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あの巨匠インタビューは黒歴史に!?新刊「カメントツの漫画ならず道」が発売されるまでにする事 [新刊]

カメントツの新刊、「カメントツの漫画ならず道(2)」が出るので予約した。

カメントツに関して前から気になってることがあるので検索してみた。

な。。。ない!

カメントツの漫画ならず道」の「さいとうたかを」の回が無かった事になってる!!
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(本来なら13話がさいとうたかを回のハズ)

ウェブ掲載が延期されているという情報をどこかで見て以来気になって、ちょくちょくチェックしていたのだが一向に掲載される気配がなかったのだ。途中でサイトが有料に変更されたドサクサでよくわかんない事になってたけど。ちょっと不穏な空気は感じていた。やっぱり何かあったのだな。連載終了とも関係してしまうのだろうか。

単行本には収録されるのかなとアマゾンのページを見たが、特に情報はない(10月15日現在)。Twitterに何か情報あるかもと思ったけど、面倒臭いのでそこまでは調べない。まあでも未収録回になってしまうのだろう。

これだけ名前が売れてる作家ですし、全く読めなくなるということは今の時代無いだろうけども、念のためバックナンバーを押さえておく事にする。漫画雑誌は電子化しづらいのでkindle版「ゲッサン 2017年6月号」を購入。
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こっちでもすでに削除されていたら嫌だなあと思っていたのだが、さすが電子書籍黎明期なのか修正の手は及んでいなかった。しかし今後読めなくなることもありうるので、その辺はしっかり自衛しとかないとあかん。
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ところで、カメントツ漫画もそうだけど「ど根性ガエルの娘」とか、ネットで話題になったウェブ漫画が有料化されていく傾向にあるのがちょっと気になる。システムが一応整ったというのは喜ばしいことだけども、完全に鍵かけちゃうと情報の拡散もされにくくなるんじゃ無いか。情報の拡散のされ方についても、出版社がある程度制御しないといけなくなるし。

noteとかの一話100円というのも適正な価格かなという疑問がある。100円は安いけど、漫画雑誌が2〜400円なのを考えると、う〜んと思う。ど根性ガエルの娘も大好きな漫画だけど、単行本でまとめて読めばいいやと思ってしまう。時々迷うが、ジョジョのためにウルトラジャンプを毎号買うこともしてない。この割高感は音楽のCDシングルに似てる。「機動警察パトレイバー番外編 運用マニュアル12章」の様に単行本未収録というのなら買うこともあるけど。


カメントツの漫画ならず道(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

カメントツの漫画ならず道(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: Kindle版



カメントツの漫画ならず道(2): ゲッサン少年サンデーコミックス

カメントツの漫画ならず道(2): ゲッサン少年サンデーコミックス

  • 作者: カメントツ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/11/10
  • メディア: コミック


ゲッサン 2017年6月号(2017年5月12日発売) [雑誌]

ゲッサン 2017年6月号(2017年5月12日発売) [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/05/12
  • メディア: Kindle版



タグ:カメントツ
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チーコのモデルはえんどコイチの初期作品だった!復活のきらたかし新刊「ハイポジ」 [新刊]

赤灯えれじい」、「ケッチン」とヒットを飛ばし、「凸凹DEKOBOKO」が短期で終了してしまったきらたかし。最近どうしてんのかなと思ったら、新刊が出ていた。タイトルは「ハイポジ」。講談社の作家という印象だったが、今度は双葉社の漫画アクションで連載しているようだ。
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内容はリストラ&離婚危機の40代中年が、事故をきっかけに高校時代に逆戻りしてしまうという、定番のアレ。高校時代は顔見知り程度だったが社会人になって再会して結婚、のちに離婚危機を迎える幸子と、孤独にウォークマンを聞き続ける謎のクラスメイト小沢。この二人を両天秤にかけるラブコメという手堅い内容だ。作者の古き良き時代を丁寧に描く強みにも期待してしまう。

若返ったという内容を強調するためか、性描写がちょっとキツイ部分がある。過去二作品もキツかった部分はあったが、今回は60過ぎの母(睡眠薬がわりに漫画を読んで就寝する)に読ませたくない内容だ。

巻末の著者コメントで『「赤灯えれじい」のチーコのモデルは「あのあのとんがらし」の亜乃亜』だと書かれていた。なんのことやらと検索してみたら、どうやら「死神くん」「ついでにとんちんかん」で知られるえんどコイチの秋田書店時代の初期作品のことだそうだ。さすがに読んだことがない。
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そういえば「漫道コバヤシ」のえんどコイチ回でケンコバがなんか喋っていたような。。。あまりラブコメ作家という印象がなかったが、きらたかしに影響を与えているとはえんどコイチすごい!


