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「この世界の片隅に」エアプの俺が勘違いしていた話を「いだてん」と一緒に語ってみるよ [名作紹介]

アマゾンプライムでアニメ映画「この世界の片隅に」を見ました。ながら見ですけど良かったです。特に能年玲奈の声。「あまちゃん」も良かったけど、こんな女優が干されてるだなんて、ほんともったいないよなあ。

能年玲奈を「いだてん」で復活させるべく、もめている元所属事務所との手打ちが行われたとかいう報道もあったけど、どうなんだろう。彼女の出世作の脚本を手がけた宮藤官九郎作品であるだけに、実現してほしいと思う。

「いだてん」は視聴率ワースト記録更新とかネガティブなニュースが多い。
群集劇であまり突出した強烈なキャラクターがいなかったり、めまぐるしく過去と現在が入れ替わったり、そもそも大河ドラマっぽくない作品カラーとか、まあマイナス要素として目がつく部分はいっぱいある。

が、東京オリンピックを目指して頑張った人たちの様々なエピソードは素敵だ。一応主役の金栗四三が実際に綴った日記を使って初参加のオリンピックの模様が描かれるのもリアリティあって良かった。

あと、兎にも角にも絵作りが豪華だ。オープニングからして良いのだが、ドローンを使った雄大な九州の風景、スタジアムまで借りて行われる海外ロケ、背景に凌雲閣が違和感なく映り込む浅草の風景。1話ごとに映画作るぐらいの予算が突き込まれてるのではないかというぐらいだ。キャストも異常に豪華だ。

 
話は強引に「この世界の片隅に」に戻る。
俺はこの漫画が映画化されて散々話題になって頃、漫画喫茶で1巻を読んで、どういう読み方したら良いのかよくわからずに途中で読むのをやめてしまった。戦時中の夢見る少女が、妄想のお化けと暮らす話?そんな印象だった。

で、アマプラで見た時も、話題作だし実家の60過ぎの母の退屈しのぎになるかなと別段自分が見るわけでもなく、つけといただけだったりする。で、そんな妄想お化けの話が映画でもあったのかなかったのか、途中からだんだんと映像に惹きこまれていったのだけれど。

「これと全く同じTVドラマ見たことある」
60過ぎの母が唐突に呟いた。
どうやら2018年のドラマ版を見ていたらしい。
「すごく面白かったし、泣けたよ」とのこと。

「へー、ドラマ版は作者と揉めて、全くの別物になったらしいね。」と俺。
「え、全く同じだけど。ここも。ここも。」と母。

なんか雲行きが怪しいのでネットを検索してみると、作者と揉めたのではなく、アニメ映画を作ったとこがドラマ版作ってるとこと揉めたんだそうだ。合ってる?アニメ映画の出来がよろしすぎて、ドラマ版作ったとこが無許可で参考にしまくったのでアニメ版の人はそれが面白くなくて揉めたのかな。

アニメ制作者が原作者のような態度をしてるという批判も合ったので、俺が作者のコメントだと誤読したのも無理はない(ような気がする)。いやあ、これがニュースになった時、割と注意深く観察してた記憶はあるんだけども、それでも間違えますか俺。よくあることではあるんだけども。反省。

エンドクレジットの後に、クラウドファンディングに協力した人のクレジットがあって、その中に俺はとだ勝之の名前を発見したのでした。原作者の師匠なんだよな。「ホームセンターてんこ」は面白かった。

 

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