ぜったい紅林麻雄はスタンド使い!管賀江留郎「道徳感情はなぜ人を誤らせるのか」 [名作紹介]
以前も紹介した最強のメラというYouTuberの動画、
【ゆっくり歴史解説】黒歴史上人物「紅林麻雄」が面白かった。
紅林麻雄という戦前から戦後にかけて活躍した静岡県警の刑事にまつわる解説動画。数々の事件を解決して、めちゃくちゃ表彰されまくってるんだけど、その裏で拷問による取り調べで虚偽の自白を促し、免罪も数多く生み出した拷問王とも呼ばれる人なんだそうだ。間違いなく矢で貫かれたらスタンド使いになりそうな人物である。
彼の不正を新聞で告発した山崎兵八という刑事は、偽証罪で逮捕され、精神病と診断されて免許を剥奪されて再就職も困難になり、家まで焼かれたというのだから恐ろしい。まあこちらは紅林の仕業というよりも、組織の防衛力が働いた結果なんだろうけども。
昔は「太陽に吠えろ」、近年だと「踊る大捜査線」など、いつだって刑事ドラマは人気だ。最近だと「ハコヅメ」って漫画が面白かった。だからあまり警察の不正とかにピンとこない。悪いのは神奈川県警ぐらいだとのんびり構えていたが、紅林麻雄の動画はちょっと考え方を改めさせられる一件だった。
ちょっと前、「殺人の追憶」という実際の事件を元にした韓国映画を見たとき、警察がえらく野蛮に描かれていたので遅れた国なんだなあと思っていたが、多分日本も変わらないのだろうなと思う。こういう組織の体質はなかなか抜けきれるもんじゃない。ちなみに袴田事件なんかも紅林麻雄の教育を受けた部下たちが起こした免罪事件なんだそう。
手塚治虫の「アドルフに告ぐ」に特高の刑事が拷問を行うシーンがやたら出てくるんだけども、こういうことはあの時代そこかしこであったのだろうなと思う。
興味が湧いたので、この事件について書かれたことで有名な本、管賀江留郎(かんがえるろう)の『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』を購入して読んでみたが、なかなか読破するのに骨の折れる本だった。あくまでも理解力の低い個人の感想と断らせてもらうが、紅林麻雄はオマケで作者が本当に語りたい本筋はもっと高度な政治的なやりとりの解説にある本という印象だった。
感想がとっちらかってしまってまとまらない。読んだことすべて忘れてしまったと言ってもいいかもしれない。
いずれこの本は再チャレンジしてみたいと思っている。ちなみにこの著書の前作「戦前の少年犯罪」も注文した。
で、これをきっかけに免罪事件の動画を色々見てみた。
それも紹介しようと思ったのだが、今チェックしたら見当たらない。消されちゃう動画だったのかな。
思ったのは、ウソの自白絶対ダメということ。
家族の道義的責任とか、経済的な困窮を恐れたりとか、そういう風に上手いこと誘導されて嘘をついたが最後、その後何十年にも渡って戦い続けることになる。
これ幾ら何でも無罪だろというような証拠の数々を突きつけようが、裁判官アホじゃねえのというぐらい判決は覆らない。それぐらい自白という証拠は効いてくるように思える。
【ゆっくり歴史解説】黒歴史上人物「紅林麻雄」が面白かった。
紅林麻雄という戦前から戦後にかけて活躍した静岡県警の刑事にまつわる解説動画。数々の事件を解決して、めちゃくちゃ表彰されまくってるんだけど、その裏で拷問による取り調べで虚偽の自白を促し、免罪も数多く生み出した拷問王とも呼ばれる人なんだそうだ。間違いなく矢で貫かれたらスタンド使いになりそうな人物である。
彼の不正を新聞で告発した山崎兵八という刑事は、偽証罪で逮捕され、精神病と診断されて免許を剥奪されて再就職も困難になり、家まで焼かれたというのだから恐ろしい。まあこちらは紅林の仕業というよりも、組織の防衛力が働いた結果なんだろうけども。
昔は「太陽に吠えろ」、近年だと「踊る大捜査線」など、いつだって刑事ドラマは人気だ。最近だと「ハコヅメ」って漫画が面白かった。だからあまり警察の不正とかにピンとこない。悪いのは神奈川県警ぐらいだとのんびり構えていたが、紅林麻雄の動画はちょっと考え方を改めさせられる一件だった。
ちょっと前、「殺人の追憶」という実際の事件を元にした韓国映画を見たとき、警察がえらく野蛮に描かれていたので遅れた国なんだなあと思っていたが、多分日本も変わらないのだろうなと思う。こういう組織の体質はなかなか抜けきれるもんじゃない。ちなみに袴田事件なんかも紅林麻雄の教育を受けた部下たちが起こした免罪事件なんだそう。
手塚治虫の「アドルフに告ぐ」に特高の刑事が拷問を行うシーンがやたら出てくるんだけども、こういうことはあの時代そこかしこであったのだろうなと思う。
興味が湧いたので、この事件について書かれたことで有名な本、管賀江留郎(かんがえるろう)の『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』を購入して読んでみたが、なかなか読破するのに骨の折れる本だった。あくまでも理解力の低い個人の感想と断らせてもらうが、紅林麻雄はオマケで作者が本当に語りたい本筋はもっと高度な政治的なやりとりの解説にある本という印象だった。
感想がとっちらかってしまってまとまらない。読んだことすべて忘れてしまったと言ってもいいかもしれない。
いずれこの本は再チャレンジしてみたいと思っている。ちなみにこの著書の前作「戦前の少年犯罪」も注文した。
で、これをきっかけに免罪事件の動画を色々見てみた。
それも紹介しようと思ったのだが、今チェックしたら見当たらない。消されちゃう動画だったのかな。
思ったのは、ウソの自白絶対ダメということ。
家族の道義的責任とか、経済的な困窮を恐れたりとか、そういう風に上手いこと誘導されて嘘をついたが最後、その後何十年にも渡って戦い続けることになる。
これ幾ら何でも無罪だろというような証拠の数々を突きつけようが、裁判官アホじゃねえのというぐらい判決は覆らない。それぐらい自白という証拠は効いてくるように思える。
君は誕生日攻撃を知っているか?私の語彙力は50万です。三島芳治「児玉まりあ文学集成」 [名作紹介]