ハイポジ1

ハイポジ1

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2017/06/26
  • メディア: Kindle版



アノアノとんがらし 全4巻完結 [マーケットプレイスセット]

アノアノとんがらし 全4巻完結 [マーケットプレイスセット]

  • 作者: えんどコイチ
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • メディア: コミック


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2巻じゃない商法は有効なのか?!えびはら武司の「藤子スタジオアシスタント日記まいっちんぐマンガ道」 [新刊]

「藤子スタジオアシスタント日記まいっちんぐマンガ道」の新刊が出ていた。2巻ではなく、「名作秘話編」となっていたため、本屋で見かけた際に新刊なのかどうか判断がつかず購入をためらった。原田久仁信の「KIMURA」も最終2巻が同時発売されていたが、まるで再編集版みたいに装丁が変わっていたので買うのをためらった。何度も繰り返し読めた暇な学生時代と違い、一瞥しただけでは新刊かどうか判断ができない。KIMURAなんか最後まで買ったかどうかまるで記憶にないぐらいなのだ。おそらく通巻表記では売れないということなのだろう。基本、続刊が出るたび、売れ行きは落ちていくものなのだから。
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さて、「まいっちんぐマンガ道」もすっかり内容を忘れていたので、2巻を読む前に一度1巻を読み返した。作者は子供の頃に流行語になった「まいっちんぐまち子先生」のえびはら武司。スカートめくりやら、おっぱいタッチなど、子供の頃はアニメの放送など楽しみに見ていたが、大人になった今では正直少し苦手な作風である。やはり古い感じがするのだ。
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しかしそこはやはり藤子F不二雄パワーである。
漫画史に名を残す超絶偉大な漫画家の近いところにいた人間の証言は貴重すぎる。一冊1000円超えの超強気価格設定はどうかと思うが、読んで損はない一冊だ。
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ところで、ちょうど自分ぐらいの年齢と、それより上とで、藤子不二雄観が違うと思う。自分の年代はまず「ドラえもん」という偉大なヒット作ありきの作家という認識だと思う。アニメも自分より上になると、「オバケのQ太郎」からさらにヒット作を連発した作家という認識。その辺のジェネレーションギャップも少し面白いと思うのだ。あの話は最終回のつもりで描いていたのかとか、なぜここは絵柄やキャラ設定が違うんだろうとか、子供の頃に読んでいて、違和感があった部分の謎が解けたりする。
藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編

藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編

  • 作者: えびはら 武司
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2017/04/27
  • メディア: 単行本



藤子スタジオアシスタント日記~まいっちんぐマンガ道~

藤子スタジオアシスタント日記~まいっちんぐマンガ道~

  • 作者: えびはら 武司
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2015/06/30
  • メディア: 単行本



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エッセイ漫画家の新鋭、カメントツの待望の初単行本が2冊同時リリース! [新刊]

エッセイ漫画家の新鋭、カメントツの単行本が二冊出た。
小学館のゲッサン連載をまとめた「カメントツの漫画ならず道」とウェブ連載をまとめた「カメントツのルポ漫画地獄」だ。
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「ならず道」は西原理恵子や、青山剛昌あだち充の対談が話題になった。
就寝前に睡眠薬がわりの読書を習慣にしている60過ぎた母は、西原理恵子が好きなので勧めてみたのだが「絵が読みづらい」との感想。お気に召さなかったようだ。氏の版画みたいなタッチはウリの一つだと思っていたのだが好みが別れるらしい。古くて怪しい本の怪しい挿絵っぽいという意味では「進撃の巨人」にも共通していると思う。

長らく単行本化を待っていたが、読み返してみると意外と当たり外れがあると思った。漫画家との対談は文句なしに面白い。一番好きなのはハイパーヨーヨーの話だ。これを一番最初に見た。コンビニの話も面白い。しかし編集部でも大変不評だったというホラーな話や、本人がこだわってるルポルタージュ系の話がイマイチに感じる(主観)。ネームが多くて絵の変化が少ない、気持ち悪い描写がある、その辺が苦手な話の共通点かなと自己分析している。くどいけど個人の感想です。
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RPGツクールの話とか好きなんだけど、入ってなかったなあ。
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(黒歴史を発掘されて動揺する女子)

