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ショック!あの名作の生原稿がいつの間にか新聞紙に化けていた!!! [注目作品]

最近こまめにチェックしてるウェブ漫画といえば、やまと虹一の「プラモ狂四郎シンドローム」だ。そもそも連載時の裏話を語った作者のブログが面白かったのだが、それを自らコミカライズしている。

一応説明しておくと、プラモ狂四郎は1987年からコミックボンボンで連載された漫画。それぞれ作ったプラモを、VR装置を使って戦わせるという物語が大人気に。現在、ガンダムビルドファイターズというアニメが放送されているが、原案になってると思って間違いないと思う。

そのシンドロームの特別編が最近始まった。
これを描きたくて始めたらしい。
なんと作者が所蔵していた「プラモ狂四郎」の生原稿が、いつの間にか全て新聞紙にすり替えられていたという!

電子書籍版を出版するにあたり作業を進めていたところ編集者から連絡があり、生原稿がオークションにかけられていることが発覚。慌てて作者が倉庫を確認してみたところ、原稿が全て新聞紙にすり替えられていたというのだ!怖すぎる!!!
プラモ原稿1.png
オークションでは二千万円の値がつけられていたそう。三回の引っ越しのうちのいずれかのタイミングですり替えられたのではと作者は推測している。再販分は全てネガから起こしていたにせよ、なぜ気づかなかったのか?ここがポイントである。

作者のやまと氏は、プラモ漫画以外のヒットを飛ばせなかったことに対する劣等感をよくブログで語っていた。だから原稿の管理も杜撰であったのだろう。気持ちはわかるような気がする。どんなに封印しようとしても漏れ伝わる偉大な光。それは作家の才能の限界も綺麗に照らしてしまう逃れられない存在、それがプラモ狂四郎だったのだ。

作者本人のコメント「僕はそれに気付かず何年もプラモ狂四郎の上に胡座をかいて過ごしていたのかと思うと発狂しそうになった…」がすごくいい。
プラモ原稿2.png
そして盗んだ犯人はそういう心理を利用した。
オークションの売主アカウントは作者名義で「ガンプラ漫画に決別するため」説明されていたという。ブログを読んでなければこれは書けない。どういう経緯で盗んだのだろうか。原稿は結構な量がありそう。単純な思いつきで盗んだのではなさそうだ。計画的な犯行だろう。

さてこの漫画はどういう結末を迎えるのか。
続きが楽しみだ!

そして全ての漫画家さん達は自分の原稿が新聞紙にすり替わってないか、今すぐ確認してほしい!

プラモ原稿3.png

<追記>
こんなこと書いたら、意外な展開に。。。。
 

プラモ狂四郎 全11巻完結 [マーケットプレイスセット]

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  • 作者: やまと虹一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: コミック





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