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会田誠の講義を受けて気分を害した29歳美術モデルが大学を訴えた件について考える [時事ネタ]

大学で会田誠の講義を受けた29歳の美術モデルが精神的苦痛を受けたと大学を訴えたことが話題になっている。

会田誠といえば、よく知らないけどエログロな絵を描いてる人というイメージだ。見ればショックを受けるだろうけども、会田誠は芸術家としては世間に認められていると言って過言でない人である。その権威者の講義を、芸術で生計をたてている立派な大人の女性がセクハラだと訴えることにまず違和感がある。

このニュースについて、何かミスリードがあると言っている人もいるので記事をよく読んでみる。

1:会田誠の講義はセクハラと訴える

2:大学は認める(解決)

3:示談の条件がセクハラと訴える

こういうことなのかな?

美術モデルが問題にしているのは3番なんだけど、世間的にはそもそも1番ってセクハラなのか気になるという。

大学を訴えた女性によると、同窓会にも出席するなと言われましたし、モデルとしての仕事場としても入ってはいけないと。そこまでして被害者を黙らせるというか、徹底的な排除には、私はすごく憤りを覚えました。これが、一番許せない点です。法的措置を検討すると言われていたことは、訴えられないように脅しをかけていると思いました」だそうだ。

大学側がなぜここまで言わなければならなかったか、ちょっとよく分からない。確かに訴えた女性が言うところの「教育者としてあるまじき姿」と言うのももっともだと思う。そもそも1番の段階で戦っておけよと思う。おそらく訴え女性に対し、戦いたく無い感じの女性だという印象を受けたのではないか。「大学に一切関わりを持たないなどの内容を提示したという。 」だそうだ。


ネットでは、1番の問題はセクハラとして大学が認めているので、女性の見識は論点ではない、ミスリードだという意見があった。

ニュースサイトによると
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その際、講師である2人の芸術家から、事前の告知もなく性暴力や児童ポルノを題材とした絵や性器が写った写真などの作品を見せられたと主張している。加えて、大原さんが問題としているのは、大学側の対応だ。
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とある。「加えて」の後に「問題としているのは」と続いているので、訴え女性が会田誠の画風も論点にしようとしている風に思えるが、ニュースサイトの解釈という風にも読める。記者会見で会田誠の画風に言及していることは間違いない。ミスリードでは無いように思えるが。。。

3番はセクハラだが、1番はセクハラでは無いと思う。

訴え女性は、こう説明している。
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絵画や写真などの被写体となるプロの美術モデルとして活動する大原さんは、昨年、仕事の参考になればと、著名な芸術家を招いて京都造形芸術大学が一般向けに行った講座を受講した。
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この仕事の参考になれば、というのはどれぐらいの意識だったのだろう。
記事を読んでいると会田誠を知らなさそうだけども、事前準備もしなかったのだろうか。

ニュースサイトに講師のコメントがある。
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本人に聞いたところ、性器が露出した作品は見せたが、あらかじめ「これから不愉快なものが出ると思うので、不愉快ならば写さないので、見たくない方は挙手してください」と会場に伝えた。その上で、挙手がなかったので作品を見せた。強制したわけではないので驚いている。今になって遺憾です。
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この二件についての訴え女性の言及が見られない。
これがニュースを閲覧した人が違和感を抱く原因になっているのではなかろうか。
入るべきツッコミが入ってない記者会見だったわけだ。
続報があれば、この辺に注目してみたい。
 
 
ちなみに自分が所有している本で一番エログロなのは沙村広明の画集「人でなしの恋」かな。グロいの苦手なので、ほぼ読み返さないけど。漫画「ブラッドハーレーの馬車」も、気分悪くなる上にあまり面白いとも思えないので全然読み返さない。ちなみにどちらも未電子化。

「ブラッドハーレーの馬車」って「約束のネバーランド」がピンとこなかった理由の一つかもしれない。ネバーランドは食われるけど、ブラッドハーレー読んだら食われた方がマシって思うかもしれない。

 

青春と変態 (ちくま文庫)

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  • 作者: 会田 誠
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2013/10/09
  • メディア: 文庫



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  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • メディア: Kindle版



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