俺の中でプチヒット中の「児玉まりあ文学集成」を、帰省した折に60過ぎの母に勧めてみたところ、「絵が嫌」と心底嫌そうな感想だった。昔、友達にウエダハジメの漫画を進めた時のことを思い出した。こういう漫画は流行らんのかなー。
「児玉まりあ文学集成」は文学部の学生の男女のやり取りを通して文学とは何かを知る、そんな感じの漫画。文学少女漫画「響」(こちらは60過ぎの母も読む)で文学に興味持ったので読んでみたのだが、いい感じだった。
やはり絵が特徴的で、漫画として成立するギリギリアウトら辺を攻めてる感じなのだが、俺としては目の描き方が気になった。
上まぶたに縦に二本線を下ろして基本一つの眼球を表現している。下まぶたは飛ばし(省略)ている。これが鳥山明(あるいはロックマン)的な一本は眼球、一本は目尻に見えてしまって、たまにキャラがどんな表情をしているのか分からなくなって混乱するのだ。
おまけに主人公の男の子は目が悪く、金髪ロングヘアとして描写されているヒロインが実は黒髪おかっぱの平凡な容姿の女の子だったと途中で明らかになるという叙述トリックのような展開があり、その辺の意味もあって目の表現をこんな感じにしているのだろうかとさらに混乱してしまうのだ。まあ関係ないのだろうけども。
私の語彙は約50万というヒロインのセリフがある。
フリーザの名言、「私の戦闘力は54万です。」に引っ掛けたものではないだろうが、その豊富な語彙力縛りで男の子としりとりを始める。ヒロインの放つ言葉は聞いたことないものばかり。漫画の写植としては史上初のものが多いのではなかろうか。
「誕生日攻撃」(検索結果51400000)
ウィキペディアに項目があったが読んでみても分からない。
暗号を解くための方法の一つのようだ。
例えば暗証番号を忘れてしまった時に、とりあえず誕生日から試してみるとかそういうことなのだろうか。他にも「現像探索攻撃」(検索結果15900)という言葉もしりとりに出てくるが、調べてみても意味は分からなかった。
「虫妹背物語」(検索結果6070)
大昔に書かれた虫を擬人化した本らしい。別名「虫物語」。これもよく分からない。
「非ドロシー型コンピュータ」(検索結果126000)
非ノイマン型コンピュータは出てくるんだけど、ドロシーは出てこない。。。
ノイマン型コンピュータは現在一般的に出回っているコンピュータのことで、ニューロコンピュータや量子コンピュータなどが非ノイマン型なのだそうだ。まあ意味わかんないけども。
「ヨーグルト慣性モーメント」(検索結果249000)
検索結果はいっぱい出てくるが、該当するものが全然見当たらない。。。
「ブランビラ王女」(検索結果26100)
E.T.A. ホフマン(1776〜1822年)という作家の作品なんだそうな。ホフマンは作曲や絵画もこなすマルチな法律家だったそう。
「リタタリウム」(検索結果5件)
「児玉まりあ文学集成」は文学部の学生の男女のやり取りを通して文学とは何かを知る、そんな感じの漫画。文学少女漫画「響」(こちらは60過ぎの母も読む)で文学に興味持ったので読んでみたのだが、いい感じだった。
やはり絵が特徴的で、漫画として成立するギリギリアウトら辺を攻めてる感じなのだが、俺としては目の描き方が気になった。
上まぶたに縦に二本線を下ろして基本一つの眼球を表現している。下まぶたは飛ばし(省略)ている。これが鳥山明(あるいはロックマン)的な一本は眼球、一本は目尻に見えてしまって、たまにキャラがどんな表情をしているのか分からなくなって混乱するのだ。
おまけに主人公の男の子は目が悪く、金髪ロングヘアとして描写されているヒロインが実は黒髪おかっぱの平凡な容姿の女の子だったと途中で明らかになるという叙述トリックのような展開があり、その辺の意味もあって目の表現をこんな感じにしているのだろうかとさらに混乱してしまうのだ。まあ関係ないのだろうけども。
私の語彙は約50万というヒロインのセリフがある。
フリーザの名言、「私の戦闘力は54万です。」に引っ掛けたものではないだろうが、その豊富な語彙力縛りで男の子としりとりを始める。ヒロインの放つ言葉は聞いたことないものばかり。漫画の写植としては史上初のものが多いのではなかろうか。
「誕生日攻撃」(検索結果51400000)
ウィキペディアに項目があったが読んでみても分からない。
暗号を解くための方法の一つのようだ。
例えば暗証番号を忘れてしまった時に、とりあえず誕生日から試してみるとかそういうことなのだろうか。他にも「現像探索攻撃」(検索結果15900)という言葉もしりとりに出てくるが、調べてみても意味は分からなかった。
「虫妹背物語」(検索結果6070)
大昔に書かれた虫を擬人化した本らしい。別名「虫物語」。これもよく分からない。
「非ドロシー型コンピュータ」(検索結果126000)
非ノイマン型コンピュータは出てくるんだけど、ドロシーは出てこない。。。
ノイマン型コンピュータは現在一般的に出回っているコンピュータのことで、ニューロコンピュータや量子コンピュータなどが非ノイマン型なのだそうだ。まあ意味わかんないけども。
「ヨーグルト慣性モーメント」(検索結果249000)
検索結果はいっぱい出てくるが、該当するものが全然見当たらない。。。
「ブランビラ王女」(検索結果26100)
E.T.A. ホフマン(1776〜1822年)という作家の作品なんだそうな。ホフマンは作曲や絵画もこなすマルチな法律家だったそう。
「リタタリウム」(検索結果5件)
タグ:児玉まりあ文学集成
キン肉マンソルジャー、タッグパートナーにブロッケンJr.を1位指名だ! [キン肉マン]
先週から注目されていたキン肉マンソルジャーことアタル兄さんのタッグパートナー選び。
なんとブロッケンJr.が指名されたことが先日明らかになった。
キン肉マンに詳しい事情通A氏は語る。
「割と順当な人選という印象です。軍服つながりだし、元チームメイトですし。スグルとの夢の兄弟タッグ話が流れての指名ですから、ウォーズマンがマンモスマンと組んだぐらいの意外な結末になるかなと思っていました。」
誰が出てくると思いました?