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(ゲーム屋で偶然遭遇したお父さんはナムコの広報をやってた人だそうです)
カメントツのルポ漫画地獄 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

カメントツのルポ漫画地獄 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 作者: カメントツ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: コミック



カメントツの漫画ならず道 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

カメントツの漫画ならず道 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 作者: カメントツ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: コミック



カメントツの漫画ならず道(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

カメントツの漫画ならず道(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: Kindle版



タグ:カメントツ
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作者も主人公もドランカー?「はじめの一歩」新刊出る! [新刊]

今週は休みだったが、いよいよ一歩の再起戦が始まる。
おそらく入場で一週間。試合始まるまで合計二週間は溜めるかもしれない。勘弁してくれ。試合終了までどのくらいかかるだろうか。負けたら引退スペシャルなので、まず負けることはない。そこそこ相手に華を持たせて、観客に「噛ませじゃないぜ」とか言わせたら新型デンプシーの出番だろう。

一歩の新刊も読んだが、最近の不満が色々噴出するような内容だった。まずボクシングっぽくないというところが気になる。以前、鷹村がコマのように回転して相手を殴り倒すシーンがあったが、あれが分かりやすい。ボクシング漫画というより、バトル漫画である。鴨川会長はなぜマンモスマン戦に備えたウォーズマンの様に、振り子を使ってミットを受けるのか。非常に嘘くさい。だったらジム巡りでもして、あらゆる選手のミットを受けるとかした方が説得力があるのでは。3人がかりのミットを全部受けきるとか。
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ドランカーのことを丁寧に解説しているのはボクシング漫画っぽいが、作者本人がドランカー疑惑もある。キャラたちが普通のシーンで普通の会話ができていない。終始落ち着きがないのだ。何かギャグを入れないと気が済まない。昔はすごく生活感を出すのが得意な作家だと思っていたのだが。

ブライアンホーク戦までは100%神作家だった。
やはり強い編集者がいなくなってしまったのが現状を招いているのだろうか。
はじめの一歩(117) (講談社コミックス)

はじめの一歩(117) (講談社コミックス)

  • 作者: 森川 ジョージ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/04/17
  • メディア: コミック



はじめの一歩 コミック 1-114巻セット

はじめの一歩 コミック 1-114巻セット

  • 作者: 森川ジョージ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/06/17
  • メディア: コミック



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永井豪が性転換?新刊「激マン!キューティーハニー編」 [新刊]

永井豪の名作メイキング漫画、「激マン!」。
デビルマン編、マジンガーZ編が終わり、キューティーハニー編1巻が発売された。

デビルマン編でカッコよく描きすぎた自画像、マジンガー編でまた違うタイプのイケメンに変えてきたのは戸惑ったが、今回はなんと性別まで女に変えてきたので度肝を抜かれた!身内のスタッフも全て女性に。

掴みのギャグであってくれと思いながら読み進めたが、どうやら今期はこのまま行ってしまうようだ。おじいちゃん作家が自分をセクシー美女にして、女言葉でセリフを考えているのを想像してしまってどうにも痛々しい。

全裸で開脚&逆立ちしたり、原稿に放尿したりと「飽きて投げやりに?」とも思えるほどのデタラメぶりである。以前から、この漫画はもう一つリアリティを増して欲しいと思っていたが、描いてあることがどこまで本当なのかわからない部分も増えてきた。でもまあ、ここまでラフにギャグをやるというのがこの永井豪という作家の本領なのかもしれないとも思う。

買うの止めようかなー。。。


激マン! キューティーハニー編(1) (ニチブンコミックス)

激マン! キューティーハニー編(1) (ニチブンコミックス)

  • 作者: 永井豪&ダイナミックプロ
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2017/03/18
  • メディア: コミック



激マン! コミック 1-6巻セット (ニチブンコミックス)

激マン! コミック 1-6巻セット (ニチブンコミックス)

  • 作者: 永井 豪
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2012/11/28
  • メディア: コミック



激マン! マジンガーZ編 (1) (ニチブンコミックス)

激マン! マジンガーZ編 (1) (ニチブンコミックス)

  • 作者: 永井 豪&ダイナミックプロ
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2014/11/29
  • メディア: コミック



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最後まで読んで大どんでん返しが!シモダアサミの「6年半ぶりに彼氏ができました。」 [新刊]


6年半ぶりに彼氏ができました。<6年半ぶりに彼氏ができました。> (コミックエッセイ)

6年半ぶりに彼氏ができました。<6年半ぶりに彼氏ができました。> (コミックエッセイ)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
  • 発売日: 2015/03/06
  • メディア: Kindle版


どうやってあの子を口説こうか。
色々考えている。

新刊というほどでもないが、去年の3月に出たシモダアサミの「6年半ぶりに彼氏ができました。」を買って読んでみた。何か女性心理でヒントになることはないかなーと思ったわけだ。

メールの返信タイミングに迷ったり、
久しぶりのセックスが痛かったけど肌ツヤが良くなったり、
だんだんやりとりするのがうっとおしくなってきたり。

こ、怖い漫画だ!

