの合わせ技で女の子の気分ひとつでストーカーにされてしまう。どこで議論するかで結論は変わる。会社で議論すれば、当然結論はアウトしかない。
出たばかりの「ぼくは愛を証明しようと思う。」3巻もそんな内容だ。彼氏がいる相手とこっそり付き合っていたが、浮気が見つかって責められた相手によってそれがセクハラだったと訴えられ、主人公は窮地に陥ってしまう。
ちなみに自分の場合も相手に彼氏がいるということは聞いていた。それが結婚したい相手だということも。ただ、ちょっと前の話だ。いつ、どの瞬間まで付き合ってるのかは知りようもない。
男女二人っきりで食事に行けば浮気だと自分は思う。
彼女に浮気の自覚があったかなかったか、それは考えても仕方がない。浮気であっても、誰かがそれを確かめない限り、彼女らは自分の行動が浮気であることを認識しない。そういう女性の本能につけ込むのが口説きの常道なのだ。過去、デートできた女の子たちの中で彼氏がいたり旦那がいたりした子がなんと多かったことか。だから彼氏がいるいないを聞くのは野暮というもの。聞けば終わってしまうのだ。今回のデート中も、彼女から彼氏の存在は微塵も感じなかった。
繰り返しになるが、そんな男女間の仁義も、社会というフィルターに通してしまうと何の意味もない。休憩時間になってすぐ謝罪のメッセージを送った。何か言い訳がましいニュアンスが入ってないか注意しつつ、女の子の友達から聞かされたということ、全面的に自分が悪かったということ。おそらく二度と会いたくないだろうから、LINEでの謝罪を許してほしいということを書いて送信した。なんて俺はカッコ悪いんだろうと悶絶しながら返事を待つ。
その前日、デートの予定を詰め出してから、初めてやりとりが途絶えていた。デート後、三日目のことである。「気持ち悪い」と思いながら彼女は二日間過ごし、もうこれ以上は無理となって女友達に相談したのだろうか。昼に送ったメッセージは夜になっても既読がつかない。これはもうブロックされているのかもしれない。
俺って世界で一番カッコ悪いんじゃないだろうかと悶絶し続けての深夜、LINEを確認してみるとメッセージが一件。そこから事態はまた微妙に変な方向に進んで行くのだった。
続く。
TOKIO山口メンバーのご冥福をお祈りします(死んでない)。
この記事は事件発覚以前に書かれたものです。
職場で別の女の子の態度がなんか悪くなった。
些細なことに対してキレ出したので「なんか俺がしたのなら謝るよ。」と言ったら、彼女の返事に血の気が引いた。
「××ちゃんに何したか分かってますか。」
あ、これヤバイやつだ。
「本社に言いますよ。いいんですか?××ちゃんに謝ってください。」
「ストーカー。気持ち悪い。ほんと大っ嫌い。」
デートで失敗したことは以前書いたが詳細はボカしていた。
何が一番明確に失敗したかというと、ハグしたのは不味かったかなと思った。
と言っても、このハグは俺のルーティーン、台本だ。それなりに実績があったから使っているわけだ。ここから女の子の方からキスするように仕向けたこともあれば、一晩過ごしたこともある。反対に、拒否られることもある。拒否られるのは大体流れを無視した場合。今回不味かったかなと思ったと言ったのは、あまり適してない流れで使ってしまったからだ。もちろん、このルーティーンがトラブルになったことはなかった。しかしそれが今、崩れようとしていた。
過去、この行為に関して当人から詰められた(態度をはっきりさせてというニュアンスで)ことはあったが、「楽しすぎてテンションが上がり過ぎた」と遠回しに褒めることで回避できたので、今回も同じ手を使った。
(画像は北崎拓「さくらんぼシンドローム」6巻)
彼女の返事は、昨日はすぐ寝てしまったから返事が遅れたということと、お礼の言葉。正直あまり良い内容とは言えない。その後すぐ、LINEのレスポンスも落ち、フェードアウト狙いかなと思った。だが、定型文的なお礼のLINEには彼女のトレードマーク的なスタンプが添えられており、それは自分がプレゼントしたもの(いままでブロックの確認以外で使ったこと無かったよ!)。距離を置きたい相手にそんなもの送るかなという疑念が一つ。そして彼女は新社会人成り立てである。とんでもなく神経を使うであろうハードな職場だ。レスポンスが悪くなってもしょうがないという解釈はポジティブ過ぎてストーカー気味かもしれない。
そんなことを考えモヤモヤしているところに女の子の友達から、「このストーカー野郎」の一撃である。もちろんストーカーだと言われないように何重にもチェックを重ね、ルーティーンは成り立っている。連絡先交換するように仕向けて来たのは相手から。食事の提案も相手。計画を詰めるときにも、常に相手に逃げ道を残している。行き先を決めたのも相手だし、「いつ行く?(笑)」とか「その日仕事だ。でも×時に終わる。」なんて美しすぎるメッセージもいただいている。しかし、かつての上司、年の差、ハグの合わせ技で女の子の気分ひとつでストーカーにされてしまう。どこで議論するかで結論は変わる。会社で議論すれば、当然結論はアウトしかない。
出たばかりの「ぼくは愛を証明しようと思う。」3巻もそんな内容だ。彼氏がいる相手とこっそり付き合っていたが、浮気が見つかって責められた相手によってそれがセクハラだったと訴えられ、主人公は窮地に陥ってしまう。
ちなみに自分の場合も相手に彼氏がいるということは聞いていた。それが結婚したい相手だということも。ただ、ちょっと前の話だ。いつ、どの瞬間まで付き合ってるのかは知りようもない。
男女二人っきりで食事に行けば浮気だと自分は思う。
彼女に浮気の自覚があったかなかったか、それは考えても仕方がない。浮気であっても、誰かがそれを確かめない限り、彼女らは自分の行動が浮気であることを認識しない。そういう女性の本能につけ込むのが口説きの常道なのだ。過去、デートできた女の子たちの中で彼氏がいたり旦那がいたりした子がなんと多かったことか。だから彼氏がいるいないを聞くのは野暮というもの。聞けば終わってしまうのだ。今回のデート中も、彼女から彼氏の存在は微塵も感じなかった。
繰り返しになるが、そんな男女間の仁義も、社会というフィルターに通してしまうと何の意味もない。休憩時間になってすぐ謝罪のメッセージを送った。何か言い訳がましいニュアンスが入ってないか注意しつつ、女の子の友達から聞かされたということ、全面的に自分が悪かったということ。おそらく二度と会いたくないだろうから、LINEでの謝罪を許してほしいということを書いて送信した。なんて俺はカッコ悪いんだろうと悶絶しながら返事を待つ。
その前日、デートの予定を詰め出してから、初めてやりとりが途絶えていた。デート後、三日目のことである。「気持ち悪い」と思いながら彼女は二日間過ごし、もうこれ以上は無理となって女友達に相談したのだろうか。昼に送ったメッセージは夜になっても既読がつかない。これはもうブロックされているのかもしれない。
俺って世界で一番カッコ悪いんじゃないだろうかと悶絶し続けての深夜、LINEを確認してみるとメッセージが一件。そこから事態はまた微妙に変な方向に進んで行くのだった。
続く。
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この記事は事件発覚以前に書かれたものです。
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