「そもそもソルジャーの再登場が引きとして使われた時、まさかソルジャーマンが登場するのかもとドキドキしていました。運命の王子復活フェア開催中ですし、今回出てきても不思議じゃなかったかなあと。ビッグボディがレオパルドンを派遣してくれても絵面的に面白かったんじゃないですかね。」
勝てないでしょう。
「そこでソルジャーが断って、改めてブロッケンを指名してレオパルドン落ち込むとか。ファンも成熟してますし、そういう外しの流れはアリなのかな。」
運命の王子は、争奪戦で1回戦で敗れたマリポーサとビッグボディが生き残るという結果になりました。
◯マリポーサvsヘイルマン(ティーパックマン)
◯ビッグボディvsギヤマスター(ベンキマン)
×ゼブラvsマリキータマン(カレクック)
◯キン肉マンvsパイレートマン(カナディアンマン)
×スーパーフェニックスvsオメガマンアリステラ
「ゼブラもですけどフェニックスが敗れたのは意外でしたね。元々、知性をウリにしつつ単なる小悪党で終わってたキャラなので、その辺を払拭して欲しかったですけど。邪悪の神の1億パワー供与を断ってベビーフェイス転向をアピールしてましたが、それで負けてしまってはね。。。むしろまた散々こすずるい手を使いまくって、アイツ変わんねえな!って展開の方が面白かったかもしれません。」
ソルジャー&ブロッケンはどうなるのでしょう。
「そりゃあ勝つでしょう!負けたら強い兄さんが連敗ですよ!またブロッケンが足引っ張って負けちゃうかもしれませんけど。新しい敵の存在も暗示されてますし、六鎗客はこの辺で全員退場となるのではないでしょうか。」
週刊少年ジャンプでキン肉マンの読み切りが掲載されましたが。
「いい絵だと思いました。すごい綺麗な作画です。特別力が入っているように感じます。ただ、今時のジャンプ読者がどう読むのか、すごい興味があります。評判が良ければここから本誌掲載って流れもあるのかも。いまキン肉マンは紙の雑誌では連載されてませんからね。これまでのジャンプの方針とは合いませんけども、少子化で部数減は避けられませんので、キン肉マンの再掲載で大人の読者獲得に舵を切る可能性も考えられます。でもそうなるとあの地獄のアンケート主義に内容が左右されてしまいますし、打ち切られる可能性も出てきます。そもそも、キン肉マンの続編は週刊プレイボーイから始まりましたが、現在は本誌に掲載されていません。その理由は原稿料の高さもあると言われています。並みの雑誌では引き受けられないぐらい高いそうです。」
ジャンプで復活するのも胸熱だが、このまま安心してネットで見ていたい気もする。
はたして今後のキン肉マンがどうなるのか。
要注目だ。
タグ:キン肉マン
箸の使い方でSNSで炎上する未来を予見した漫画があった!おおひなたごう「目玉焼きの黄身いつつぶす?」10巻 [時事ネタ]
箸の使い方でライターやってる主婦が炎上している。
娘が学校の先生に箸の使い方の間違いを指摘されたとブチギレのツイート。
いやいや正しい箸の使い方をこの際に学ぼうよというリプライに対し、「自由に育てる」を合言葉に反抗。炎上して茂木健一郎まで入ってくる騒ぎになっている。
まあ別にそれで学校に殴り込みに行ったわけでもないのでいいと思うけども、ちょっと見苦しいかなとも思う。「お嫁にいけない」にやたら反応してるけど、適齢期でもない女の子に言うのはただの定型文みたいなものですし、別に本気で思ってるわけでもなし広げる話でもない。
やたら「自由に育てる」とか連呼するけど、お箸を正しく使うというささやかなマナーを、蛇蝎のごとく忌み嫌い激情する親がまともである可能性は低い。俺だったらあまり近づかないようにする。
これ、とんでもない箸の持ち方してる可能性はあると思う。
いまだにグー握りしてるとかのレベルではなかろうか。
「目玉焼きの黄身いつつぶす」という漫画がある。
その単行本10巻で、タレントをやっているヒロインが先輩芸人の箸の間違いを二度指摘したところトラブルになる。
あまり深く考えずにする一度目の指摘は「たまに言われるよ。でもなんの問題もないし。」と流されるのだが、いまいち消化不良だったのか、二度目はそれなりにベターなロジックを考えて再度指摘する。そしたら相手がしつこいとブチギレ。その光景が通りすがりの人に撮影されてSNSに上げられ炎上する。なんかリアルな描写だなと思う。
落ち込むヒロイン。
その恋人である主人公はこれを機会に箸の使い方を学び、先輩芸人を説得するために一席設けてくれとヒロインに依頼する。よくあるグルメ漫画のご都合主義な流れである。ところが先輩芸人は炎上をキッカケに箸矯正ドキュメントの仕事をゲット。上機嫌でヒロインと和解してしまうというオチ。
ところで、その先輩芸人の箸の持ち方はこんなだった。
「言いたくなるレベル」というセリフが面白い。
桑名正博がモデルになっているのだと思う。(訂正:桑野信義)
練習中の主人公は、正しい箸の持ち方だと食べ物が多く掴めないではないかという疑問を持つ。それに対し教師役の女性は少しづつしかつまめないから美しい、味わって食べられるというロジックで主人公を感動させる。
最近ダイエットに励んでる。
一日の運動量以上のカロリーを摂取するのは金の無駄だし太るしいいことないなーと痛感しているので、なるべく少しづつ味わうようにして食べている。なかなか成果が出ないが。。。
自分の箸の使い方はそこそこ正しいものだと思っている。
親からはよく「肘をつかない」「かきこまない」「平皿は持たない」「おかずをご飯に載せない」「食べながら漫画を読まない」とか注意されたものである。お婿に行けてはないですけど。。。
娘が学校の先生に箸の使い方の間違いを指摘されたとブチギレのツイート。
いやいや正しい箸の使い方をこの際に学ぼうよというリプライに対し、「自由に育てる」を合言葉に反抗。炎上して茂木健一郎まで入ってくる騒ぎになっている。
まあ別にそれで学校に殴り込みに行ったわけでもないのでいいと思うけども、ちょっと見苦しいかなとも思う。「お嫁にいけない」にやたら反応してるけど、適齢期でもない女の子に言うのはただの定型文みたいなものですし、別に本気で思ってるわけでもなし広げる話でもない。
やたら「自由に育てる」とか連呼するけど、お箸を正しく使うというささやかなマナーを、蛇蝎のごとく忌み嫌い激情する親がまともである可能性は低い。俺だったらあまり近づかないようにする。