そして最後まで読み終えて著者ページを見てびっくり!
顔が違う!
主人公と顔が違う!
フィクションだったのかー!!!!!!

 
まあ、リアリティがあるかないかだからいいんだけどね。
それはそれとして「コミックエッセイ」ってカバーに印刷されてるし、Amazonで表示される商品名にもエッセイと強調されてるのは良いのだろうか。ふーん。。。

そういえば四半世紀前に島本和彦がそういう漫画を描いていたな。
書くのが楽な割によく売れるので、最近はフィクションもこの手法でこなしていると。
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ワンダービット 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット]

ワンダービット 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット]

  • 作者: 島本 和彦
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • メディア: コミック



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男はヒス女とどう向かい合うべきなのか?あらいぴろよ「“隠れビッチ”やってました。」 [新刊]

久しぶりの(感じがする)休み。

お気に入りのラーメン屋に行って、本屋寄って立ち読み。
ヤングマガジンで、カイジのスピンオフ漫画の班長バージョンを読んだ。
なんか俺の休みも、1日自由券使って地下から這い出てきたみたいなもんだなとか思ってしまう。

“隠れビッチ”やってました。

“隠れビッチ”やってました。

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2016/09/20
  • メディア: Kindle版


Amazonで勧められて気になっていた、「隠れビッチやってました。」という漫画を買ってみた。冒頭はよくあるモテテク紹介で、本編は4コマ。エッセイを4コマでやると嘘くさく感じるのは何故だろう。失敗したかなと思いながら読み進めていたが、良い意味で期待を裏切られた。

おそらくインパクトを残すためのタイトルなのだろう。
正確に内容が伝わるようにラノベ風に長いタイトルにしたとすると、「親にDV受けたトラウマを持った私がビッチを卒業して結婚して子供まで出来たが心が荒む一方な件」になるだろうか。

原題から期待していたのは、いかに清楚に着飾って、どんな風に作戦を立ててやりまくったのか?という事だったのだが、上手く男を騙しました!なんて話は実は面白くもなんともなくてどうでもよく、病的なまでに「チヤホヤされさえすれば満足」という心理状態と、それが徐々に作者を苦しめることになる心理状態の流れが読んでいて大変に新鮮だった。

自分もモテるために女性心理の研究は色々してきた。
ヒステリー、かんしゃくを起こす心理状態というのは興味がある。それについて、男はどう振舞うべきなのかも。この漫画は参考になる。

ちなみにこの作者は出っ歯で胸もなく、顔も十人並みだそうです。


"隠れビッチ"やってました。

  • 作者: あらいぴろよ
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2016/09/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



マルコヴィッチの穴 [Blu-ray]

マルコヴィッチの穴 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: Blu-ray



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いよいよ黒沢復活か?「新・黒沢 最強伝説」9巻を買った [新刊]

このマンガがすごい!2017年」の1位が『中間管理録トネガワ』だった。
福本伸行の「カイジ」のスピンオフで、焼き土下座で有名な中ボスが主人公のギャグ漫画だ。

自分は2巻まで買ったのだけど、正直もう一つの印象だった。
カイジ」に出てくるトネガワのスピーチ、「イチローはいけすかないマイペース野郎」の下りは漫画史に残る名場面である。単発漫画だったらギャグでも良いのだろうけども、トネガワを主人公にした連載漫画にするからには、もっと読んでいて血が熱くたぎるようなものが読みたいと思ってしまうのだ。
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(カイジのトネガワ。久しぶりに見ると、最初はこんな顔だったのかと驚く)

カイジも17歩あたりから買ってないが、福本伸行だったら、トネガワをもっと面白く描けるはず。。。とも思ってしまう。

新・黒沢の9巻を買った。
そろそろ切ろうかなと思っていた。
つくづく、旧版のあの続きが読みたい。

負け組男のやせ我慢が最大の見所の「最強伝説黒沢」だったが、「新・黒沢」になってからというもの、単なるウルトラ負け組の見るも無残な日常という感じの内容が続いていた。そこに来て、最近の内容といえば名僧と入れ替わるとか、変な外人を接待するだとか、もうなんか「むかしの漫画かっ!?」という感じで絶望していた。

