火鳥の「快楽ヒストリエ」買ってみた

「快楽ヒストリエ」という漫画を買ってみた。
まず絵が良さげ。
エロの歴史解説漫画かなと思ったが、さにあらず。

歴史の有名エピソードに成人マンガ誌「快楽天ビースト」の宣伝を付け加えるというパロディマンガだった。ちょっと違うかもしれないけど、桜玉吉の「読もう！コミックビーム」みたいな読後感があった。

絵も良いし、歴史解釈にも深そうな印象。だがちょっと俺には合わない。「快楽天」は村田蓮爾のカバーアートである種の革命を起こした成人誌。「快楽天ビースト」はその増刊なのだろう。読んだことないけど、読んでいたら毎週楽しみに読んでいたと思うが、単行本は家に置きたくない感じである。ちなみにあっという間に増刷が決まったみたいで、おそらく2巻も出るのだろう。

エロ漫画ではないが、エロ描写の適当さは金平守人っぽい。才能豊かな作家だが、器用貧乏に陥りそうな予感がある。どういう理由があるにせよ、エロ描写を適当に描く作家は必ず没落するという言葉があるが、今俺が考えてみた。

　

快楽ヒストリエ (ワニマガジンコミックス)

• 出版社/メーカー: ワニマガジン社
• 発売日: 2017/12/10
• メディア: Kindle版