これ、とんでもない箸の持ち方してる可能性はあると思う。
いまだにグー握りしてるとかのレベルではなかろうか。
「目玉焼きの黄身いつつぶす」という漫画がある。
その単行本10巻で、タレントをやっているヒロインが先輩芸人の箸の間違いを二度指摘したところトラブルになる。
あまり深く考えずにする一度目の指摘は「たまに言われるよ。でもなんの問題もないし。」と流されるのだが、いまいち消化不良だったのか、二度目はそれなりにベターなロジックを考えて再度指摘する。そしたら相手がしつこいとブチギレ。その光景が通りすがりの人に撮影されてSNSに上げられ炎上する。なんかリアルな描写だなと思う。
落ち込むヒロイン。
その恋人である主人公はこれを機会に箸の使い方を学び、先輩芸人を説得するために一席設けてくれとヒロインに依頼する。よくあるグルメ漫画のご都合主義な流れである。ところが先輩芸人は炎上をキッカケに箸矯正ドキュメントの仕事をゲット。上機嫌でヒロインと和解してしまうというオチ。
ところで、その先輩芸人の箸の持ち方はこんなだった。
「言いたくなるレベル」というセリフが面白い。
練習中の主人公は、正しい箸の持ち方だと食べ物が多く掴めないではないかという疑問を持つ。それに対し教師役の女性は少しづつしかつまめないから美しい、味わって食べられるというロジックで主人公を感動させる。
最近ダイエットに励んでる。
一日の運動量以上のカロリーを摂取するのは金の無駄だし太るしいいことないなーと痛感しているので、なるべく少しづつ味わうようにして食べている。なかなか成果が出ないが。。。
自分の箸の使い方はそこそこ正しいものだと思っている。
親からはよく「肘をつかない」「かきこまない」「平皿は持たない」「おかずをご飯に載せない」「食べながら漫画を読まない」とか注意されたものである。お婿に行けてはないですけど。。。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 田中 圭一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/01/12
- メディア: コミック
蔵書が増え続ける恐れを知らない戦士のように振るまうしかない!鬼頭莫宏「ぼくらの」2 [名作紹介]
今月買った本を数えてみたら、もう40冊超え。
まだ月半ばだけど。
ここ数ヶ月、月80冊目標で電子化してるけど、そりゃあ減らないわけだよ。
「ぼくらの」全11巻を古書店で購入。
一気に裁断。
初見が電子化後のエラーチェックという試み。
ふた晩ぐらいかけてスキャンをやり遂げたけど、途中3巻まで取り込んだところで「面白くなかったらどうしよう」と不安になったのもあって、その3巻まで読んだら面白かった。
その時に気がついた。
こっから先、スキャンする時にネタバレが避けられないぞと。
「ぼくらの」はかなりネタバレがダメージになる漫画である。
ストーリーを知らなければスキャン中に内容が気に止まることはなかったのだが、知っていれば色々と気になってしまう。それでも忘れっぽさには自信がある。なるべく頭を空っぽにして残り全巻をスキャン。それでも、ああコイツまた出てくるのかとか、最後のパイロットはコイツなのかとか、こういう終わり方にするのかとか、色々頭に入ってきてしまいました。えーん。
それでも面白かったけどね。
意外な展開に驚いた。
「ぼくらの」は巨大ロボに中1の子供達が乗り込んで、正体不明の敵を次々と迎え撃つという構成。
可愛らしいぬいぐるみがえげつない契約で子供達を追い込んでいくという展開は、ちょっと前に流行った「まどか☆マギカ」っぽいが、「ぼくらの」の方が7年早い。
作者はやはり魔法少女モノから着想を得たとウィキに書いてあるが、魔法少女モノってそういうのが定番なのか?知らなかった。
決戦前の少年少女の心理を描いていくのが主題で、戦闘の駆け引きは前半はあまり描かれない。登場する中学生たちはちょっと達観し過ぎかなと思うのだが、それも納得させてしまう衝撃の展開が物語の途中で明らかになる。×行××をこんなにフィットさせた作品は初めて見たよ。連載途中で始まり、先に終わったアニメ版は当然オリジナルの結末を迎えているそうだ。こちらはまだ3話までしか見てない。
「ぼくらの」のに登場する少年少女の過酷な運命には色々考えさせられるのだが、巨大ロボットものでやるべきことかなというのが一つ違和感としてある。あまりに生々しいので、地球の平和を守る巨大ロボットものと親和性に疑問を感じたりするのは俺だけだろうか。
「ぼくらの」を読み終えると同作者による自転車漫画「のりりん」が再び読みたくなった。すごい安心する世界だ。なんせ最大の悪人がゴミのポイ捨てするぐらいのレベルだもの。誰も死なないし、変な性壁も出てこない。
作者は拒食症みたいな体型の少女しか興味ないと思っていたが、メカデティールにもこだわりがある人なんだなと「ぼくらの」と「のりりん」と比べてみて思った。あと大人の事情により生じたゆがんだ倫理萌え。
「ぼくらの」、実写映画も見てみたい。
原作そのままだとダイジェストになってしまうので、大幅にアレンジ加えても良いんではなかろうか。5人ぐらいの戦隊を思わせる編成にすれば、初見の人を騙しやすくなるのではなかろうか。ところでなんで「ぼくらの」は15人編成なのか。なんでなんだ?そんなことを考えるのも楽しいかも。
同作者の他の作品も面白いのだろうなあ。。。
そんなわけだから蔵書が一向に減らないわけである。
まだ月半ばだけど。
ここ数ヶ月、月80冊目標で電子化してるけど、そりゃあ減らないわけだよ。
「ぼくらの」全11巻を古書店で購入。
一気に裁断。
初見が電子化後のエラーチェックという試み。
ふた晩ぐらいかけてスキャンをやり遂げたけど、途中3巻まで取り込んだところで「面白くなかったらどうしよう」と不安になったのもあって、その3巻まで読んだら面白かった。
その時に気がついた。
こっから先、スキャンする時にネタバレが避けられないぞと。
「ぼくらの」はかなりネタバレがダメージになる漫画である。
ストーリーを知らなければスキャン中に内容が気に止まることはなかったのだが、知っていれば色々と気になってしまう。それでも忘れっぽさには自信がある。なるべく頭を空っぽにして残り全巻をスキャン。それでも、ああコイツまた出てくるのかとか、最後のパイロットはコイツなのかとか、こういう終わり方にするのかとか、色々頭に入ってきてしまいました。えーん。