最新の話も、変な武術流派にいっぱい食わせるとかどうでもいいと思っていたが、脇役が男のやせ我慢を見せていて壮絶に散った。その心意気に黒沢が共感し、いざ逆襲だ!という展開に。もうちょっと買い続けてみようかなと思った。


新黒沢 最強伝説 9 (ビッグコミックス)

新黒沢 最強伝説 9 (ビッグコミックス)

  • 作者: 福本 伸行
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/12/28
  • メディア: コミック



中間管理録トネガワ(1) (ヤングマガジンコミックス)

中間管理録トネガワ(1) (ヤングマガジンコミックス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/12/04
  • メディア: Kindle版


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電子書籍時代到来?一抹の寂しさを感じさせる大月悠祐子の「ど根性ガエルの娘」2巻 [新刊]

いつまで経っても2巻が出ない。
いつの間にか掲載誌を移籍。ウェブコミックに。
たまに作者のTwitterの検索。ある日そこに2巻の情報が!

しかしどこを探しても2巻は電子書籍版の情報しかない!
新たにおまけを収録してリニューアルされた1巻の100円セールは前日に終了!
なんてこったあああああああああ!!!!!!!

そんな「ど根性ガエルの娘」の電子書籍2巻をついに購入しました。
さすがに電子版1巻は未購入。
リアル書籍版を諦めた理由は、「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」の永田カビの新刊も電子書籍版オンリーだったから。

なんだなんだ。両方とも売れなかったのか。もしそうだとしたら?出版のハードルが下がったのは良いことかもしれない。でも電子書籍版の印税で作家は食べていけるのだろうか。特に永田カビは不安だ。カビの新刊を読み終えて、さらにそう思った。しかし電子書籍版は、就寝前の読書をささやかな楽しみとする60過ぎの母に読ますには端末ごと貸さないといけない。そもそも寝ながら読みにくい。

共存共栄する意見もあるが、俺は紙の本は何十年後かには希少生物の域にまで達すると思っている。電子化の流れは望んでいたことではあるが、現在では不便な部分もやはりある。紙の本が欲しいなあ。

‥と思っていた翌日。
永田カビが漫画でTwitterのことをネタにしている。
読みに行ったら、そこにリアル書籍の写真が。嘘だろと思ってAmazonを見たら、売ってるじゃないですか。ええええ?昨日はなかったと思ったのは錯覚だったのか?仕方がないからリアル書籍版も購入。永田カビの養分の足しになってくれれば、まあいいや。

ちなみにど根性ガエルの娘はやはり電子書籍版オンリーのようだ。
2巻を読んで見ると、いろいろ闇が深い。
永田カビも病んでいるが、大月悠祐子も家ごと半端なかった。
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1巻の印象は、誤解だったのだ。
不幸があっても前向きに生きる母。
父を反面教師に真っ当に生きる娘。
‥のお話だと思っていたが、母は宗教(次巻収録エピソード)に、娘は汚ギャルのニートに。
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重すぎる話だ。
読んでいて3巻はないのではと思ったが、まだウェブ版は連載されていて安心した。
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弟が医者になって、しっかりとした父親になっているのは驚いた。
ちなみに、父の吉沢やすみの家族エッセイ漫画がKindle読み放題になっていたので読んで見たのだが、それでは弟ではなく兄となっていた。おそらく弟が正しいのだが、どうしてこんなことになったのだろうか。「娘」にある壁に穴を開けるエピソードも、普通の夫婦喧嘩のように描かれていて興味深い。平凡な家族エッセイ漫画だが、現実は修羅場だったというわけだ。
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単行本派なのだが、今回記事を書くにあたって、ウェブ連載中の単行本未収録話を読んでみた。本宮ひろ志がかっこよくてグッときた。
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ど根性ガエルの娘 2 (ヤングアニマルコミックス)

ど根性ガエルの娘 2 (ヤングアニマルコミックス)

  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2016/11/01
  • メディア: Kindle版



パパとゆっちゃん 単行本未収録作品集セット

パパとゆっちゃん 単行本未収録作品集セット

  • 作者: 吉沢やすみ
  • 出版社/メーカー: オフィス安井
  • 発売日: 2013/11/01
  • メディア: コミック



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