それでも面白かったけどね。
意外な展開に驚いた。
「ぼくらの」は巨大ロボに中1の子供達が乗り込んで、正体不明の敵を次々と迎え撃つという構成。
可愛らしいぬいぐるみがえげつない契約で子供達を追い込んでいくという展開は、ちょっと前に流行った「まどか☆マギカ」っぽいが、「ぼくらの」の方が7年早い。
作者はやはり魔法少女モノから着想を得たとウィキに書いてあるが、魔法少女モノってそういうのが定番なのか?知らなかった。
決戦前の少年少女の心理を描いていくのが主題で、戦闘の駆け引きは前半はあまり描かれない。登場する中学生たちはちょっと達観し過ぎかなと思うのだが、それも納得させてしまう衝撃の展開が物語の途中で明らかになる。×行××をこんなにフィットさせた作品は初めて見たよ。連載途中で始まり、先に終わったアニメ版は当然オリジナルの結末を迎えているそうだ。こちらはまだ3話までしか見てない。
「ぼくらの」のに登場する少年少女の過酷な運命には色々考えさせられるのだが、巨大ロボットものでやるべきことかなというのが一つ違和感としてある。あまりに生々しいので、地球の平和を守る巨大ロボットものと親和性に疑問を感じたりするのは俺だけだろうか。
「ぼくらの」を読み終えると同作者による自転車漫画「のりりん」が再び読みたくなった。すごい安心する世界だ。なんせ最大の悪人がゴミのポイ捨てするぐらいのレベルだもの。誰も死なないし、変な性壁も出てこない。
作者は拒食症みたいな体型の少女しか興味ないと思っていたが、メカデティールにもこだわりがある人なんだなと「ぼくらの」と「のりりん」と比べてみて思った。あと大人の事情により生じたゆがんだ倫理萌え。
「ぼくらの」、実写映画も見てみたい。
原作そのままだとダイジェストになってしまうので、大幅にアレンジ加えても良いんではなかろうか。5人ぐらいの戦隊を思わせる編成にすれば、初見の人を騙しやすくなるのではなかろうか。ところでなんで「ぼくらの」は15人編成なのか。なんでなんだ?そんなことを考えるのも楽しいかも。
同作者の他の作品も面白いのだろうなあ。。。
そんなわけだから蔵書が一向に減らないわけである。
細い体のどこに力を入れて描けばいい?鬼頭莫宏「ぼくらの」全11巻を購入。 [名作紹介]
前から気になっていた「ぼくらの」全11巻を購入。
この漫画を知ったのは、アニメ版主題歌の「アンインストール」がキッカケ。
ニコニコ動画で見た「伝説巨人イデオン」のMADに使われていたのだ。
その時はまだイデオンもちゃんと見たことが無かったので、最初はイデオンの主題歌だと思って、さすが富野由悠季は良い曲与えてもらえるんだなと思ってた。
イントロの印象的なコーラスとか、
「細い体のどこに力を入れて立てばいい?」
とか、
「恐れを知らない戦士のように振る舞うしかない」
とか、良い歌詞だと思う。
それでも長いこと敬遠していたのは作者の鬼頭莫宏の作風が苦手だったからだ。
アフタヌーンを購読していた頃、連載陣の一人だったが、一切読んだことが無かった。
それこそ「細い体のどこに力を入れて立てばいい」というような拒食症みたいな体型の少女を描写することに力を入れており、気持ち悪い…と思っていた。
少し印象が変わったのは自転車漫画「のりりん」である。
やっぱり細い体の美少女と接触事故を起こしたことをキッカケに、その母親から無理やりロードバイクに乗せられるという、ウルトラ王道ラブコメ&御都合主義な第一話は偶然雑誌で立ち読みして辟易したのだが、完結後に全く関係ないところでロードバイクに興味を持ち、その時真面目に読んでみたのだがコレがかなり面白かったのである。
さらに興味を惹かれたのが、「ぼくらの」がジョージ秋山の「ザ・ムーン」を下敷きにしているという話。ある日、知人のマニアが唐突にその話をふってきたので、「今のぼくには理解できない」とその時はそう答えるしかなかった。
ザ・ムーンも自分は読んだことがないのだが、ジョージ秋山が色々問題作を描いてきた偉大な作家という畏怖がある(そのほとんどを自分は読んだことがないのだが)。「ぼくらの」はエヴァ後に量産された薄っぺらい鬱アニメみたいな漫画かなという印象もあったのだが、ザ・ムーンの話は作品の厚みを連想させた。
で、こないだブックオフではない古書店に全巻セットで売っていたので、ついに買ってしまった。そして読まずに全巻裁断。エラーチェックしながら読むというスタイル。すっげえ大変だった。。。
続く。
この漫画を知ったのは、アニメ版主題歌の「アンインストール」がキッカケ。
ニコニコ動画で見た「伝説巨人イデオン」のMADに使われていたのだ。
その時はまだイデオンもちゃんと見たことが無かったので、最初はイデオンの主題歌だと思って、さすが富野由悠季は良い曲与えてもらえるんだなと思ってた。
イントロの印象的なコーラスとか、
「細い体のどこに力を入れて立てばいい?」
とか、
「恐れを知らない戦士のように振る舞うしかない」
とか、良い歌詞だと思う。
それでも長いこと敬遠していたのは作者の鬼頭莫宏の作風が苦手だったからだ。
アフタヌーンを購読していた頃、連載陣の一人だったが、一切読んだことが無かった。
それこそ「細い体のどこに力を入れて立てばいい」というような拒食症みたいな体型の少女を描写することに力を入れており、気持ち悪い…と思っていた。
少し印象が変わったのは自転車漫画「のりりん」である。
やっぱり細い体の美少女と接触事故を起こしたことをキッカケに、その母親から無理やりロードバイクに乗せられるという、ウルトラ王道ラブコメ&御都合主義な第一話は偶然雑誌で立ち読みして辟易したのだが、完結後に全く関係ないところでロードバイクに興味を持ち、その時真面目に読んでみたのだがコレがかなり面白かったのである。
さらに興味を惹かれたのが、「ぼくらの」がジョージ秋山の「ザ・ムーン」を下敷きにしているという話。ある日、知人のマニアが唐突にその話をふってきたので、「今のぼくには理解できない」とその時はそう答えるしかなかった。
ザ・ムーンも自分は読んだことがないのだが、ジョージ秋山が色々問題作を描いてきた偉大な作家という畏怖がある(そのほとんどを自分は読んだことがないのだが)。「ぼくらの」はエヴァ後に量産された薄っぺらい鬱アニメみたいな漫画かなという印象もあったのだが、ザ・ムーンの話は作品の厚みを連想させた。
で、こないだブックオフではない古書店に全巻セットで売っていたので、ついに買ってしまった。そして読まずに全巻裁断。エラーチェックしながら読むというスタイル。すっげえ大変だった。。。
続く。
ぼくらの コミック 全11巻完結セット (IKKI COMIX)
- 作者: 鬼頭 莫宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/26
- メディア: コミック
ザ・ムーン 1972-73 [完全版] 1-2巻 新品セット
- 作者: ジョージ 秋山
- 出版社/メーカー: 復刊ドットコム
- メディア: セット買い
( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!は殴ってはいけないことを教えてくれた児童漫画、小林たつよしの「ドラゴン拳」 [名作紹介]
小林たつよしの「ドラゴン拳」を買い揃えました。
子供の頃にコロコロコミックで読んだ、カンフー漫画。
冒頭のセリフが秀逸。
「君は強くなりたいと思ったことはないか?」
「ブルース・リーやジャッキー・チェンのように、体ひとつで敵を倒したいと思ったことはないか?」
「男ならー、誰でも一度はそう思うはずだ。」
自分が格闘技を習い始めた時も、頭にこのフレーズがよぎった。
作者の小林たつよしはとにかく絵に色気があって上手い。
こないだ「仮面ライダーBLACK」のコミカライズを手がけていたことを知った。ネットで拾った画像から、素晴らしい出来であることがうかがえる。どっかで読めないかなあ。
今回初めて「ドラゴン拳」を通して読んでみたが、後半に行くほど荒唐無稽で大人になってみると読み辛い部分が多い。最後は児童漫画お馴染みの、学校を支配する闇の勢力(騎馬武者の格好をして攻め込んでくる)と戦ったりする展開になる。1〜2巻読めばお腹いっぱいだ。ちなみに子供の頃は1巻しか持っておらず、それを繰り返し読んでいた。
その1巻で一番印象的だった話が、おっぱいの話だったりする。
練習中、ヒロインの胸に当ててしまう主人公。
ヒロインは「敵にも女がいるかもしれないし」と主人公をかばう。
すると物語作りの定石通り、容姿端麗な女の刺客が二人を襲う。
女であることを巧みに武器にする刺客に主人公は一度敗北する。
だが、特訓したことによってリベンジを果たす。
トドメの瞬間、胸に向かって放った拳を寸止めする。
「…だいじな胸だろ?女の子には…。」
うーんカッコいい。
これがキッカケで、この女刺客にも後に惚れられてしまうことになる。
ちなみに女性刺客と戦うために身につけたのが「天女拳」。
酔拳みたいなもので、オカマの動きで相手を挑発。
男同然の怒りの形相を引き出すのが狙いだ。
練習に付き合った酔拳使いの男友達にも惚れられてしまうというのがオチ。
ドラゴン拳 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者: 小林 たつよし
- 出版社/メーカー: 小学館
- メディア: コミック
あの頃みんなディードリットに恋い焦がれた!水野良「ロードス島戦記」 [名作紹介]
ロードス島戦記全7巻を電子化。
一晩でやり遂げました。
活字の本は早いです。
スキャンの際に一番多く起こるエラーである白線の発生が分かりにくいからです。
だから活字の本読みの人ほど、電子化に務めたほうが良いと思うんですけどね。
場所を取らない。これ以上の利便性ある?
さて、「ロードス島戦記」は水野良が書いたライトノベル。
1988ごろに刊行が始まり、多感な学生の間で大ブームになりました。
OVA(オリジナルビデオアニメーション)化された時も周囲で話題沸騰。
VHSテープの貸し借りが過熱しました(学生が気軽に買える値段ではなかった)。
うちなんかは借りたテープを、父親がようやく買ってくれた安物の再生専用ビデオデッキで再生した挙句にテープが絡まり破損。弁償したのは今でもいい思い出になっていません。
OAV版で結城信輝が作画し、声優の冬馬由美が吹き込んだヒロインのディードリットの異常な可愛さは、世の男子学生を狂わせました。OAV第1話で「大きな声を出さないで!」と大きな声をあげて敵に見つかってしまうドジっ子の表情はとてつもなくあざといのですが、その時の感じたままを今の言葉で言い表すなら「萌え〜」ということになるのでしょうか。
当時ディードリットは、春麗(ストリートファイター2)、銀鈴(ジャイアントロボ)と並ぶアニメ界三大ヒロインの一人に一瞬だけなった記憶が俺にはあります。。。
加藤いづみが歌う主題歌、「Adèsso e Fortuna 〜炎と永遠〜」、「風のファンタジア」も良かった。ゲームもパソコン版をちょっと、メガCD版をクリアまでやりました。
OAV版の続刊の速報を必死にむさぼり読んでいた記憶がありますが、爆乳のダークエルフ、ピロテースの登場が予告された時は流石にあざと過ぎると思ったのか、この頃から自分も周囲も熱が冷めていった記憶があります。
OAVはどこまで見たのやら。かなり最初の方で止まってる印象です。U-NEXTでも見れますけど、あまり見る気も起きない。当時はレーザーディスク版を買うのが死ぬほど憧れだったのですが。。。やはり原作小説にアニメでは表現できない何気ない描写が良かったのではないかなあと思います。
原作小説は最終巻だけ約一年半と結構待たされたせいか、そこだけあまりちゃんと読み切った記憶もありません。いい思い出なので、いつか最初から通して読み返したいとは思っているのですが。。。
「ロードス島戦記」原作者の水野良が出てくる漫画があります。
話題作、大月優子の「ど根性ガエルの娘」5巻に登場します。
小説単行本の著者近影の写真は小中の友人Tくんに似てるなあとずっと思っていました。
漫画版はかなりオラオラなホストみたいな印象で全然違う!
まあ写真はそのまま写るとは限らない。
ので、今回画像検索してみたんですが、、、これは幾ら何でも同一人物には見えないという印象を抱きました。。。
一晩でやり遂げました。
活字の本は早いです。
スキャンの際に一番多く起こるエラーである白線の発生が分かりにくいからです。
だから活字の本読みの人ほど、電子化に務めたほうが良いと思うんですけどね。
場所を取らない。これ以上の利便性ある?
さて、「ロードス島戦記」は水野良が書いたライトノベル。
1988ごろに刊行が始まり、多感な学生の間で大ブームになりました。
OVA(オリジナルビデオアニメーション)化された時も周囲で話題沸騰。
VHSテープの貸し借りが過熱しました(学生が気軽に買える値段ではなかった)。
うちなんかは借りたテープを、父親がようやく買ってくれた安物の再生専用ビデオデッキで再生した挙句にテープが絡まり破損。弁償したのは今でもいい思い出になっていません。
OAV版で結城信輝が作画し、声優の冬馬由美が吹き込んだヒロインのディードリットの異常な可愛さは、世の男子学生を狂わせました。OAV第1話で「大きな声を出さないで!」と大きな声をあげて敵に見つかってしまうドジっ子の表情はとてつもなくあざといのですが、その時の感じたままを今の言葉で言い表すなら「萌え〜」ということになるのでしょうか。
当時ディードリットは、春麗(ストリートファイター2)、銀鈴(ジャイアントロボ)と並ぶアニメ界三大ヒロインの一人に一瞬だけなった記憶が俺にはあります。。。
加藤いづみが歌う主題歌、「Adèsso e Fortuna 〜炎と永遠〜」、「風のファンタジア」も良かった。ゲームもパソコン版をちょっと、メガCD版をクリアまでやりました。
OAV版の続刊の速報を必死にむさぼり読んでいた記憶がありますが、爆乳のダークエルフ、ピロテースの登場が予告された時は流石にあざと過ぎると思ったのか、この頃から自分も周囲も熱が冷めていった記憶があります。
OAVはどこまで見たのやら。かなり最初の方で止まってる印象です。U-NEXTでも見れますけど、あまり見る気も起きない。当時はレーザーディスク版を買うのが死ぬほど憧れだったのですが。。。やはり原作小説にアニメでは表現できない何気ない描写が良かったのではないかなあと思います。
原作小説は最終巻だけ約一年半と結構待たされたせいか、そこだけあまりちゃんと読み切った記憶もありません。いい思い出なので、いつか最初から通して読み返したいとは思っているのですが。。。
「ロードス島戦記」原作者の水野良が出てくる漫画があります。
話題作、大月優子の「ど根性ガエルの娘」5巻に登場します。
小説単行本の著者近影の写真は小中の友人Tくんに似てるなあとずっと思っていました。
漫画版はかなりオラオラなホストみたいな印象で全然違う!
まあ写真はそのまま写るとは限らない。
ので、今回画像検索してみたんですが、、、これは幾ら何でも同一人物には見えないという印象を抱きました。。。
【合本版】新装版 ロードス島戦記 全7巻 (角川スニーカー文庫)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: Kindle版
OVA版ロードス島戦記 デジタルリマスターBlu-rayBOX スタンダード エディション
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- メディア: Blu-ray
さくまあきらが編集長。謎の雑誌「マンガハウス」について調べてみた。 [あの人は今]
夏に向けて「あらあの人たくましい」と女の子から賞賛されて人生初彼女をゲットすべく絶賛ダイエット中のアラフォーのオッサンです。
先日、ウォーキングをしてる最中に古本屋を発見。
ブックオフに無双されて古本屋もかなり数を減らしたと思いますが、今でもあるとこにはあるんですな。
かなり小さい店舗で、カウンターでオッサンが居眠りしてましたので、なるほどそんな感じかと思いましたが、よくみると奥にさらに二人も人がいて驚きました。そんな人件費払えるほど儲かってるのかと。ネットオークションとかで稼いでるのかな。
その店でアニメックを発見。
1978年から1987年に発行されていたアニメ雑誌です。
「ガンダムを創った男たち。」にも登場します。
その古雑誌に付けられた値札はなんと100円!
興味は特にないんですけど、Zガンダムを読者コーナーでケチョンケチョンに貶しまくっている評を10数年前に偶然読んだことがあって、それがすごい印象に残っていて、いつか手に入れてブログで紹介したいと常々思っていたのでラッキーと思い、その辺の年代を数冊買って帰りました。
Zはさておき、一冊電子化したので改めてどんな雑誌なのかチェックしていると、変な広告を発見。「新人まんが家発掘誌マンガハウス」
聞いたことのない雑誌だ。
「3巻4巻連続増刷!!だから5巻は値下げ断行500円!!」というコピーがちょっと胡散臭い。
さくまあきらの名前があるので気になって調べてみた。
さくまあきらといえば、桃太郎電鉄やジャンプ放送局で有名なライターだ。ウィキによると、堀井雄二とともに立ち上げた花伝社という会社で発行していた新人漫画家発掘をコンセプトにした漫画雑誌だったんだそうだ。
出版コードが取れなかったため、通販と数十件の本屋に直接卸して販売しており、創刊時から売れ行き不振で2年全7号で休刊になったという(ウィキ)。出身作家で俺の知っているのは小野敏洋、新井理恵、こいでたくぐらい。ちなみに今回引用した広告に大きくカットが掲載されている作家は、プロにはならず中学の美術教師になったらしい。ウィキにさくまと作家陣の人間関係のドロドロが色々書かれている。金がないとそうなっちゃうやね。
さらにウィキによると、さくま氏は十数年後に同様のコンセプトで「チョコバナナ」という雑誌を自費出版したらしい。それでもやはり2年しか保たなかったとか。しかしこっちのウィキはやたら長い。安田朗がファンだったりBENGUSが投稿者だったりカプコンに影響を与えてるのだろうか。ドリームキャストの時代だが、全然知らなかったなあ。
先日、ウォーキングをしてる最中に古本屋を発見。
ブックオフに無双されて古本屋もかなり数を減らしたと思いますが、今でもあるとこにはあるんですな。
かなり小さい店舗で、カウンターでオッサンが居眠りしてましたので、なるほどそんな感じかと思いましたが、よくみると奥にさらに二人も人がいて驚きました。そんな人件費払えるほど儲かってるのかと。ネットオークションとかで稼いでるのかな。
その店でアニメックを発見。
1978年から1987年に発行されていたアニメ雑誌です。
「ガンダムを創った男たち。」にも登場します。
その古雑誌に付けられた値札はなんと100円!
興味は特にないんですけど、Zガンダムを読者コーナーでケチョンケチョンに貶しまくっている評を10数年前に偶然読んだことがあって、それがすごい印象に残っていて、いつか手に入れてブログで紹介したいと常々思っていたのでラッキーと思い、その辺の年代を数冊買って帰りました。
Zはさておき、一冊電子化したので改めてどんな雑誌なのかチェックしていると、変な広告を発見。「新人まんが家発掘誌マンガハウス」
聞いたことのない雑誌だ。
「3巻4巻連続増刷!!だから5巻は値下げ断行500円!!」というコピーがちょっと胡散臭い。
さくまあきらの名前があるので気になって調べてみた。
さくまあきらといえば、桃太郎電鉄やジャンプ放送局で有名なライターだ。ウィキによると、堀井雄二とともに立ち上げた花伝社という会社で発行していた新人漫画家発掘をコンセプトにした漫画雑誌だったんだそうだ。
出版コードが取れなかったため、通販と数十件の本屋に直接卸して販売しており、創刊時から売れ行き不振で2年全7号で休刊になったという(ウィキ)。出身作家で俺の知っているのは小野敏洋、新井理恵、こいでたくぐらい。ちなみに今回引用した広告に大きくカットが掲載されている作家は、プロにはならず中学の美術教師になったらしい。ウィキにさくまと作家陣の人間関係のドロドロが色々書かれている。金がないとそうなっちゃうやね。
さらにウィキによると、さくま氏は十数年後に同様のコンセプトで「チョコバナナ」という雑誌を自費出版したらしい。それでもやはり2年しか保たなかったとか。しかしこっちのウィキはやたら長い。安田朗がファンだったりBENGUSが投稿者だったりカプコンに影響を与えてるのだろうか。ドリームキャストの時代だが、全然知らなかったなあ。
Animec (アニメック) 昭和56年 Vol.15 機動戦士ガンダム映画化決定!! 日本特撮映画史:怪傑ライオン丸・後編 長浜忠夫-その死を悼んで
- 作者:
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 1981
- メディア: 雑誌
ゆたぽんが生まれる3年前に無くなった大検について描いた四半世紀前の漫画、星里もちる「りびんぐゲーム」 [時事ネタ]
不登校で話題になっているゆたぽんという10歳のYouTuber。
山田玲司が絶賛しそうな案件だなあと思って騒ぎを見ていました。
炎上した動画そのものはちゃんと見ていませんが、茂木健一郎と対談してるとこは見ました。可愛らしい元気な男の子じゃないかとは思いましたけど、騒動自体はもちろん否定的に見ています。
彼を本気で煽りに行っている大人が、「幼稚園卒」というフレーズで嘲笑しているのはさすが人間のクズたちなだけあって良いフレーズを思いつくもんだなと思いました。学歴は否定するけども、幼稚園卒と呼ばれるのは本人も大層嫌そうというこの矛盾。10歳なのに。
で、ゆたぽんの反論として、小中は通わなくても卒業できるんだそう。ほんとか?まあでも実質幼稚園卒なのは動かない事実。黙っていれば誰も気づかないだろうけど、こう公言してしまってはね。
後、大検も取れるという反論に、「今は大検は廃止されている」との声。調べてみると、もう13年も前に廃止されている制度なんだそうです。ゆたぽんが生まれた時にはすでに廃止されて3年も経っていて、今は高卒認定試験というそうです。
大検が印象的な漫画といえば、星里もちるの「りびんぐゲーム」。
広めの部屋に引っ越して快適な生活を送っていた独身男の部屋に、突如会社が引っ越してきて、おまけに中卒の美少女ヒロインと同居することになってドギマギするコメディタッチの住居漫画。ビッグコミックスピリッツに1990年から1993年まで連載された(wiki)。
物語は、主人公が同居するハメになった会社が倒産するところから大きく動き出す。
主人公は建築デザイナーを志し、中卒のヒロインは18歳になって大検を受けることを考え出す。
ところが大検を受けるための予備校の授業料50万円は二人にとっては大金。主人公は建築デザイナーの夢を諦め、授業料を捻出するために知人の会社に就職するか葛藤する。
説明会で50万円の話を初めて聞いてショックを受け、呆然としているヒロインに声をかけ相談にのってくれる予備校の先生の話がいいんだこれが。
詳しくは読んでもらうとして、勘当同然の両親に頭を下げてでも入校するべしという勢いが印象的。
学費出してくれた親に感謝。
あまり勉強する気なくて申し訳ない。
山田玲司が絶賛しそうな案件だなあと思って騒ぎを見ていました。
炎上した動画そのものはちゃんと見ていませんが、茂木健一郎と対談してるとこは見ました。可愛らしい元気な男の子じゃないかとは思いましたけど、騒動自体はもちろん否定的に見ています。
彼を本気で煽りに行っている大人が、「幼稚園卒」というフレーズで嘲笑しているのはさすが人間のクズたちなだけあって良いフレーズを思いつくもんだなと思いました。学歴は否定するけども、幼稚園卒と呼ばれるのは本人も大層嫌そうというこの矛盾。10歳なのに。
で、ゆたぽんの反論として、小中は通わなくても卒業できるんだそう。ほんとか?まあでも実質幼稚園卒なのは動かない事実。黙っていれば誰も気づかないだろうけど、こう公言してしまってはね。
後、大検も取れるという反論に、「今は大検は廃止されている」との声。調べてみると、もう13年も前に廃止されている制度なんだそうです。ゆたぽんが生まれた時にはすでに廃止されて3年も経っていて、今は高卒認定試験というそうです。
大検が印象的な漫画といえば、星里もちるの「りびんぐゲーム」。
広めの部屋に引っ越して快適な生活を送っていた独身男の部屋に、突如会社が引っ越してきて、おまけに中卒の美少女ヒロインと同居することになってドギマギするコメディタッチの住居漫画。ビッグコミックスピリッツに1990年から1993年まで連載された(wiki)。
物語は、主人公が同居するハメになった会社が倒産するところから大きく動き出す。
主人公は建築デザイナーを志し、中卒のヒロインは18歳になって大検を受けることを考え出す。
ところが大検を受けるための予備校の授業料50万円は二人にとっては大金。主人公は建築デザイナーの夢を諦め、授業料を捻出するために知人の会社に就職するか葛藤する。
説明会で50万円の話を初めて聞いてショックを受け、呆然としているヒロインに声をかけ相談にのってくれる予備校の先生の話がいいんだこれが。
詳しくは読んでもらうとして、勘当同然の両親に頭を下げてでも入校するべしという勢いが印象的。
学費出してくれた親に感謝。
あまり勉強する気なくて申し訳ない。